inara1(2018/07/17 Tue 12:27) [ 編集 ] [ 返信 ]
デカップリングコンデンサの効果を示す写真です。オペアンプの負電源ライン(AV−)のノイズと、ADCINの波形とモニタ波形が同期しているので、電源のノイズがリンギングの原因となっていることが分かります。電源ラインのデカップリングコンデンサを入れると電源ノイズは小さくなり、表示波形のリンギングも小さくなっています。
このキットは多層基板を使っているので、電源ラインの配線がどのようになっているのか外から見えません。このノイズは三端子レギュレータ(79L05)の入力(V−)には出ていなくて、79L05の出力(AV−)の出力にだけ現われます。79L05の入力には100μFがついていますが、出力には0.1μFしか付いていません。
波形の立ち上がりと立下りに現われるピークはマイコン側が原因と思われますが、マイコンのアナログ電源にデカップリングコンデンサを入れると改善されるかのしれません。