C1は通常は必要ないですが、大電流が流れてノイズが多いラインから電源を取るときは付けたほうがいいです。一瞬、電圧が落ちたときに誤動作することがあるからです。
アナログ回路ではあまり誤動作しませんが、モータ用の電源ラインからデジタル回路の電源を取る場合は、そのコンデンサがないと結構誤動作します。
10μFでは足りないときもあるので100μFくらい付けておけばいいでしょう。
>R1を取ると設定温度を超えると正常にファンがスタートするようになりました
動作しましたか。
>MBR3045は2個になると電圧降下は増えますか?
並列なので電圧は増えません。
>図中のC1〜C3のコンデンサーはどのようなもの
C1とC3は10μF、C2は0.1μFくらいでいいです。
耐圧はC1とC2が25V以上(25Vでもいい)、C3が10V以上(10Vでもいい)です。
種類は全部積層セラミックでもいいし、C1とC3だけアルミ電解にしてもいいです。アルミ電解を使う場合は極性(+−)に注意してください(GND側が−)。
ダイオードの温度上昇を抑えるには、添付図のようにダイオードを並列接続してはどうでしょうか。全体の発熱量は同じですが、発熱源が2つに分散されるので温度上昇は少なくなります。
Fan駆動回路の電源電圧を12Vにしても動作しますが、温度センサの出力電圧(Vsensor)に対して、オペアンプの出力電圧(out)とFan電圧(fan)の変化は添付図のようになります。このような変化になっていますか?
お使いのFanは印加電圧を5Vから徐々に上げていったときに、回転数も徐々に上がるのですか。
この回路は、Fanの騒音を減らすために、センサ温度(Tsensor)が設定温度(Tstart)を超えると急にFanを全開にするのでなく、温度差に比例した電圧をFanに印加して、温度差が大きいほど回転数が大きくなるようにしています。したがって、ある程度の温度差がつかないとFanが動き始めません。
しかし、R1(470kΩ)を取り去れば、センサ温度(Tsensor)が設定温度(Tstart)を超えると急にFanが全開するようになります。それで動作するか見てみてください。それでも動かないのなら回路図通りになっていないのかもしれません。
バッテリ切り替え機のほうは動いたのですか?
この回路は、バッテリ電圧が終了電圧を下回るとLEDが点滅するようになっていますが、添付図のように切替えスイッチを追加すると、点滅でなく、連続点灯するように変更できます。
これ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05103/
は極性のないコンデンサなので、どちら向きに取り付けてもいいです。
極性のあるアルミ電解コンデンサ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-03116/
を使うときは、回路図に書かれた通りの極性(+−)で取り付けてください。
ちなみにアルミ電解コンデンサには極性のないもの
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04624/
もあります。
この掲示板を訪問した人が回路図だけを流用した場合を想定して、回路図には極性を書くようにしています。極性のある1μF未満のコンデンサは見たことないので0.1μFは極性を書いていません。