chy_farm(2018/11/11 Sun 22:33) [ 編集 ] [ 返信 ]
PICとArduinoでLCDを使おうとしています。
PICの16F(L)1519のSupply Voltageは1.8V〜3.6Vなので、5Vを使うLCDのために昇圧ユニットを使おうと考えています。
手元にあったLT1054を使って昇圧ユニットを作るのに、マニュアルにある添付の回路図を試作したいのですが、何か大事なポイントなどあればご教示お願します。
chy_farm(2018/11/12 Mon 00:10) [ 編集 ] [ 返信 ]
図の右上にLTC1044というコンバータがあります。
これはLT1054で置き換えても良いですか?
chy_farm(2018/11/12 Mon 13:14) [ 編集 ] [ 返信 ]
ネットで検索してみたら互換できそうなので、試してみました。
はじめのサンプル回路は狭いブレッドボードでは複雑過ぎて配線できたのかが不安です。結局さっぱり電圧が出て来ませんでした。
取説のPositive Doublerで試したらうまくいきました。
入力電圧3.1Vで5.0V出てくれました。
でも、取説によれば
Vout: 50mA
になっています。
これでLCDが表示するのか確認してみます。
chy_farm(2018/11/12 Mon 14:01) [ 編集 ] [ 返信 ]
取説のVout値によれば、
Vout = 2Vin - (VL + 2Vdiode)
になっています。ということは、
5.06V = 6.20V - (VL + 2Vdiode)
です。このときのLED1ケの消費電流が 0.5mA でしたから、取説の「Voltage Loss」グラフから読むと最低値の0.4Vです。そこで
2Vdiode = 1.14V - 0.4V = 0.74V
1Vdiode = 0.37V
大体この程度の値でしょうか。
chy_farm(2018/11/12 Mon 14:50) [ 編集 ] [ 返信 ]
LCDは、「SC2004C」で4行20列の文字配列です。
電流値は最大で6mAでした。
これならOKですね。
inara1(2018/11/13 Tue 12:11) [ 編集 ] [ 返信 ]
LT1054とLTC1144は良く使います。片電源(0 +V)から両電源(−V 0 +V)を作るときに使います。
LT1054とLTC1144の違いは以下の通りです。
電源電圧範囲 3.5V〜15V(LT1054)、2V〜18V(LTC1144)
出力抵抗(typ)10Ω(LT1054)、56Ω(LTC1144)
LT1054は出力抵抗が小さいのでLT1144より出力電流を多くしても電圧降下は小さいですが、最低動作電圧は3.5Vと高くなっています。
その応用回路の動作を回路シミュレータ(LTspice)で見てみました。回路図に以下の間違いがありました。
・LT1054の8pinの配線のドットが抜けている
・1個のダイオードの極性が逆
この回路で動作したのでしょうか。
間違いを修正してシミュレーションしたところ、電源電圧が3.3Vでは動作しませんでした(3.5V以上では動作)。データシートに書かれた最低動作電圧は3.5Vなのでおかしな結果ではありません。その回路の入力電圧をギリギリの3.5Vとするのはあまりお勧めできません。
また、入力電圧が3.5Vのときの出力電圧は4.3Vくらいで5Vになっていません。この回路は負電圧側(out-)は安定化されていますが、正電圧側(out+)は入力電圧がそのまま来ているだけなので、入力電圧が変化すると出力電圧も変化します。
入力電圧が変動しても出力電圧を一定(5V)に保持したいのなら、これ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-03451/
をお勧めします。入力電圧が1.5V(乾電池1本)でも5Vの出力電圧が得られます。以前はその小型版(6pin)があったのですが、もう販売されていないようです。
chy_farm(2018/11/15 Thu 21:49) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、こんばんは。お世話になります。
>その応用回路の動作を回路シミュレータ(LTspice)で見てみました。回路図に以下の間違いがありました。
・LT1054の8pinの配線のドットが抜けている
・1個のダイオードの極性が逆
この回路で動作したのでしょうか。
ヒドイ間違いでしたね。ぜーんぜんダメでした。
でも、修正したらおかげさまで稼働するようになりました。
でもでも、ご教示どうりです。実際に電圧を変化させて観察すると、
入力ーーーー出力ーーーー電流ーーーー
3.5Vーーー4.2Vーーーー90mAーーー
5.5Vーーー6.24Vーーー160mAーーー
でした。
むしろこっちのではなく、12日にアップしたもう一つのPositive Doubler の方がマシでした。
chy_farm(2018/11/18 Sun 22:08) [ 編集 ] [ 返信 ]
お蔭様で文字表示が出来ました。
画像の左下、LCD表示器左側のユニットがLT1054です。
PICでアセンブラ語を使っていたときの1000分の1の労力で出来ました。
最近、C言語で記述してましたのでアセンブラよりは比べ物にならないくらいずーーと楽でしたが、それと比較しても100分の1くらいの労力でした。
もうPICは、Akitsuki-PIC-Kit2も、PICKit2、PICKit3も全部しまいこんでしまいました。
chy_farm(2018/11/19 Mon 21:07) [ 編集 ] [ 返信 ]
Arduinoサイトに周波数カウンタのライブラリがあって、すぐに試作できました。
ところが、周波数が安定してとれません。
例えば1kHzで試したら±1%くらいのふらつきがあります。
chy_farm(2018/11/19 Mon 21:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
15KHzくらいの帯域を使いたいのに、ふらつきが大きいです。
chy_farm(2018/11/20 Tue 19:35) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 15KHzくらいの帯域を使いたいのに、ふらつきが大きいです。
ライブラリーを入れ替えてみました。
こちらのライブラリ;
「FreqCounter_1_12」
はタイマーを使ってゲート時間を作り、その中へカウント値を入れるタイプです。
こちらのほうが安定していて、目安にはなりそうです。
末尾の0.01KHzのデジットが少しずれてます。
左端の数値は測定回数です。1秒間に4回測定するようにcodingしてあります。