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chy_farm(2019/04/12 Fri 17:55) [ 編集 ] [ 返信 ]

Re^56: LM7171を使ってパルスオンタイム最小のパルス発生器

GIF 1280x2396 147.5kb

inara1さん、ご丁寧にありがとうございます。

> 100MHzの帯域で立上り/立下り時間が3.5nsというのは、サンプリング間隔でなく、帯域幅から出てくる数値です(計算方法を添付しました)。

計算式のほうが少しむずかしいので、自習をもう少し進めてから、また質問させてください。

> サンプルレートは水平レンジによって変わり、TDS2012Cでは500ns/divのとき500MS/sec(サンプル間隔2ns)になります。

こういう操作をはじめてしました。
なるほど!!
私のはTDS684Bで、画面の中にレンジを変更するごとにsampling rateが出ていました。
画像左、上から2つ目のように、100ns/divで500MS/sでした。
(追伸)と言うことは、100ns/divの中に50個のドットがある、ということですね。実際に数えたら50個ありました。

>---高級機の中には、描画を速くするために、間引きサンプリングする「高速サンプルモード」という機能があります。そのモードになっているとサンプルレートが小さくなります。その他に高級機の場合は、設定によってサンプルレートを変えられる機能があるので、それが低く設定されていないか確認して下さい。

どうやら高級機ではなかったようです。
画像左、一番下、200ps/divで5GS/sでした。←(単位のミスタイプ訂正しました。)
(追伸)5GS/sということは、200psに一つドットがある、と言うことになります。でもこの画像(左、一番下)は200ps/divで5GS/sのはずなのに、一つのdivの中に2.5段の段差が見えます。
これはどういうことなんでしょうか?

画像の右、中段は、HPの54001A機です。
50ns/divのレンジで、ドットの時間間隔を読みました。
100nsにドットが4つで、ドットの時間間隔が25nsですから、sampling rateは40MHzでした。
この機種はこんなに遅いsampling rateなのに、海外サイトでビンテージオシロスコープをみると、これを「サンプリングオシロスコープ」と言っている人が居ました。
昔はこんなもので仕事が出来たのでしょうか?

追伸:いま古いHPのカタログを海外サイトに見つけました。このカタログには、この機種のsampling rateが表示されていません。
「Random Repetitive Samplingという技術で1GHzの帯域を実現できた」と書いてあります。
ドットの間隔が広いけれど、繰り返してランダムにドットを作ることで線を描こう、という訳なんでしょうね。

(追伸)日本語サイトに出ていました。
https://www.techeyesonline.com/measuring-device/detail/HINCD-00261-54100D/

HP 54100A / Dは、完全にプログラム可能な1GHzのデジタル化オシロスコープで、9mchのディスプレイを備えています。自動測定、デジタルストレージ、プリトリガ表示、設定可能な入力、複雑なデジタル波形のトリガが可能です。
【周波数】1GHz(54001A,54002A),300MHz(54003A)
【ch数】4
【最高サンプリング】40MSa/s
【54001A】1GHzアクティブプローブポッド
【54002A】1GHz入力ポッド
【54003A】300MHzプローブポッド
【I/F】HP-IB