daruma(2019/11/06 Wed 12:38) [ 編集 ] [ 返信 ]
久しぶりの質問です。
電池交換不要のLED点灯はできないでしょうか。
動機というかやってみたいことは、回路まるごとレジンで密封した中でLEDを点灯させたいのです。具体的なイメージは、「肩まで浸かって100数えるんだぞー」装置です。
密封してしまうので電池交換はできません。そうなると発電が考えられます。
光発電だと、光のもとでのみ点灯するかあるいは充電しておいて点灯ですが、スイッチも付けられませんから、発電=点灯、発電停止=消灯です。リードスイッチを封入しておいて外から磁石を近づけてON/OFFならできるかもしれませんが。
40℃程度のお湯でLEDを点灯できるほど発電することはできるでしょうか。これができれば、お湯に入れると点灯取り出すと消灯が可能かと思うのですが。
ペルチェ素子は、温度差を使うのでお湯とともに低温も必要ですよね。湯面に浮かべて湯に浸かった部分と湯から顔を出した部分との温度差くらいでいいものでしょうか。
できたとして実作の構想ですが、せいぜい石鹸くらいの大きさで、お湯にチャプンと入れるとONになり、子どもが飽きずに眺めるよう1秒くらい刻みでLEDが点灯し1分累積するごとに別なLEDが点灯すればカウンターになるかなと思います。消費電力を抑えるため複数LEDの同時点灯は無しとしていくつか並んだLEDの点灯が移るかっこうに。これで例えば3分くらいカウントして繰り返し、お湯から出せばOFFになると・・・。
微小温度差でとか極小でとかはまだ実験段階の新技術で、素人の趣味工作で実現できるものではないのでしょうか。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00484/
あたりを使って実現できるなら手が届くんですが。
発電はせず電池も含めて封入して温度はセンサーで拾って、消費微小で寿命が尽きたら終了というのが現実的でしょうか。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08053/
と電気二重層コンデンサの組み合わせはどうでしょう。
inara1(2019/11/07 Thu 09:49) [ 編集 ] [ 返信 ]
ワイヤレス充電すればできます。
電磁波(磁界)を使う方法と、太陽電池で充電する方法がありますが太陽電池は充電に時間がかかるので電磁波を使う方法がいいと思います。温度差発電は数十mVくらいの電圧しか得られません。
ワイヤレス充電ユニットはこれ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-14405/
です。それはこのLED
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-14404/
を光らせるものですが、そのLEDには蓄電池がないので、給電ユニットを遠ざけると消灯してしまいます。蓄電池付きのLEDを作れば、給電ユニットを近づけて充電した後、給電ユニットを遠ざけてもしばらくは点灯させられます。LED側の受電原理は簡単なので自作も可能です。上のワイヤレス充電ユニットは手元にあるので実験可能です。
秋月の給電ユニットの能力は不明ですが、千石電商の充電モジュール
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4B7W
は充電専用なので能力は問題ありません(これも持っています)。給電側の電圧は12Vで受電側の電圧は5Vです。
秋月の給電ユニットを使った場合、どれくらいの電圧が得られるか分かりませんが、1.5V程度ならニッケル水素電池(1.2V)が使えます。ニッケル水素電池1本ををフル充電すれば200時間くらいは点灯できると思います。1.2VのままではLEDは点灯しないので、昇圧コンバータで5Vに昇圧すればいいです(200時間というのは昇圧した場合)。
LEDを点灯させるきっかけは、お湯に浸けたときの温度変化を使ってもいいですし、ひっくり返したのを傾斜センサで検出してもいいです。
LEDが1秒おきに100回点滅したら自動的に電源OFFになるようにすれば節電になります。再度LEDを点灯させるには、温度がいったん下がってまた35℃以上になったときとか、再度ひっくり返したときとなるようにすればいいです。温度を検出する方式は、常時電流を消費する(100μAくらい)ので、傾斜センサを使ったほうがいいです。
傾斜センサはこういうものです(持ってます)。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-11714/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02349/
原理はとても簡単です。
daruma(2019/11/07 Thu 10:23) [ 編集 ] [ 返信 ]
さっそくご返信ありがとうございます。
ワイヤレス充電ですね。
> http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-14405/
には「Qi」とは出ていませんが、それのようなものでしょうか。
コイル部分が大きいかなと思ったのですが、充電器→石鹸箱、本体→石鹸の格好にすればいいですね。
お湯に入ってONなので温度センサを考えたのですか、それにこだわらず傾斜センサにすれば、水風呂でも使えますね。ただ、持ち歩くだけでONになってしまったりしませんか。
ひっくり返す手動でなく、常温時OFF、お湯に入ってもON水に入ってもONだとしゃれてて面白いですが、それは無理ですか。
点灯は、同時点灯は1個でも並べておいて移った方が映えると思うので、例えば10個サイクルが順に点灯していって60回なり100回なり数えたら「分」LEDが点灯、これも並んでいるのが順に上がっていくというのはどうでしょう。複数個点けられるなら、分LEDはm番目が点いたままだとなおいいです。3分なり5分なりでオートOFFと。
> 再度LEDを点灯させるには、温度がいったん下がってまた35℃以上に
> なったときとか、再度ひっくり返したとき
電子砂時計ですね。私温泉が好きで、子どもだけでなく大人の「何分経過」にも使いたいです。
「石鹸箱に入れれば充電」なら、1回分で1時間ほどもてば十分です。
いつも頼ってばかりで申し訳ありませんが、新ネタとしてお世話になっていいでしょうか。
inara1(2019/11/07 Thu 14:18) [ 編集 ] [ 返信 ]
>コイル部分が大きい
コイルが大きいのは給電側です。それを石鹸箱に入れるわけではありません。受電側もコイルが必要ですがコイルの大きさはそれより小さくできます(小さくするほど電圧も小さくなりますが)。
>持ち歩くだけでONになってしまったりしませんか
ONになります。
>ひっくり返す手動でなく、常温時OFF、お湯に入ってもON水に入ってもONだとしゃれてて面白いですが、それは無理ですか。
石鹸箱表面に2つの電極を露出させて、電極が濡れると電極間に電流が流れるのを利用してONにさせることはできます(電流はμA程度にできるのえ感電の心配はありません)。浴槽の湯面が上がるとブザーが鳴る「お風呂センサー」と同じ原理です。浴槽から出して濡れたままの状態で再びONにならないように、電極間距離をかなり離す必要があると思います。
LEDの点灯は円周上に10個のLEDを並べて時計回りに順次点灯させるがいいと思います。10回転で100秒なので10進数の勉強にもなります。
>3分なり5分なりでオートOFF
最大100秒なら100秒で止めてもいいですが、100秒より長く浸からせることもあるのなら3分や5分で止めてもいいです。
再度LEDを点灯させるには、もう1度お湯に浮かべた(あるいは沈めた)ときでいいのではないでしょうか。1度お湯から出さないと再度ONにならないようにできます(浮かべたままで自動OFFになってもOFFのまま)。
「お風呂センサー」方式で水の有無を検出する場合、電極を表面に露出させる必要があるので、電極と石鹸箱の間からの漏水が心配です。UVレジンはその点は大丈夫でしょうか。
電極を表面に露出させるのなら、ワイヤレスでなく、有線で充電してもいいのではないですか。もちろん、充電端子に触っても感電しないようにはする必要がありますが。
