inara1(2019/02/08 Fri 01:58) [ 編集 ] [ 返信 ]
なぜ波形が6枚に渡っているのですか。
「出力側のDig1〜Dig6」と「a〜g」の波形を1つにまとめた図というのは添付図のことです(編集しました)。こうしないとタイミング関係が分からないのです。
波形を取り込んで単に提示するのではなく、darumaさん自身でその波形でいいのかを判断して欲しかったです。そのために1枚にまとめた図(期待される波形)を添付したのです。
>Digの呼び方と実際の桁ですが
添付図では修正しておきました。Dig1が最上位桁、Dig6が最下位桁で、Dig信号の走査はDig6→Dig1のようです。
波形の電圧・タイミングとも正常ですが、この状態で転送スイッチをONにしても正しく表示されないことがあるのですか。
「虫歯」とか「かけ」というのは一部の桁が表示されていないという意味ですか。波形の「デコ」のことだと思っていました。セグメント信号のときもそうでしたが、用語の定義をしないと誤解が生じます。
チャタリングというのは電卓のキーでなく、転送スイッチのことですか(これも曖昧)。
表示部の回路図
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4542.jpg
の74HC573の11pin(LE:Latche Enable)の電圧がLレベルになると入力が保持されるので、転送スイッチにチャタリングがあったとしても、最後に11pin電圧がHレベルからLレベルに下がったところでのa〜gの信号を保持することになるので問題ありません。
7セグメントLEDが表示されないというのは、74HC573の1pin(OE:Output Enable)がHレベルのときです。1pinをHレベルにすると74HC573の出力(Q0〜Q7)が開放になります。開放になると、その先の7セグメントLEDに電圧がかからないので消灯します。
この回路では、転送スイッチを1つにまとめるために、74HC573の1pinと11pinを互いに接続して、スイッチが「非表示」のときはその電圧がHレベル、「転送」のときはLレベルになるようにしてあります。そうすると、スイッチが「非表示」のときは、74HC573の内部にデータが取り込まれますが、出力は開放なのでデータは表示されません。スイッチを「転送」に切り替えると、74HC573の内部に取り込まれたデータが「保持(ラッチ)」され、それと同時に74HC573の出力に、保持されたデータが出力されます(そのデータが表示される)。
もし、表示されない桁が発生するとしたら、その桁の1pinがHレベルになっている(あるいは中途半端な電圧になっている)のかもしれません。
表示されない桁が発生するのは「ときどき」だそうですが、正常表示される桁と表示されない桁の74HC573の1pin電圧(波形を見たほうがいい)を比較してみてください。波形を観測する場所は「1pinにつながっている配線」でなく1pinそのものです。