chy_farm(2018/07/27 Fri 09:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
Deree社製の「LRCメーター DE-5000」を購入してみました。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06264/
海外ではフルセットで売られている様子;
https://www.youtube.com/watch?v=ji-UT7HJm0Q
周波数は1kHz,10k、100k、100,120、の手動切り替え。
並列回路を計測したいときに並列モード(略号:Lp)にしてから計測するのに、DE-5000の方で時々自動的に直列モード(略号:Ls)に切り替えてしまいます。いつもではないのですが用心してみていないと、アレっと思う値が出ています。
PCモードがあって、
「LCRメーターDE−5000用のPCインタフェースモジュール」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06326/
を使用すると、赤外線で計測データをパソコンへ送ることが出来る仕様になっています。
ソフトをダウンロードしてみたら、経時変化が記録できる様子。せっかくこういうサイト
「DIY Communication kit for LCR meter DE-5000」;
https://www.youtube.com/watch?v=0tOvNqYPlwY&t=68s
や、こういうサイトが。
http://kyouminotepad.web.fc2.com/newpage32/newpage32.html
があったので、試しに作ってみました
回路は簡単です。
http://kyouminotepad.web.fc2.com/newpage32/DE-50002.jpg
フォトトランジスタは手元にあった SHARP PT493F、
RS232Cの9ピンコネクターは秋月のキット「Dサブコネクタ 9P・メス(半田付けタイプ)」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00030/
です。
ソフトはDeree社のサイトではないところ(IET Labs inc.)からアップされている様子、、、
http://www.ietlabs.com/Drivers/DE_5000.zip
ところがPCボタンを押してもパソコンで信号を認識しません。
Recordingボタンを押すと「No Device Detected」になってしまいます。
9ピンコネクタの5番(Ground)、2番(Input)は間違いないし、
試しにこのピンにオシロを接続して、本体に取り付けてPCボタンを押すと、9Vの電圧で繰り返しの信号が出ているのがわかります。
パソコンはWindows-7で、ディバイスマネージャーからcomポート(ソフトはAutoScan、もしくは手動選択でCom-7またはCom-8を選択)を確認しても正常です。
なにかアドバイスをいただければありがたいです。
chy_farm(2018/07/27 Fri 09:11) [ 編集 ] [ 返信 ]
RS232C<=>USB変換コネクタは秋月の「USB−シリアル変換ケーブル スケルトン」を使用しています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00720/
chy_farm(2018/07/27 Fri 09:23) [ 編集 ] [ 返信 ]
海外のオタクサイトを見ると興味を持っている連中がいる様子。
「DIY Audio, projects by fanatics, for fanatics」
http://www.diyaudio.com/forums/equipment-and-tools/259415-der-ee-de-5000-true-lcr-100khz.html
タイトルからはそれてますが、各自こっちから個人輸入で入手しようと試みた経験がアップされてます。
でもPCソフトの利用や、Interfaceについては詳しいところまで実験しないまま、2015年秋に途絶えてしまってます。
inara1(2018/07/27 Fri 11:01) [ 編集 ] [ 返信 ]
DE-5000は持っていますが、裏にそういう仕掛けがあったのですか。スポンジを外すと赤外LEDがありました。
chy_farm(2018/07/27 Fri 11:38) [ 編集 ] [ 返信 ]
そうなんですよー。
inara1さんはACアダプターも購入されたのですね。PCインターフェース使用に最適ですね。
chy_farm(2018/07/27 Fri 11:47) [ 編集 ] [ 返信 ]
こんな具合です。
chy_farm(2018/07/27 Fri 11:51) [ 編集 ] [ 返信 ]
ソフトを起動してUSBを接続するとこうなります。
この画像では手動でcom8を選択しています。
chy_farm(2018/07/27 Fri 15:56) [ 編集 ] [ 返信 ]
DE5000から出てくる赤外線信号をフォトトランジスタで変換した信号をオシロで確認したらノコギリ波で、信号になっていません。
もしかしてこれはフォトトランジスタの動作が遅いため?
chy_farm(2018/07/27 Fri 16:31) [ 編集 ] [ 返信 ]
> DE5000から出てくる赤外線信号をフォトトランジスタで変換した信号をオシロで確認したらノコギリ波で、信号になっていません。
>
> もしかしてこれはフォトトランジスタの動作が遅いため?