充電方式は後回しにして、お風呂センサ部分とLED回転と自動OFFは考えてみます。屋内なのでLEDは直視できないほど明るくなくていいですね。LEDの色が変わると子供は喜ぶかもしれません。
daruma(2019/11/07 Thu 19:01) [ 編集 ] [ 返信 ]
給電部の回路とコイル、それに電池をプラケースの床下に収め、石鹸箱に見立てる。本体回路がいつもの基板に収まれば、全体をレジンでモールドして、ちょうど石鹸くらいの大きさで、箱に入れている間に充電、取り出して浴槽に。と、仕立て方として面白いと思うのです。
電極露出は無しです。電極がレジンから突き出した部分から絶対水がしみますよね。お風呂満水ブザーとか雨降り警報機とか、子供のころつくりましたが、その方式は抜きです。充電電極すらも無しが今回の眼目です。
センサーで、常温(30℃前後)をOFFとし、それより高くても低くてもONにすることができれば面白いと思うのですが、素人考えの「できたらいいな」です。低温察知と高温察知とセンサーをふたつ使うとかだめですか。
堅実なのは傾斜スイッチですね。傾斜スイッチはラーメンタイマーなどで使ったことがあります。
> LEDの点灯は円周上に10個のLEDを並べて時計回りに順次点灯
そのイメージです。で、1周(あるいは10周)したら桁上がりです。秒とか分とか呼んでますが、それは厳密でなくていいんです。大人の時間としては、5分くらいまでほしいところです。それに達したらゼロから繰り返し、15分とか30分とか経過したらオートOFFというのは欲張り過ぎですか。5分でオートOFFが妥当な線でしょうか。
入浴1回分電源がもてばいいと考えれば、分のLEDは点いたまま並行して秒のLEDが回るようにできるでしょうか。さらに明るさはいらないので赤以外のLEDも使えるとうれしいです。
> 再度LEDを点灯させるには、もう1度お湯に浮かべた(あるいは沈め
> た)ときでいいのではないでしょうか。1度お湯から出さないと
> 再度ONにならないようにできます(浮かべたままで自動OFFになってもOFFのまま)。
たいへんけっこうです。
先日、daruma工房ホームページで見たととんがり帽子型マジックアイの製作依頼が来ました。ガラス職人さんも応じてくれて、無事製作し納品できました。うれしいことです。
inara1(2019/11/08 Fri 10:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
>低温察知と高温察知とセンサーをふたつ使うとかだめですか
判定温度を固定するのでなく、石鹸箱の上と下に温度センサを付けて、上下の温度差の絶対値が、例えば5℃を超えたら動作するというようにしてはどうでしょうか。そうすればお湯でも冷水でもONにできますし、夏でも冬でも誤動作しません。
レジンの熱伝導は良くないので温度検出方式は応答が遅いという欠点がありますが、温度センサを石鹸箱表面ギリギリのところに配置して応答速度をなるべく速くしたほうがよさそうです。
磁石を近づけるとスイッチがONになるリードスイッチ
http://akizukidenshi.com/catalog/c/creedsw/
というのもありますが風呂場に磁石はありません。
LEDを円周上に10個並べて時計回りに順次点灯はOKですか。ただ、同じ色のLEDが10個だと、0の位置が分かりづらいので、0位置だけ色を変えて常時点灯しておくとかにしてもいいです。
daruma(2019/11/08 Fri 10:59) [ 編集 ] [ 返信 ]
円周上の”0”位置は他と逆つまり普段点いていて自分の番が来たら一呼間消えるというのはどうでしょう。たいへんでなければ。
daruma(2019/11/09 Sat 18:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
昨夜投稿したあと、今朝↑の1行を書いた時に誤って消してしまったようです。既にお読みいただいていたかもしれませんが、思い出しながらあらためて書きます。
> 石鹸箱の上と下に温度センサを付けて、
私のイメージしているのは、充(給)電器兼収納箱が「石鹸箱」、レジンで固めた回路本体が「石鹸」です。
「石鹸」の上と下に温度センサを付けるんですね。
> 上下の温度差の絶対値が、例えば5℃を超えたら動作するというように
ばっちりです。お湯が40℃水風呂が20℃くらいとして、湯(水)面上の気温との差が10℃高い10℃低いくらいでしょうか。
レジンの比重がどれくらいかわかりませんが、沈まずプカプカ浮くようにバラストタンク(空気溜まり)が必要かもしれませんね。
上センサーも下センサーも40℃超だとサウナだと判定してONできるとなおいいですが、これは後出しで叱られちゃいますね。
> レジンの熱伝導は良くないので
それは私も気になっていました。センサー部分の壁は1mm程度に抑えればいいかなと漠然と考えていますが、最終的には実験ですね。と言ってもレジンで固めてしまってからどうかですから、前段階でセンサーを厚手のポリ袋にでも入れて様子を見るくらいですか。
> というのもありますが風呂場に磁石はありません。
あはは、細いチェーンでドーナツ磁石をぶら下げてと思ってました。脱衣ロッカーのキーみたいに。なんにしても、磁石案は無しです。
> LEDを円周上に10個並べて時計回りに順次点灯はOKですか。
OKです。
> 0位置だけ色を変えて常時点灯しておくとかにしてもいいです。
電源が足りるのであれば、秒のLEDは"0"位置赤が動作中常時点灯し周りの9個は緑が順に点滅。1周(あるいは10周)すると桁上がりして分のLED。これは緑か他の色が5個並んでいて点灯が右に移っていくまたは増えていく。電源が許せば増えていく方がいいです。
ここに、↑投稿の追加で
>> 円周上の”0”位置は他と逆つまり普段点いていて自分の番が来たら一呼間消えるというのはどうでしょう。たいへんでなければ。
です。
1回の入浴ぶんで小1時間もてばよいとすれば充電量はどうでしょう。複数個のLEDを点灯することはできますか。
レジンを使ったことはありませんが、工芸材料のレジンはUV硬化のものとエポキシ(混合し放置で硬化)とがあるそうです。エポキシのほうが厚くても固まりやすく仕上がりも美しいようですが、完成後40℃以上の環境で軟化するとのことが致命的です。今回はUVレジンでいくことになります。
daruma(2019/11/25 Mon 14:32) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 秋月の給電ユニットの能力は不明ですが、千石電商の充電モジュール
> https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4B7W
をとりあえず買ってみました。
なにか難しいものなのかと思ったのですが、千石の商品ページに
> 12Vを入力した送信モジュールのコイルと受信モジュールのコイルを合わせると受信側に5Vの電源が供給されます。
と書いてあるそのとおりの単純明快さですね。
念のため受信モジュールをビニル袋に入れ送信側とコイルを重ねてみました。
送信側に12V電源を入れると、受信側に4.88Vが現れました。そこにLEDと抵抗を入れると点灯しました。充電はここに電池を置けばいいだけですか。作成する回路と電池を繋いで逆流対策のダイオードを入れるくらいでいいのでしょうか。
入力電圧は最大13.5Vとのことなので13Vにもしてみましたが、出力は変わらず4.88Vでした。(デジタルテスターの読み)
買ってから気づいたのですが、5V入力のもの
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4LBF
もあるんですね。実際に使うのはこっちのほうが電池の用意が楽ですね。
> ニッケル水素電池(1.2V)が使えます。
ニッケル水素電池はずっと以前「太陽光で充電して夜LED点灯」でお世話になったときに買った単三形があるのですが、小型化・密封を考えるとMSリチウム二次電池
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gB-08345/
なども使えますか。
inara1(2019/11/27 Wed 12:40) [ 編集 ] [ 返信 ]
