inara1(2019/03/10 Sun 01:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
緑丸印のPinはNOR出力です。今回の回路ではNOR出力だけを使います。
赤下線のEはORとNORの切り替えではなく、回路を動作状態にするか、非動作状態にするかを切り替える端子です。EをLレベル(-1.8V以下)にするとOR/NOR素子として動作します。EをHレベル(-0.8V以上)にすると入力に関係なくOR出力がHレベル、NOR出力がLレベルに固定されます。
出力端子から外部に信号を取り出すには、出力端子と-2V電源(VTT)との間に50Ωの抵抗をつなぎます。
VCCとVCCAは正電圧側の電源端子(0V)、VEEは負電圧側の電源端子(-4.5V)です。ECLに2つの電源が必要というのは、-4.5Vと-2Vのことです。ECLの基準電圧はVCCなので、測定の基準電圧はVCC端子の電圧になります。
添付回路で、まずNORゲートの動作確認をしてみたらどうでしょうか。