。。。
と思いきや、立ち上がり時間は5usくらいですね。
chy_farm(2018/07/27 Fri 17:02) [ 編集 ] [ 返信 ]
テレビのリモコンから信号を受けて試したら上の画像、
DE5000のをもっと細かく見たら下の画像でした。
9Vに比べて信号のH-Lが小さいですね。
こういうときはどういう増幅を掛けたら良いのですか?
chy_farm(2018/07/27 Fri 17:32) [ 編集 ] [ 返信 ]
たぶん、感度が低いのが原因だろうと考えるようになりました。
だから、フォトダイオードに換えて、MOSFETで増幅すれば良いのかな。。。と推察してます。
同梱でこれ
「Si PINフォトダイオード 960nm S2506−02」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04913/
を買っておいたので、これでいけそうなら交換します。
どうでしょうか?
inara1(2018/07/28 Sat 14:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
RT493は感度でなく、応答速度が遅いためだと思います。
S2560-02は手元にないですが、似た特性のフォトダイオードのS6675-01
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06183/
があるので実験してみたところ、ちゃんとした波形が得られました。S2560-02も同じような特性なので大丈夫だと思います。
光電流を検出する抵抗(22kΩ)は実験的に決めたものですが、この抵抗値が大きいほど応答が悪くなります。抵抗値が小さいと、出力波形の最大値が9Vより下がってしまうので、最大値がちょうど9Vくらいになるような抵抗値としてください。
chy_farm(2018/07/28 Sat 14:37) [ 編集 ] [ 返信 ]
「Si PINフォトダイオード 960nm S2506−02」とオペアンプLT1112で増幅することにしました。
1ピン−2ピン間の帰還抵抗2k、2ピン−3ピン間無し、電源5Vで、テレビの信号だとPeakまで4Vになってはっきり山谷が出るのに、こっちはPeakまで2Vで、これくらいです。
まだソフトの方で認識してくれません。
もう少しPeak値が高くないと認識しないのかも、、、
トランジスタで上げてみようと思います。
chy_farm(2018/07/28 Sat 14:39) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん
ほとんど同時でしたね、
アドバイスありが頭語ございます。
もう一回チャレンジしてみます。
inara1(2018/07/28 Sat 14:46) [ 編集 ] [ 返信 ]
波形を見ると応答が悪そうですが、フォトダイオードの極性が逆ではないですか。フォトダイオードにバイアスをかけて動作させるときは、カソードに+電圧をかけます(上の回路図でもそうなっています)。
chy_farm(2018/07/28 Sat 16:41) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 波形を見ると応答が悪そうですが、フォトダイオードの極性が逆ではないですか。フォトダイオードにバイアスをかけて動作させるときは、カソードに+電圧をかけます(上の回路図でもそうなっています)。
inara1さん、
逆でした。
直して抵抗値を上げたらinara1さんのオシログラムと同じになりました。
お蔭様です。
ところがソフトの方で読み込みが出来ないです。
inara1さんは出来ましたか?
はじめにわたくしが引用したサイトで9Vを電源にしていましたから、そのままつかっていましたが、振り返って考えると、製品ではたぶんUSBから電源を取るようになっていると思うので、そうすると電源は5Vで良いのではないかと考えるのですが、どうでしょうか?