>千石電商の充電モジュールをとりあえず買ってみました。
その部分はまだ実験していませんが、そのモジュールで良ければそれを使います。石鹸に受信モジュールを入れて、受信モジュールの5Vでニッケル水素電池3本(3.2V〜4.5V)を充電し、ニッケル水素電池の電圧を三端子レギュレータで3Vに変換して回路電源とする予定です。受信モジュールとニッケル水素電池の間には逆流防止ダイオードを入れる予定です。
>5V入力のものもあるんですね
5V入力のは持ってませんが、そちらのほうが良ければそっちにしてください。
>リチウム二次電池
容量が小さいので点灯時間は6時間くらいです。試しに使ってみるのはいいかもしれませんが、Li系は過充電で爆発しないか心配です(UVレジンで密閉しているのでなおさら怖い)。
温度センサとLED巡回発光の部分は動作確認済です。消費電流は待機時が15μA、LED点灯時が1mAくらいです。Ni水素電池の容量は2000mAhくらいあるので、満充電なら再充電しなくても2000時間くらい点灯できます。待機状態だと10年くらい持ちます(その前にNi水素電池が自己放電する)。Liコイン電池(CR2032)の容量は200mAhくらいなので寿命はNi水素電池の1/10です。
daruma(2019/11/28 Thu 10:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
> Li系は過充電で爆発しないか心配です(UVレジンで密閉しているのでなおさら怖い)。
容量の面は石鹸箱に収納するたび充電すれば足りるかなとも思うのですが、爆発の心配は重大ですね。ニッケル水素電池の方針納得です。電池ボックスに入れたかっこうで密封するのは密封らしからぬ見た目で接点の接触不良も心配です。電池の両極にハンダ付けしても問題ありませんか。(もっと進んだ段階で検討すればよいことですが)
> 満充電なら再充電しなくても2000時間くらい点灯
そんなにもつなら、石鹸箱仕立てにしなくても充電器は家置きにしてたまあに充電でよさそうですね。
ところで、先日スマフォ用にQi充電器を買ったところです。これで充電できれば充電器側は製作不要ですね。あとで実験してみます。
inara1(2019/11/28 Thu 11:08) [ 編集 ] [ 返信 ]
Ni水素電池はここ
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cnimh/
の中の単三型(容量2100mAh)を想定しましたが、3本同包パックのもの
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gB-07015/
なら単三3本よりコンパクトになります。容量は830mAhと半分くらいですが、それでも十分だと思います。
電池単体はスポット溶接で3本つながっていますが、そこに直接ハンダ付けするのは難しい(たぶんハンダが乗らない+電池が加熱されて危険)と思います。専用の電池ボックス
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-07527/
があるのでこれを使うしかないと思います。
>電池の両極にハンダ付けしても問題ありませんか
乾電池ではやったことがありますがNi水素ではありません。やらないほうがいいと思います。
daruma(2019/11/28 Thu 11:31) [ 編集 ] [ 返信 ]
3本パックのものと専用電池ボックスを使うのですね。わかりました。
スマフォ用ワイヤレス充電器
https://www.ankerjapan.com/category/WIRELESSCHARGER/RS8P001K.html
に乗せてみました。
充電器側にはエラーを示すLED点灯など出ませんが、受電側に付けたLEDは0.5秒置きくらいで規則正しく点滅します。千石の送電モジュールでは普通に点灯しましたから、なにか違うんでしょうね。もしや、充電用に単純な5V出っ放しではない出力をしているのかも知れません。
inara1(2019/11/29 Fri 23:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
>受電側に付けたLEDは0.5秒置きくらいで規則正しく点滅します
充電電流(LED電流)が小さいときは、満充電に近いとみなして、間欠充電モードになっているのではないでしょうか。
ウチで使っているシェーバーを充電するときも、最初は充電状態を示すLEDが連続点灯ですが、しばらくすると点滅に変わります。
daruma(2019/11/30 Sat 09:08) [ 編集 ] [ 返信 ]
なるほど。充電電流(LED電流)が小さいことを給電側が感知しているということですか。
LEDを並列に増やしてやると電流が増えて挙動が変わるかもしれませんね。やってみます。
daruma(2019/11/30 Sat 11:17) [ 編集 ] [ 返信 ]
LED+470Ωを10個並列にして5Vで実測50mA流れるようにして、これをQi充電器に乗せてみました。やっぱり点滅します。
この充電器を使うわけではないのでこの実験はここまでとしますが。
inara1(2019/11/30 Sat 11:30) [ 編集 ] [ 返信 ]
ワイヤレス給電モジュールとNi水素電池を組み合わせた全体回路の動作確認ができたので、後で全体回路図を紹介します。
回路の消費電流(Ni水素電池の出力電流)は、待機時が12μA、LED回転時が1.8mAです(LEDの電流制限抵抗を1kΩとした場合)。
容量が半分くらいになったNi水素電池を充電したときの充電電流は数十mAで、これくらいの電流なら、ワイヤレス給電モジュールの送電側の電源電圧は5Vでも正常動作します。
充電中は「充電表示用のLED」が点灯するようにしています(点滅はしない)。また、必要なら、リードスイッチを仕込んでおいて、磁石を近づけるとお湯に浸けなくても動作テストができるようにできます。動作テストでLEDが回らなくなったら充電するという感じです。
満充電になったかどうかは人間が時間で決めてください。ワイヤレス給電モジュールで充電しぱなしにしても、充電電流が徐々に下がって、Ni水素電池の充電電圧は4.3V以上になりません。充電電流は制限していませんが、秋月の3本セットのNi水素電池には保護用のポリスイッチが入っているので大丈夫だと思います。心配なら抵抗1本入れることで最大充電電流を制限できます。最大充電電流を50mAにするのなら、5V/50mA=100Ωくらいの抵抗(1/4W)を入れればいいです。抵抗を入れると満充電までの時間が長くなります。
darumaさんのほうで、満充電にどれくらいの時間がかかるかをテストをしてみてください(添付画像)。電池の劣化具合(これまで何回充電したか)によって満充電までの時間が違います。こちらで使っている電池はかなり使ったものなのであまり参考にならないと思います。
daruma(2019/11/30 Sat 11:39) [ 編集 ] [ 返信 ]
ありがとうございます。楽しみです。
> 秋月の3本セットのNi水素電池には保護用のポリスイッチが入っているので
そりゃ好都合ですね。
他保有していない部品をリストアップして秋月に発注しようと思います。
inara1(2019/11/30 Sat 14:22) [ 編集 ] [ 返信 ]
使う部品を先に紹介しておきます。
今回は待機時の消費電流を極力抑えるために、オペアンプに表面実装部品を使っています。2.54mmピッチのユニバーサル基板に実装する場合は、変換基板でピッチ変換する必要があります。ハンダ付けが難しいようなら、消費電流が増えますが、DIPパッケージの代替えオペアンプを紹介します。
Ni水素電池と受信モジュール込みで石鹸サイズに収めるのは、darumaさん好みの高密度実装が必要と思われます。
充電モジュールとNi水素電池を除いた部品は以下の通りです。
・温度センサ(5個入りのうち2個使用) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-04267/
これは表面実装部品ですが、パスコンとセンサが基板に実装済なので、3本のリード線をハンダ付けするだけです。
・オペアンプ(2個使用)http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-08068/
