温度によってファンの回転数を変える回路を添付します。上のライトスイッチ回路の24Vと5Vを使うので、1つの回路にまとめました。
温度センサは、℃単位の温度と出力電圧が比例しているLM35を使っています。LM35の出力電圧がある値を超えると、温度差に比例してファンにかかる電圧が大きくなります。ファン電圧は以下の式で表わされます。
ファン電圧[V] = 2.5 + (R1/R2)*(センサ温度[℃]−動作開始温度[℃])/100
動作開始温度を30℃に設定した場合のファン電圧は以下のようになります。
30℃ → 2.5V(停止)
40℃ → 7.2V
50℃ → 11.9V
60℃ → 16.6V
70℃ → 21.3V
MMF-06G24ESという型番のファンは、5V以上かけないと回り始めないので、動作開始温度+5℃くらいになると回り始めます。LM317の最大出力電圧は、電源電圧(24V)-1.5Vくらいなので、ファン電圧の最大値は22.5V程度になります。
R1/R2を変えると、温度増加に対するファン電圧の増加率を変えられます。
動作モニタ用LEDはファン電圧が大きいほど明るくなりますが、ファン電圧の最低値は2.5Vなので、ファンが止まっていても、高輝度LEDだと弱く点灯します。
LM35DZ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00116/
LM358 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02324/
LM317 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09713/
MMF-06G24ES http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10435/
inara1さん、こんばんは。お世話になります。
頂いた回路図を合わせて表示してみました。右上に昨日描いていただいたもの、その下に以前からのものです。
この中で緑囲いの部分、オレンジ囲いの部分はそれぞれ順に、
緑囲いの部分 => 帰還回路
オレンジ囲いの部分 => 基準電圧回路
という理解で正しいですか?
新しい回路をまだ作っていませんが、inara1さんのシミュレーションだと発振が1秒で収束するのですね。
今手元のは収束しないでずーと発振が続きます。
はじめに書きましたが、発振がまあまあ安定しています。
>電流測定端子の両端子間で約32kHz,
>測定端子を開放にして、出力端子間で約36kHz有ります
安定しないと実験で使えないのでこまるんです。
添付図のような回路でしょうか。回路シミュレータで見てみると、電源投入直後は発振しますが1秒以内で発振が止まります。
電源投入直後の発振周波数は以下のようになりました。
C1=0.1uF→478Hz
C1=0.01μF→1.5kHz
C1=1000pF→4.7kHz
C1=100pF→発振しない
1,2ピンを短絡したVR2個を直列は添付図の(1)のことでしょうか。
2個直列で2ピンどうしを結んだ一端を中点とするというのは、添付図の(2)のことでしょうか。
どちらも調節範囲は同じです。(2)はVR2のほうの増減方向が(1)とは逆になりますが、1pinと3pinの配線を入れ替えれば同じになります。
inara1さん、
>>目的は、ハートレー発振回路、コルピッツ発振回路、クラップ発振回路を作って、そこへこの電流測定回路からの小電圧のサイン波を入力しながら、各発振回路から返される波動をチェックする、というところにあります。
↑これは考え違いでした。
代わりに実験したいことをまとめました。
微小電流入力端子側に、抵抗とコンデンサを並列にはさみます。
抵抗値を20MΩ〜1MΩまで変化させて、コンデンサを1pF〜10uFまで変化させて、そのときの入力端子側と、出力端子側の発振の様子を見たいです。
なので、この微小電流計の発振周波数を可変できれば良いです。
こういう改造回路は可能でしょうか?
>各発振回路から返される波動をチェックする
ハートレー、コルピッツ、クラップ発振回路はインダクタ(コイル)を使うので数十kHzの発振には適していません。どういうことをするのかよく分かりません。
数MHz〜数十MHzで発振している信号に対して数十kHzでAM変調するということでしょうか。
inara1さん、おはようございます。
早速にありがとうございます。
> その微小電流測定ユニットの回路図はこちら
> http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=2484.jpg
> が正しいです(前の図はオペアンプの5pinと6pinの表記が逆)。
↑ この回路について去年でしたか、別の質問したときにも教えてもらいましたね、うっかりして回路を更新してませんでした。ありがとうございます。
> 単に正弦波を作るのであればオペアンプを使った別の回路がいいです。周波数の調整範囲はどれくらいですか。振幅は1Vppくらい必要でしょうか。
↑ 周波数範囲は広いほうがありがたいです。
可変の方法は、ブレッドボードへ抵抗、コンデンサの差し替えでもOKです。
振幅はPeak-peakで500mV有れば十分です。
どうしても必要な要件は、
こちらの回路のように、テスターやオシロで電流値を測定できる、
という機能です。
目的は、ハートレー発振回路、コルピッツ発振回路、クラップ発振回路を作って、そこへこの電流測定回路からの小電圧のサイン波を入力しながら、各発振回路から返される波動をチェックする、というところにあります。
その微小電流測定ユニットの回路図はこちら
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=2484.jpg
が正しいです(前の図はオペアンプの5pinと6pinの表記が逆)。
単に正弦波を作るのであればオペアンプを使った別の回路がいいです。周波数の調整範囲はどれくらいですか。振幅は1Vppくらい必要でしょうか。