chy_farm(2018/07/28 Sat 22:03) [ 編集 ] [ 返信 ]
波形はきれいに取れています。
inara1(2018/07/29 Sun 08:51) [ 編集 ] [ 返信 ]
そのUSBシリアル変換はWindows7以下でないと動作しないのではないでしょうか。http://akizukidenshi.com/catalog/faq/goodsfaq.aspx?goods=M-00720
こちらのPCはWindows10です。
chy_farm(2018/07/29 Sun 10:40) [ 編集 ] [ 返信 ]
> そのUSBシリアル変換はWindows7以下でないと動作しないのではないでしょうか。http://akizukidenshi.com/catalog/faq/goodsfaq.aspx?goods=M-00720
> こちらのPCはWindows10です。
inara1さん、おはようございます。
ありがとうございます。いろいろなドライバーが出てましたから端から試してみましたがどれもダメでした。
そういうことだったんですね。
仕方ないからUSB-UART converterというものを買って再チャレンジしてみます。
chy_farm(2018/07/29 Sun 10:56) [ 編集 ] [ 返信 ]
超小型USBシリアル変換モジュール
http://akizukidenshi.com/download/ds/akizuki/AE-FT234X_B5_DS_20150608.pdf
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08461
これなんかよさそうです。
chy_farm(2018/07/29 Sun 11:50) [ 編集 ] [ 返信 ]
そういえばこのUSB-Serial変換器を使う秋月のPIC-Programmer
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-02018
はWindows7で使えませんでした。
それでいつもXPで書き込みしてました。うっかり忘れていました。
思い出したので、XPなら認識するハズ、と試みましたがやっぱりダメでした。
chy_farm(2018/07/30 Mon 08:28) [ 編集 ] [ 返信 ]
秋月のPICプログラマにはこのセットが必要です。
「AKI−PICプログラマー用電源・USB・シリアル変換(グレー色)・ケーブルセット」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-03237/
このセットの中の「RS232Cケーブル(Dサブ9Pオス)」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00004/
をWindows:XPのRS232Cコネクタへ接続すると、ディバイスマネージャーに「COM1」と表示されます。
次にPICプログラマをUSBシリアル変換ケーブルを使用しないで、この「RS232Cケーブル(Dサブ9Pオス)」に接続すると、PC側で正しく認識されています。
ところが、この「RS232Cケーブル(Dサブ9Pオス)」の5pin、2pinに対してDE5000からの信号を
5pin <ーGND
2pin <ー 通信信号(+)
と入力してもPC側のDE5000用モニターソフト上でまったく認識されません。
RS232Cケーブルがクロスになっているかな、と
通信信号(+) ー> 3pin
でも試しましたがダメでした。
chy_farm(2018/07/31 Tue 20:50) [ 編集 ] [ 返信 ]
DE5000とは別件ですが、少し高級品のLRCメーターについて知りたいことがあります。ご存知でしたら教えてくださいませ。
一つの試験管の中の試料を同時に測定して、ほとんど同じ時間の並列インダクタンスと、並列キャパシタンスを求めたいのですが、そういう測定は普通可能でしょうか?
inara1(2018/08/01 Wed 04:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
時間はないけど資金があるのなら、ハートレー発振器のスレッドで紹介したインピーダンスアナライザ
http://catalog.orixrentec.jp/pdf/80099200.pdf?k=8cb6bcd13924c70c58f7132a11f7f39a176d3980
がいいと思います。測定原理は前に書いた通りの簡単なものですが、データ収集やカーブフィッティングまで自作でやろうとすると手間がかかります。
インピーダンスアナライザの原理は簡単ですが、市販品は精度良く測定するために、複雑な構成になっています。例えば、試料に悪影響を与えないために、試料に印加する正弦波の振幅は10mVppくらいと小さくしているので、測定される電流がかなり微弱になります。そのため測定回路は徹底的に低ノイズ化されていますし、外来ノイズの影響を抑えるためにロックインアンプが使われています。自作だとそこまでできないと思います。
上のインピーダンスアナライザは、リチウムイオン電池の評価に使っていましたが、応答の遅いイオン電導に関係する特性なので、測定周波数の下限を1mHzと非常に低くする必要があります。そのため測定時間が10時間以上になります。
chy_farm(2018/08/02 Thu 21:19) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