リードピッチが0.65mmなので変換基板
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08342/
に乗せて、細ピンヘッダ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-06631/
で足を付けます(カッターナイフで4pin分の長さに切って使用)。
ハンダ付けが難しい場合の代替オペアンプはこれ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09543/
です(2個必要)。端子配列は変換基板と同じなので配線図は変更不要です。これを使うと待機時の消費電流が60μA増えますが、これを使っても待機時の電池寿命は1年以上あるので、これでもいいかもしれません。
・三端子レギュレータ(3.3V出力、消費電流1μA) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03289/
カマボコ型の3本足
・ロジックIC(darumaさんが持っているものもあると思います)
74HC04 1個
TC4538 1個
TC4017 2個
普通のDIPパッケージでも石鹸サイズには入ると思います。
・抵抗
1kΩ(数個)
10kΩ(数個)
22kΩ(2個)
100kΩ(4個)
470kΩ(2個)
1MΩ(7個)
・コンデンサ(積層セラミック)
0.1μF、1μFが数個
・ダイオード
1N4148 5個
・時間表示用LED(20個)+充電表示用LED(1個)
電源電圧が3.3Vなので、動作電圧が2V程度の超高輝度赤色LEDを使うのがいいですが、動作電圧が3.4V程度の白色や青色や緑色でも光ります(明るさは抵抗で調整)。
daruma(2019/11/30 Sat 15:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
部品紹介ありがとうございます。
オペアンプは表面実装+変換基板大丈夫だと思います。一応DIPのものも買っておきます。
> darumaさん好みの高密度実装
好みです。好みです。
三端子レギュレータは低消費電力のものにするんですね。
ロジックICはどれもあります。
さっそく注文します。
ところで、先ほどの書き込みで、
> ワイヤレス給電モジュールの送電側の電源電圧は5Vでも正常動作
とのことですが、これは現有の12V電源のものでも5V入力でいいということですか。ワイヤレス給電は千石なので、5Vのものを買うか、それとも、充電頻度がたまにで石鹸箱仕立てにする必要が無いなら12V電源でいくか、迷います。
inara1(2019/12/01 Sun 00:08) [ 編集 ] [ 返信 ]
>現有の12V電源のものでも5V入力でいいということですか
そうです。こちらで実験したワイヤレス充電モジュールはこれ
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4B7W
です。送電側の入力電圧は12Vになっていますが、入力電圧を5Vとしても受電側は5V出ます。入力電圧を5Vとしたときは受電側から取り出せる最大電流は600mA以下になると思いますが、Ni水素電池の充電には問題ありませんでした。それをお持ちなら実験してみるといいです。
inara1(2019/12/01 Sun 05:11) [ 編集 ] [ 返信 ]
回路図を添付します(12月4日に変更しました)。
順次点灯するLEDの下の抵抗で明るさを調整してください。0表示を常時点灯するかしないかはスイッチになっていますが、外部から切り替えできないので、どちらかの配線に固定してください。リードスイッチはオプションです(不要なら付けなくてもいい)。
daruma(2019/12/01 Sun 11:44) [ 編集 ] [ 返信 ]
回路図ありがとうございます。それから12V電源用モジュールを5V電源で使えること助かります。
ひとつ懸念があります。
水に浮かなければならないのてすが、電池が大きい(重い)ので大きなバラストタンクが必要になります。シャボン玉のような空気室を封じ込めればきれいですがそれも難しいので、発泡スチロールを埋め込もうと考えています。かなりカサ増ししてやらねばならなそうです。電池の重さがわかったら実験してみます。
この点でMSリチウム二次電池に未練がありますが、爆発と少容量が・・・。
inara1(2019/12/01 Sun 14:42) [ 編集 ] [ 返信 ]
回路図は途中で差し替えるかもしれないので、最新のもので配線図を考えて下さい。
バラストタンクは、動作確認できてからなので、大きさなどは後で考えてもいいと思いますが、発泡スチロールを埋め込むのなら、その部分にMSリチウム二次電池も一緒に埋め込めば、UVレジンの圧力を受けないので爆発の危険は減ると思います。Li系充電池はあまり使いたくないです。
daruma(2019/12/01 Sun 15:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
そうですね。大きさを検討するのはもう少し先ですね。首から下げてお湯に浸かって周囲から「なにごと?!」と見られないくらいをイメージしています。
> Li系充電池はあまり使いたくないです。
わかりました。
ところで、最大100秒をもっと長時間にするのはたいへんでしょうか。10秒ごとのほうを30秒ごとか1分ごとにしていただけるとおとなの長湯にも使いやすいかなと思うのです。私、ぬるい湯にゆっくりが好きです。
74HC04のところの1μFをもう少し大きくすればよいですか。
inara1(2019/12/02 Mon 11:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
>最大100秒をもっと長時間にするのはたいへんでしょうか
大変です。石鹸サイズに入らなくなります。
74HC04のところの1μFを6μFにすれば、6秒ごとにLEDが順次点灯するようになるので600秒(10分)で自動停止になります。10分が長すぎるのなら3.3μFにすれば330秒(5分30秒)で自動停止になります。
daruma(2019/12/02 Mon 12:40) [ 編集 ] [ 返信 ]
そのコンデンサを適宜大きくすればいいんですね。それで望みどおりです。
inara1(2019/12/04 Wed 16:04) [ 編集 ] [ 返信 ]
回路図
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4987.jpg
を変更しました。
赤字で「変更」と「追加」と書かれた部分です。動作確認では74HC04の代わりにTC4069UBを使っていたのですが、74HC04でも動作するだろうと思って再確認したところうまく動作しませんでした(温度差があってもLEDが巡回点灯しない)。
TC4069UBを持っていないのなら追加発注してください。「追加」と書かれた部分は33μFの電解コンデンサを追加したものですが、電解コンデンサがあると、より安定に動作するので追加しました。
daruma(2019/12/04 Wed 20:23) [ 編集 ] [ 返信 ]
TC4069UBに変更ですね。わかりました。
部品箱にTC4069UBNが1個だけありました。末尾に"N"が付いていますが、これでいいですよね。
あっ!! 間違えました。有ったのはTP4069UBNでした。これは違いますね。
いつもの基板に収めるのに苦戦しています。空中配線無しの縛りで描いています。
daruma(2019/12/05 Thu 12:14) [ 編集 ] [ 返信 ]
TC4069UBが有ればと思って梅澤無線に行ってみたら、ひきだしにラベルはあったもののカラでした。残念。
30円のものだけってのもなんなので、配線図ができて実作にとりかかるぎりぎりまで発注は先送りします。もし新たに必要なものがでたらお知らせください。
inara1(2019/12/06 Fri 08:51) [ 編集 ] [ 返信 ]
TC4069UBは東芝の型番です。秋月にあるテキサスインスツルメンツのCD4069UBE
