inara1(2018/06/10 Sun 03:22) [ 編集 ] [ 返信 ]
温度によってファンの回転数を変える回路を添付します。上のライトスイッチ回路の24Vと5Vを使うので、1つの回路にまとめました。
温度センサは、℃単位の温度と出力電圧が比例しているLM35を使っています。LM35の出力電圧がある値を超えると、温度差に比例してファンにかかる電圧が大きくなります。ファン電圧は以下の式で表わされます。
ファン電圧[V] = 2.5 + (R1/R2)*(センサ温度[℃]−動作開始温度[℃])/100
動作開始温度を30℃に設定した場合のファン電圧は以下のようになります。
30℃ → 2.5V(停止)
40℃ → 7.2V
50℃ → 11.9V
60℃ → 16.6V
70℃ → 21.3V
MMF-06G24ESという型番のファンは、5V以上かけないと回り始めないので、動作開始温度+5℃くらいになると回り始めます。LM317の最大出力電圧は、電源電圧(24V)-1.5Vくらいなので、ファン電圧の最大値は22.5V程度になります。
R1/R2を変えると、温度増加に対するファン電圧の増加率を変えられます。
動作モニタ用LEDはファン電圧が大きいほど明るくなりますが、ファン電圧の最低値は2.5Vなので、ファンが止まっていても、高輝度LEDだと弱く点灯します。
LM35DZ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00116/
LM358 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02324/
LM317 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09713/
MMF-06G24ES http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10435/