> 上のインピーダンスアナライザは、リチウムイオン電池の評価に使っていましたが、応答の遅いイオン電導に関係する特性なので、測定周波数の下限を1mHzと非常に低くする必要があります。そのため測定時間が10時間以上になります。
産業技術研究所で測定してもらったとき、同様の機種を使ってくれました。低周波を使わないと測定できないから時間がかかりますよ、といわれ実際1試料あたり5分以上かかっていました。ずいぶん時間がかかるなぁ、と思っていましたがもっともっと長くかかる測定があるんですね。
あの機種は個人では買えません。しかたないから、学会に出す精密な測定のときはあっちでやってもらいます。
inara1(2018/08/06 Mon 01:18) [ 編集 ] [ 返信 ]
DE-5000の測定データ読み出しの件ですが、使っていなかったWindows XPのPCにUSB-シリアル変換アダプタをつないで、 ターミナルエミュレータ(Tera Term)を使って読み出すことはできました。Tera Termを起動した状態でUSB-シリアル変換アダプタをつなぐと、測定データに対応する文字列(2進表記のデータが文字に変換されている)が0.5秒おきに表示されます。
フォトダイオード周辺回路を変更しています。前の回路
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4184.jpg
では22kΩの両端から信号を取り出していましたが、この方式だと、USBシリアル変換アダプタを接続したときに信号が非常に小さくなってしまうことが分かったため、添付図のように変更しました。1kΩの抵抗はあってもなくても信号は変わりませんが、保護抵抗として入れてあります。
専用ソフトでは試してませんが(脆弱なXPマシンをインターネットに接続したくない)、Tera Termでは読めているので大丈夫ではないでしょうか。
USB-シリアル変換アダプタはこれ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00720/
です。シリアルポートの設定はマニュアル通りにしています。
chy_farm(2018/08/06 Mon 08:50) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おはようございます。
ありがとうございます。
さっそくTeraTernのサイトを訪問したら、旧バージョンから最新版まで有るようです。inara1さんはXP用にどのバージョンをお使いですか?
今日はこれから勤務なので帰ったらチャレンジしてみたいです。
リンクでご案内戴いた変換コネクターは私のと同じなので、出来るとうれしいです。
inara1(2018/08/06 Mon 09:21) [ 編集 ] [ 返信 ]
TeraTernはVersion 4.74(SVN# 4957)です。基本的な機能しか使っていないので古いバージョンでもいいのではないでしょうか。
RS232Cの本来の信号レベルはLが-3V以下、Hが3V以上のようですが、0V〜2Vの信号でも読めるようです。
Tera Termは、2年前に音声合成ICにデータを送るときに使ったときのままです。
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=thread&id=2266&page=12
chy_farm(2018/08/07 Tue 12:08) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
やっぱり上手く信号になりません(添付図下段)。
上段ではうまく信号になっているのに、PCで認識されません。
chy_farm(2018/08/07 Tue 12:10) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 上段(一つ前の画像)ではうまく信号になっているのに、PCで認識されません。
com4に認識されていますが、上段の信号がどちらも認識されていません。
inara1(2018/08/07 Tue 15:34) [ 編集 ] [ 返信 ]
この波形
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4201.jpg
は、上段も下段も、USB-シリアル変換アダプタを接続した状態ではないと思います。
ここ
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4198.jpg
の波形は、USB-シリアル変換アダプタを接続した状態のものです。
chy_farm(2018/08/07 Tue 19:02) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おせわになります。
では、接続した状態で再度チェックしてみます。
ありがとうございます。
chy_farm(2018/08/07 Tue 23:34) [ 編集 ] [ 返信 ]
接続状態でオシロチェックしたら、やっぱりinara1さんが後から教えてくれた回路で信号が取れました。
でも1V以下と相当低いので、裏カバーを外して本体の発光部を少し回転させて引き上げ、センサーにより近くなるようにしました。
それでもわずかしか改善しないので、裏カバーに接着してある透明カパーを外しました。
それでやっと1.1V〜1.2Vの信号電圧です。
試しにこの部分の供給電圧を下げていったら、1.2V以下でようやく信号電圧がそれ以下に下がります。
ということは9Vなんかぜんぜん役に立ってない、ということです。
信号の電圧を引き上げるにはどうしたら良いでしょうか?