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11620/
と同じです。
マルツにはTC4069UBがあります。
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/40353/
daruma(2019/12/06 Fri 10:10) [ 編集 ] [ 返信 ]
はい。マルツで、
http://www.goot.jp/handakanren/st85/
といっしょに買って送料無料にするか、秋月で買おうか考えています。
秋月には東芝のもTIのもありますね。
手もとにある「TP4069UBN」はググってもほとんど出てきませんが、なんなんでしょう。TCやCDのメーカー違いでしょうか。いつ買ったのかもわかりません。間違えて買ったのかもしれません。
上のgootクランプは、メーカーサイトでは「近日発売予定」になっていますがマルツには即納で出ています。
作業用のクランプはどこにでもある鋳物の台に鰐口形クリップが多関節棒に付いたものをもっているんですが、どうにもへなへなで使いにくいのでいいものがないかなと探していたところでした。自作しようかなと考えたりもしたりしたのですが。inara1さんはどんなものをお使いですか。
inara1(2019/12/06 Fri 11:56) [ 編集 ] [ 返信 ]
>inara1さんはどんなものをお使いですか
鋳物の台に鰐口クリップが2つと拡大レンズがついたこれです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-13087/
大きなものは固定できませんが、DCジャックとか、ミニプラグ、ピンソケットにハンダ付けするときはこれを使っています。
拡大レンズは表面実装部品のハンダ付けには欠かせません。老眼ではないですが、0.65mmピッチのICのだとさすがにハンダがうまく乗っているか見えません。レンズが大きいので両眼が使えます(片目だと立体視ができない)。
大きなものの固定は万力です。
https://uk.rs-online.com/web/p/bench-hand-vices/2838166/
この万力はクリップ部分を自由な傾斜にできるのが特徴です。
daruma(2019/12/06 Fri 12:50) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 鋳物の台に鰐口クリップが2つと拡大レンズがついたこれです。
> http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-13087/
私のもそれによく似た海外ブランドのものでなんですが、腕の端が球状になっていて関節のように締め付けるのもクリップ自体の作りもヤワなんです。そのgootのはしっかりしていそうなので買おうと思っていたところへ前述新製品の発表でした。
拡大はハズキルーペを使っています。高すぎるとは思いますが役に立っています。
その万力はがっちりしていそうですね。私は
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-06871/
を買ってみたのですが、「万力のような形をしたもの」で使い物になりません。現在はボール盤の付属品で写真のものを使っています。重いのでゴロンと置くだけでどっしりしてます。
daruma(2019/12/07 Sat 16:30) [ 編集 ] [ 返信 ]
配線図ができました。チェックして間違いはないつもりですが、どうでしょう。
実験基板なので、値を変えるCとRはピンソケットにします。R 2個はICソケットの腹の下です。端子取り出しはヘッダピンは使わずランドから線を出します。
温度センサと抵抗は別基板に出します。LEDも配線を引き出しますが、ゴチャゴチャしそうです。
daruma(2019/12/08 Sun 10:40) [ 編集 ] [ 返信 ]
見直し修正しました。
LEDカソード側のスペースを取るために、NJU77002のGNDの引き回しと1N4148の配置とTESTスイッチの位置を変更しました。
これでOKと思うのですが・・。
※ ちょっと整えました。
※ いざ作り始めると、パーツの足とジャンパ線がひとつの穴になってしまっているところが有りました。「ご順に膝送り」で修正してジグザグになってしまいました。
daruma(2019/12/13 Fri 14:34) [ 編集 ] [ 返信 ]
オペアンプを変換基板に載せる作業をしました。難しいです。
ラジオペンチに爪楊枝を固定して「マサカリ」のようなかっこうで置いて上から押さえる方法を試しましたがずれるので、結局、
1) 基板に下ハンダをする。
2) これをいったん吸い取り線で取ってみましたが、次の仮ハンダで付かないことがあるので、吸い取らず盛ったままに。
3) 足に下ハンダし、こちらは吸い取り線で吸っておく。
4) 基板を両面テープで机上に固定する。
5) チップを載せ左手の爪で上から押さえておいて。(4本の足が縦に並ぶ向きで)
6) 右列の4ピンをまとめて仮ハンダ。
7) 基板の向きを変えて反対側の足を仮ハンダ。
8) ブリッジを気にせずハンダを流す。
9) 吸い取り線で吸う
という手順でやりました。
6)7)の仮ハンダでうまく付いた(ように見える)足もあるのですが、ブリッジしてしまったり足りないようなところもあるので8)でハンダを足しました。
オペアンプは4個買ったのですが、1個め2個めは苦戦しているうちに足が曲がって隣に接触。3個め4個めがなんとかなりました。
高いものではないのでもっとたくさん買っておけばよかったです。
無水アルコールできれいにしてルーペで観察し、ブリッジは無いようですが吸い取りで足りないようにも見えます。
足とランド間の導通を当たりました。導通のないピンはありませんが、隣と導通しているピンもあります。これは、オペアンプ自体で導通あるピンもあるからブリッジしているとは限りませんよね。
この先はDIPのもので製作を進め動作してからチップと挿し変えて動いたらバンザイと、そういうコースで行こうと思います。
inara1(2019/12/14 Sat 07:44) [ 編集 ] [ 返信 ]
こちらではハンダ吸い取り線は使ってませんが、ちゃんとつながっていればハンダ吸い取り線を使っても構いません。添付写真の上2つがこちらでハンダ付けしたものです(変換基板はdarumaさんのとは違います)。
ハンダがちゃんと付いているかは見た目では分かりません。添付画像のような回路をブレドボードに組んで、OUT1電圧とUOT2電圧がIN電圧と同じ(±0.01Vの範囲内で)であることが確認できれば、電気的につながっているとみなせます。
この基板につけるピンヘッダは「細ピンタイプ」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-06631/
にしないとブレッドボードに刺さりにくいかもしれません。特にこのブレッドボード
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05294/
は穴が小さいので普通のピンヘッダだと刺さりません。こっち
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00315/
は穴が大きいです。
daruma(2019/12/14 Sat 09:42) [ 編集 ] [ 返信 ]
チェック回路ありがとうございます。今日は少年少女発明クラブの活動日なので、帰ったらやってみます。
変換基板には細ピンヘッダを付けています。
ブレッドボードは以前教えていただいて赤いパッケージのを使っています。
daruma(2019/12/15 Sun 11:10) [ 編集 ] [ 返信 ]
やってみました。電源は単三電池2本、入力はいつもの電源装置からです。入力電圧は電源装置の表示、出力はデジタルテスターの読みです。
ダメでした。
1個目
OUT1にはそれらしい電圧が出ますが、OUT2には出てきません。
入力無しのときOUT1には1.306Vが出ていますが、これはそんなものなんでしょうか
IN OUT1 OUT2
0 0
0.5 0.509
1.0 1.016
1.5 1.511
2.0 2.000
2.5 2.510
3.0 3.000
Open 1.306
2個目
OUT1にも2にも何も出てきません。mV単位でちらちら不定なだけです。
修行がたりません。これからやりなおしてみますが、チップはあまりいじりまわすと死ぬでしょうね。秋月に20個くらい追加発注しなきゃダメかな・・・。
daruma(2019/12/16 Mon 12:13) [ 編集 ] [ 返信 ]
うまくできたのではと思います。
1個目
IN OUT1 OUT2
0.0 0.017 0.017
0.5 0.513 0.513
1.0 1.011 1.012
1.5 1.515 1.515
2.0 2.010 2.010
2.5 2.510 2.510
3.0 3.010 3.010
Open 1.277 1.130
2個目
IN OUT1 OUT2
0.0 0.017 0.018
0.5 0.505 0.513
1.0 1.013 1.014
1.5 1.517 1.515
2.0 2.000 2.000
2.5 2.510 2.510
3.0 3.010 3.020
Open 1.198 1.202
OUT1とOUT2はほとんど同じ値で入力電圧の微細な違いかテスターの誤差か程度と言えるでしょうか。こんなにピッタリな値が出るものなんですね。
ハンダを何度もやり直したり5秒以上もあてたりしたのですが、思ったより強いんですね。おっかなびっくりしすぎました。
daruma(2019/12/19 Thu 22:21) [ 編集 ] [ 返信 ]
温度センサは2個とも表裏それぞれのサブ基板に載せるつもりでいたのですが、いざそのサブ基板を描こうとして、センサが2.54mmピッチではなくさらに比熱を考慮して薄く小さく作られていることに気がつきました。それで、センサはスズメッキ線で立てることにしました。裏側センサ用の抵抗を置くスペースはいまさら作れないので裏側サブ基板は残し、その上にセンサを立てることにしました。表側センサは主基板に立てますが、3ピン並ぶ場所を設けるために、忌まわしい空中配線が1本(センサのGND)生じたのが悔しい限りです。
この方針転換でどうでしょう。
センサは、足を曲げて感知面が石鹸の表と裏に向くように「エビ反り」姿勢で付けます。
daruma(2020/01/03 Fri 22:05) [ 編集 ] [ 返信 ]
新年おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年をまたいでようやくテストスイッチで動き始めるところまで漕ぎつけました。
写真ではセンサーを取り付けていますが、実験はセンサーを付けず、赤いジャンパ線を挿し込むとスイッチONです。
挿し込んで抜くとLEDが走り始め、10秒表示が10個めまで行くと止まる(消える)ときと、循環して動き続けるときがあります。挿して抜いてもスタートしないときやワンテンポ遅れてスタートするときがあります。循環点灯しているときに、浮いているジャンパ線の+側にさわるとその回の10個めまで行って止まり、指をピンから離すと再スタートします。こうならないことも有ります。
静置していてこのように状態が変わるので接触不良が起きているわけではないと思えますが、発振しているとかでしょうか。使っていないpinを遊ばせておかず措置しなければならないのでしょうか。配線の引き回しやサブボードへの引き出し線が長いとかでしょうか。あるいはどこかにハンダ不良があるとしか考えられませんか。
あ、放置していたら不意に動き始めました。どうにも不安定です。
実験はTC4069UBの4pinのCを0.1μFにして速度を速めています。
オペアンプはチップのものがハンダ不良かと疑ってDIPのものを付けています。
電源はワイヤレス充電を使わず電源装置から5Vを供給しています。逆流防止ダイオードのカソード側でバッテリ電圧をみると、3.88Vありました。小一時間経つと3.95Vになっています。
daruma(2020/01/03 Fri 22:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
>> オペアンプはチップのものがハンダ不良かと疑ってDIPのものを付けています。
実験の初期段階(ハンダ不良が有った)時点でもしやこのせいかとDIPのものに取り替えていたのですが、チップに戻してみたら、なんと、安定して動きます。テストジャンパをチョン接触でスタートし、10秒表示10個で止まります。ばっちりです。
なんだったんでしょう。電流不足?
daruma(2020/01/04 Sat 16:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
センサーを取り付けると、テストジャンパに反応しなくなりました。(その後いじっているうちに反応するようになりました)
センサーを付けるピンにはVdd-Vss間で3.10V出ています。
センサー単体(リード線3本と丸ピン付き)を調べてみました。Vdd-Vss間に3.1Vかけると、OUT-Vss間に室温(20℃くらい)で1.533V出ます。ハンダコテを3mmくらいそばに近づけると、1分ほどで1.202Vまで下がりました。保冷剤をビニル袋に入れてくっつけると、1分ほどで1.655Vに上がりました。基板に取り付けた状態でOUTから1MΩに入るところを見ても、同様に変化しています。
ですが、温度変化で動き出しません。22kΩを10kΩにしてみても動きません。
センサーの同封資料をみると、インピーダンスが低くなるようにとか発振するおそれとか書いてあるんですね。そのあたりのデリケートな問題でしょうか。
daruma(2020/01/05 Sun 22:11) [ 編集 ] [ 返信 ]
オペアンプ各ピンの電圧を調べてみました。下で書きますが値が変わることがあったので、テスター棒のあて方のせいかなと思って、変換基板のピンの頭に短いリード線でツノを立てて、テスター棒の先をクリップにしてくわえて調べました。
脇道ですが、テスター棒をハンダ部にあてるとき、導通が無くて先端の向きやあてる位置を微妙に変えると導通することがあります。ハンダ表面にヤニの膜ができたりテスター棒先端に酸化膜ができたりしているせいでしょうか。
図のようになりました。
赤い吹き出しの値が出たのですが、何度かやり直しているうちに青い吹き出しの値に変わり、また赤に戻ったりして、今は青の状態から戻らなくなっています。ハンダ不良が疑われますね。目視やテスターで何度も調べたんですが発見できません。明日仕切り直して再度調べてみます。
センサーOUTには室温で1.51V、指先で触れて温めると1.47Vあたりになります。
外出ししているセンサーの22kΩは、数日前に10kΩに替えてそのままになっていました。この実験は10kΩの状態で調べたものです。
下のオペアンプの7pinに電圧が出なくなった(13.4mV)ので、遡ってTC4538BPの11pinを見たら0.45Vでした。これはこれでいいのですか。
inara1(2020/01/06 Mon 10:12) [ 編集 ] [ 返信 ]
温度センサの温度を変えたときの出力変化は添付図のようになります。
vrefの電圧がおかしいです。
daruma(2020/01/06 Mon 20:51) [ 編集 ] [ 返信 ]
ありがとうございます。
「ここの短絡が疑わしい」はセーフでした。
「IC不良の可能性」は、
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=article&id=5008&page=1
で再度調べた限りでは問題無くIN,OUT1,OUT2が同じになります。この試験回路では出てこない不良も考えられるでしょうか。
vrefはあいかわらず1.62Vです。
先日も書きましたが、DIPの物2個を使うとテストジャンパにも反応しなくなってしまいます。DIP1個とチップ1個だと、チップ2個の場合と同じくテストジャンパでスタートすることがわかりました。
グラフと同じように調べようとしたのですが、同じにはできません。。
センサ1とセンサ2はそれぞれ1.51Vあたりで体温で温めると変化するのですが、自在に温度を変化させることができないので、センサの変わりに電源装置から電圧を入れてみました。
電源装置がひとつしかないので、もう一方にはセンサを付けて電源装置側を変化させて実験しました。