inara1(2018/08/08 Wed 09:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
信号レベルを大きくする回路を添付します。
Tera Termを起動する前にUSB-シリアルアダプタを接続して、DE-5000のPCボタンを押して、信号が出ている状態でTera Termを起動してください。この手順にしないと受信できないかもしれません。
Tera Termを起動したとき、最初に添付図のようなウィンドウ(新規接続)が出ると思いますが、ここで「シリアルポート」と「COM番号」を選択していますか?
chy_farm(2018/08/08 Wed 09:37) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おはようございます。
回路、ありがとうございます。
このサイトの26ページ
https://www.hamamatsu.com/resources/pdf/ssd/02_handbook.pdf
をみてオペアンプでチャレンジしてましたが、出来ませんでした。
> Tera Termを起動したとき、最初に添付図のようなウィンドウ(新規接続)が出ると思いますが、ここで「シリアルポート」と「COM番号」を選択していますか?
↑これはうっかりしていました。
さっそく両方試して見ます。
ありがとうございます。
chy_farm(2018/08/08 Wed 10:52) [ 編集 ] [ 返信 ]
上手くいきました。
認識してくれます。
chy_farm(2018/08/08 Wed 10:58) [ 編集 ] [ 返信 ]
モニタービューです。
1秒に2回測定してくれるので、統計用には便利です。
ありがとうございました。感謝感謝です。
inara1(2018/08/08 Wed 14:00) [ 編集 ] [ 返信 ]
読めるようになりましたか。
秋月の専用アダプタ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06326/
を使えば苦労しなかったのかもしれませんが、アダプタは4000円もするのですか。
DE-5000には送信用LEDしかついていない(データの送信しかできない)ので、今回のと同じ機能(読み出しのみ)だと思いますが、USBシリアル変換アダプタは1000円くらいだから、4000円とはボッタクリですね。
chy_farm(2018/08/08 Wed 15:03) [ 編集 ] [ 返信 ]
おかげさまでした。ありがとうございました。
はじめは4000円で買おうかと思ったりしていました。
前回のフォトトランジスタのスイッチのときにinara1さんからフォトダイオードの使用法もご案内いただいていたので、お勉強になるし、チャレンジしてみようと思い直しました。
フォトダイオードの陰極にプラス電源を印加して、光が当たると整流ダイオードのようになるとは知らなかったので、実験しながら学べました。
この性質を利用してPNPで増幅したのですね。
わたくしがはじめに試したMOSFetは動作が遅かったのかもしれませんが、速い動作のものならMOSでもこれの増幅に使えるのですか?
実験してみたいです。
inara1(2018/08/08 Wed 17:12) [ 編集 ] [ 返信 ]
フォトダイオードの陰極にプラス電源を印加すると、ダイオードに逆バイアスをかける(空乏層容量が減る)ことになるいので、応答速度が改善されます。フォトダイオードのデータシート
http://akizukidenshi.com/download/ds/hamamatsu/S2506-S6775.pdf
の1ページ目に遮断周波数が出ていますが、この脚注1,2に書かれたVRというのは逆バイアス電圧のことです。逆バイアスをかけないとこのような高速応答になりません。
>はじめに試したMOSFetは動作が遅かった
今回使った2SA1015でも10kΩを入れないと遅くなります。MOS-FETでも、ゲートにたまった電荷を速く放電させる工夫をしないと遅くなります。
MOS-FETはどういう型番のものでしょうか。
chy_farm(2018/08/08 Wed 20:45) [ 編集 ] [ 返信 ]
そういう仕組みだったのですか。ありがとうございます。
> >はじめに試したMOSFetは動作が遅かった
> 今回使った2SA1015でも10kΩを入れないと遅くなります。MOS-FETでも、ゲートにたまった電荷を速く放電させる工夫をしないと遅くなります。
ゲートにかかった電荷を放電させる、というところはCDI(Capacitor Discharged Ignition)方式のイグニッションに似てますね。
> MOS-FETはどういう型番のものでしょうか。
「2SK4017」でした。スイッチに使用するつもりで買っておいたものです。
Ontimeとかがデータシートに表示されていません。
chy_farm(2018/08/09 Thu 08:11) [ 編集 ] [ 返信 ]
ゲートにかかった電荷を放電させる、という仕組みを使わないと速い応答が実現できないのなら、やっぱりPNPでないと出来ないことになりますね。
MOS-FETの中にもPNPのように働く種類があるのですか?ゲートの電荷が下がったときにONするような。。。
chy_farm(2018/08/27 Mon 15:26) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、こんにちは。お世話になります。
これは上に投稿したモニター画像です。
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4209.jpg
この機種DE-5000で、固定周波数f(n)で求めたインダクタンス(L)から計算で誘導リアクタンスX(L) を求めるには、
X(L) = ω・ L
として、ω=2・π・f(n)
で求めるので良いですか?