外出し側はセンサ、主基板側に電圧を入れて、電圧を変化させてout1を見ると、1.51V(室温時の値)を境にH(3.29V)とL(13.4mV)に変わります。で、そのときにLEDがスタートします。このときoutはセンサ代わりに入れた電圧です。vminは1.46V、vmaxは1.49Vです。
主基板側をセンサに、外出し側を電圧入力にすると、out1は13.4mAのときと3.29Vのときがあってどんなとき変わるのかつかめません。out2はH(3.29V)のまま、OUTは1.57Vです。vminは1.46V、vmaxは1.49Vです。変化はしません。が、プローブのクリップを付けた外したのショックでLEDがスタートすることが頻繁に起こります。
vrefは測り直すと1.60Vです。LEDが走り出すと1.58Vになります。
out3については、ダイオードのアノードどうしが繋がっているところ、添付回路図に1MΩとあるのは元回路図の100kΩでしょうか。電圧を変化させて、LEDが消えているとき3.23V、走っているとき0.45Vです。
2個のオペアンプを入れ替えてみました。動かなくなりました。片方が死んでいるってことでしょうか。
inara1(2020/01/07 Tue 11:44) [ 編集 ] [ 返信 ]
今の状態だとハンダ不良の可能性があるので、センサ部分だけをブレッドボードで組んで動作確認したらどうでしょうか。
温度センサの一方を指で触れば5℃くらいの温度差はすぐに作れます。触るセンサーを交互に変えれば、一方が温まっている間に他方が冷えるので何度でも温度差を作れます。指先が冷えていて充分な温度差ができないのなら、ハンダコテを近づけてもいいです。
>添付回路図に1MΩとあるのは元回路図の100kΩでしょうか
この抵抗どちらでもいいです。今の動作には直接関係ありません。
daruma(2020/01/07 Tue 14:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
↑の実験をオペアンプとっかえひっかえして行い、「こっちのチップだと動作しない」ところまでつきとめたので、変換基板をやり直していたところです。うまく行きません。
そうですね。ブレッドボードに組んでみます。DIPのもので実験してうまく動作することが確認できたらチップのものと入れ替える段取りでいいですか。
inara1(2020/01/07 Tue 17:33) [ 編集 ] [ 返信 ]
>DIPのもので実験してうまく動作することが確認できたらチップのものと入れ替える段取りでいいですか
そうしてください。
daruma(2020/01/07 Tue 21:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
ブレッドボードで実験ができました。
それらしい変化が見られるので、動いていると判断していいですよね。
vrefが1.65Vあること、out3がin1を温めると0mVにin2を温めると445mVにと偏っていることが解決すべき点ですか。なにかひとつのことに起因しているのかな。
ここでいったん時間切れです。明朝から10日(金)まで仕事で地方出張です。出先で掲示板読み書きはできますが工作はお預けです。
追:
思いついてセンサ1と2を取り替えてみました。どちらも440mVまでしか下がらなくなって、元へ戻したらセンサー2が無反応になってしまいました。
daruma(2020/01/24 Fri 11:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
報告できる進展がなく混迷しています。
vrefが高いのはIC不良の可能性とのことで、オペアンプを追加発注して取り替えてみました。DIP版、取り替えても変わりません。チップ版、テスト回路で合格するものを新しく2個作って取り替えてみました。微妙に値が違いますが同様です。当面DIP版での完動を目指します。
センサーを温めるのに指先をあてていたのが不安定で(指先がハンダ部に触れるせい?)、今回はハンダこてを接近させて調べました。
前回の実験で22kΩのところのパスコンが正しくなかったので直しました。
改めて測定した図がこれです。
vrefは相変わらず高いです。out3は、前回の実験ではどちらを温めるかで0Vになる側と0.45Vになる側があったのですが、今回の実験ではどちらも0.45Vで下げ止まりです。デジタルテスターで観測すると、3秒ほどたつと下がり始め9秒ほどで下げ止まります。
回路図と何度も照合して間違いはないように思うのですが、どこか思い違いしているところがあるのか不安です。1MΩ-22kΩ-22kΩ-1MΩの値が間違っていないことも確認しました。
実作基板のほうもDIP版を取り付けて試しました。
センサ出力は変化するのですが、LED点灯には反映しません。通電すると動き出したり一巡したところで止まったり繰り返し動き続けたりします。
ひとつ怪しい挙動を見つけました。上のほうのオペアンプの背中に指先を近づける(触らない)と、止まっていたものが動き出します。動くか動かないかが微妙に不安定な状態にあるような様子に見えます。
ということで行き詰っています。なにか示唆をいただけるとありがたいです。
daruma(2020/02/02 Sun 14:26) [ 編集 ] [ 返信 ]
U2U3オペアンプへの入力を外から入れてみました。
センサーは付けていますが、U1/4のout(7pin)からの線を切り、安定化電源から電圧を入れてみました。
U2の+IN(5pin)は0V、vmin(6pin)は1.51V。
vmin(6pin)をテスターで見ながら+IN(5pin)に外から電圧をいれ、
out1(7pin)をオシロで見ました。
+IN(5pin)が0V〜1.51Vのとき、out1はL、LEDは消えています。
+INを上げていくと1.51Vを越えたところでout1はHになり、LEDが走ります。
+INを下げていくと1.51Vを下回ったところでout1はLになり、LEDが走ります。
同様にU3のほうを調べました。
U3の-IN(2pin)は0V、vmax(3pin)は1.58V。
vmax(3pin)をテスターで見ながら-IN(2pin)に外から電圧をいれ、
out2(1pin)をオシロで見ました。
-IN(2pin)が0V〜1.58Vのとき、out2はH、LEDは消えています。
-INを上げていくと1.58Vを越えたところでout2はLになり、LEDが走ります。
+INを下げていくと1.58Vを下回ったところでout2はHになり、LEDが走ります。
vrefは1.62Vのままです。
いずれの場合も走り出したLEDは10個×10個が一巡したところで止まります。
また、outのLは0Vではなくデジタルテスターで見て数十mVでやや変動があります。
この部分はちゃんと動いていると考えていいでしょうか。
元々の回路に復元してみました。
センサーを指先で温めると、3秒ほどでLEDが走りだす「ことも有り」ます。ピンに触ったり充電池を入れたりのショックで走り出すこともあるので、この場合も温度差で走りだしたのか別な要因でなのかわかりません。
これまでの実験はDIPのものでやっていますが、チップ+変換基板のものに取り換えても状況は変わりません。これは変換基板がちゃんとできている証ではあるでしょうか。
※書き忘れました。
out3(TC4538BPの11pin)は、inが1.5〜1.6Vあたりの狭い範囲でのみHになり、それより高くても低くてもLです。
daruma(2020/02/03 Mon 16:41) [ 編集 ] [ 返信 ]
U2/U3にセンサー出力を入れたときの様子を調べました。
センサー1の出力は、
室温で1.53V、指先で温めると1.52V
センサー2の出力は、
室温で1.52C、指先で温めると1.50Vです。
少しの違いは本来は校正すべき個体差でしょうか。
vrefは1.64Vです。実験のたび少々値が違うのは、電源電圧のわずかな違いのせいでしょうか。
out(U1/U4の7pin)は、
室温で1.65V、
センサー1を温めると1.63V、
センサー2を温めると1.67Vに変化します。
out1(U2/U3の7pin)は、
室温で3.29V、どちらのセンサーを温めても変化しません。
out2(U2/U3の1pin)は、