容量リアクタンスX(L) を求めるには
X(C) = 1 / ω・ C(n)
で良いですか?
追伸:
Cole-Cole Plotで測定するような複雑な並列回路はだめなんですよね、
前回に示して戴いた単純なもの
http://mpga.jp/akizuki-fan/data/img/4152.jpg
が限度なんですよね。
inara1(2018/08/29 Wed 06:11) [ 編集 ] [ 返信 ]
DE-5000でキャパシタを測定して出てくるパラメータの意味は添付図のようになっています。Z Valueは1/(ω*C)です。Dは誘電損失で、それが0に近いほど良いキャパシタです。
DE-5000は固定周波数で測定しているのでな、その結果から、複雑な等価回路は出せません。被測定物に印加する正弦波の振幅と、被測定物を流れる電流の振幅と位相の周波数依存を測定すれば、複雑な等価回路も導出できます(測定で得られたCole-Cole Plotと、等価回路のCole-Cole Plotが一致するように、等価回路のパラメータを最小2乗フィッティングする)。
市販のコンデンサの等価回路はここ
https://www.tdk.co.jp/techmag/electronics_primer/vol3.htm
のように、LCR直列回路になっています。
chy_farm(2018/08/29 Wed 14:04) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、こんにちは。お世話になります。
おかげでまた少しわかりました。
PCソフトの表示ではZ_valueが出てますけど、本体だけだと表示が出ませんね。
>測定で得られたCole-Cole Plotと、等価回路のCole-Cole Plotが一致するように、等価回路のパラメータを最小2乗フィッティングする
調べたら、円の方程式
(x-a)^2+(y-b)^2=r^2
を使って、
x^2 + y^2 - 2xa - 2yb + a^2 + b^2 = r^2
と展開してから、
x^2 + y^2 = Y,
2x = X1,
2y = Y1,
と変換して、さらに
r^2 - a^2 - b^2 = C,
と変換すれば、全体が
Y = C + aX1 +bY1
と線形として表示できるから、最小二乗法で統計処理ができる、
という文献を読んでます。
すると例えば統計ソフト「R」とかを使うなら、
スイープ機能付きで計測して得られた値、x、y、がわかっているから、
これらと、それから Yを求めて、
それをCSVファイルに収納しておいて、
一旦呼び出してから、
それから最小二乗法の関数「lm()」の()内に
lm(Y 〜 2x + 2y、data= ****)
とすれば良いですか?
(自動スイープ機能のある機種があってのことですけど、、、)
chy_farm(2018/09/02 Sun 08:52) [ 編集 ] [ 返信 ]
どうも8/29に私からお伺いした質問内容だと、inara1さんが教えてくれたのと違いますね。
>測定で得られたCole-Cole Plotと、等価回路のCole-Cole Plotが一致するように、等価回路のパラメータを最小2乗フィッティングする
そうやって等価回路の各パラメータを類推して求める、という方法ですね。
これに対して、私の質問内容だと、
「測定値を最小二乗法で回帰線を求める」
ということになるんじゃないか、と気づきました。
だから後者のほうは言い換えれば、測定値からアーチファクトを取り去る、というフィルタリングになるんだろう、と考えました。