室温で3.29V、どちらのセンサーを温めても変化しません。
out3(TC4538BPの11pin)は室温で3.00V、どちらのセンサーを温めても変化しません。
※昨日の外から電圧を入れる実験では、inが1.5〜1.6Vあたりの狭い範囲でのみHになり、それより高くても低くてもLでした。
昨日の外から電圧を入れる実験で見られるout1,out2,out3の変化が、実際のセンサー出力を入れても起こらないのがおかしいのですね。
LEDが走り出す「こともある」のは、温度差によってではなく別な要因が引き金になって起きていたのですね。
ということはU2/U3がちゃんと動いていないと考えられるでしょうか。
daruma(2020/02/03 Mon 19:38) [ 編集 ] [ 返信 ]
動きました。
指先では温度変化が足りなかった、ハンダこてで温めたら動いたというオチでした。
正月明けに実験を始めたころはハンダこてでもだめだったのですが、実験のやり方がまずかったのか、あちこち点検再ハンダしているうちに直ったのか、daruma的展開ではありますが、正常動作をみました。
明日、詳しく書きます。
daruma(2020/02/04 Tue 11:34) [ 編集 ] [ 返信 ]
センサーをハンダこてで温めると期待した結果が出ました。
out2(U2/U3の7pin)は、
室温で3.29V、
センサー1を温めると0Vになり、LEDが走ります。
センサー2を温めると3.28Vになり、LEDが走ります。
out2(U2/U3の1pin)は、
室温で3.29V、
センサー1を温めると3.28Vになり、LEDが走ります。
センサー2を温めると0Vになり、LEDが走ります。
out3(TC4538BPの11pin)は室温で3.00V、
どちらのセンサーを温めても0.3Vになり、LEDが走ります。
当初、
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=article&id=5027&page=1
で、vrefの電圧がおかしいとのご指摘だったので、これが原因これをなんとかせねばと悩んでいたのですが、動いたのを見ると、これでよかったのでしょうか。電源電圧3.3Vを分圧ですが、その元の配線図で、私、3Vと書いてしまっていました。
三端子レギュレータS-812C33AY-B-Gは3.3V出力で、実測3.29Vですから、
3.3Vを上下対称の分圧抵抗1MΩ+22kΩで中点をvref、(3.3/2=1.65)
中点から22kΩぶん手前をvmax、22kΩぶん先をvmin、
だからこの抵抗を小さくすれば範囲を狭くできる
と、こういう理解でいいのですよね。
次のステージに進むことができます。
実験で不安定なこともあったのは、値を変えてみるCやR、センサーの取り付けに丸ピンソケットを使ってリードを差し込んでいたのが事故の元だったかもしれません。特に1/6W抵抗のリードは丸ピンソケットにはゆるぎみです。
動作することが確認できたので、まずは時間を決める1μF以外はハンダ直付けにします。
daruma(2020/02/05 Wed 22:49) [ 編集 ] [ 返信 ]
あと回しになっていた満充電にどれくらいの時間がかかるかを調べてみました。
まず、LEDを点けっぱなしにして放電させました。あまり高輝度でないLEDに30mAくらい流して点灯させておくと、30分くらいで0.81Vまで下がりLEDが消えました。
LEDを取り外し、送電側に5V、受電側には100Ωを入れ充電開始。安定化電源の電流計は100mA程度、充電側回路に挿入した電流計(アナログテスター)は13mAを指していました。
10分で2.37Vまで回復し、充電電流はしだいに減っていきました。
1時間半で3.89Vまで達し、この時の充電電流は3mAまで下がっていました。
もっと大電流が流れて尚且つ時間がかかるかと思ったのですが、小電流短時間で充電完了しました。
電池が新しくて元気がいいとこんなものなんでしょうか。
daruma(2020/02/22 Sat 22:52) [ 編集 ] [ 返信 ]
動作するものが形になりました。
LEDは当初円形に配置するプランで、「はさみで切れる薄い基板」を指輪のように丸めることを考えたりしていたのですが、結局省スペースで直線に並べました。穴2列幅の細い基板片に1ピッチに収まる幅のLEDを並べました。高さをおさえるために、リードが左右に出たタイプのLEDです。手持ちの中で小電流高輝度のものを選んで、10番目だけ青色にして他の9個は緑色です。
三端子レギュレータより前の部分(送電部を含む)は充電池基板に置くことにして、回路基板は一部変更し2号機を作りました。
時間を決めるCは4.7μFにしました。これで470秒です。
テストスイッチでもハンダこてで温めてもスタートします。
さて、これを浮かせなければなりません。
2枚の基板の間をバラストタンクにする考えで、発泡スチロールをサンドイッチすることも考えたのですが、レジンの溶剤で融けるかもしれないことと空中配線を収める工作がしにくそうなことから、ここの四方を薄い壁で包んで中を空洞にすることにしました。壁はレジンに融けない材料を見つくろいます。レジンの粘性が低くてもランドの穴から流入しないよう、全てのランドにハンダを盛りました。ずっと以前inara1さんご紹介のラーメンタイマ氏がこの流儀でしたね。
浮力の見当です。
あまり厚くない寸法にレジンでくるむと8cm×5.5cm×6cmの直方体で体積は264ccになります。回路基板全体で106gあり、使用するレジンはざっくり見積もって8cm×5.5cm×1.5cmで66cc、比重1とすると66gです。
264ccで106+66=172gの物体ですからおよそ2/3が没して浮く。ずいぶんごろんとしているので、2枚の間隔はもう1cm狭めても大丈夫。
と、こういう計算でいいですよね。
やり直しがきかないので不安です。
daruma(2020/03/03 Tue 12:59) [ 編集 ] [ 返信 ]
結果から書きます。失敗終了となりました。
致命的なのは、ヒビが入ってしまったことです。これでは水漏れするのでお湯に入れられません。
第二に、樹脂が見こみの倍量入ってしまいました。削って仕上げるので肉厚にしたからでもありますが、部品面の凸凹部分を小さく見積もりすぎたようです。ずっしり重くて、これでは水に浮きません。
ヒビの無い側を50℃のお湯につけてみましたが、何分待ってもスタートしません。真横から見るとセンサーは表面から2mmくらい奥です。
このあとまわりを耐水ペーパーとコンパウンドで仕上げる予定でしたが、ここで撃沈です。
樹脂を初めて使ったので、そのことについて以下覚え書きとします。
樹脂の選定
趣味工芸で使われるレジンは「エポキシレジン」と「UV硬化レジン」ですが、エポキシは先述の40℃超えると柔らかくなってしまう点で却下。UV硬化レジンはUVのLEDの光が届かないと硬化しないので厚い造形には使えないことがわかりました。
そこで、一般的な意味での他のレジンを検討し、「不飽和ポリエステル樹脂」
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N7BG4T5/ref=psdc_2189380051_t1_B01M7ZTONB
にしました。使い勝手良く硬化後の質感もよかったのですが、硬化時に収縮するので、型をがっちり作ったせいでヒビが入ったと思われます。硬化完了後はお湯につけても融けたり軟化したりはありませんでした。
型材の選定
シリコーンで型を起こすのが一般的なようですが、ただの箱形を作るのに型用の型(雄型雌型)を作って流し込むのは手間もコストもかかりすぎなのでプラスチック板で箱を作ることにしました。材質によって融けたり変質したりしないものをと検討して、結局ポリプロピレンにしました。100均の0.75mm厚のシートを使い、ビーカーやかき混ぜ棒もすべてポリプロピレンにしました。
シートを各面ごとに切りテープで貼り合せて箱形にしました。直角が崩れないようにL形の枠で囲んだのが敗因でした。むしろ縮んだ分へこんでくれればヒビは入らなかったと思います。
仕上がり
注型はあわてずゆっくりでだいじょうぶ。1時間ほどである程度硬化、一晩たつとカチカチになっていました。型材が平滑だったので表面もツルツルに仕上がり、形の修正が不要なら磨き工程は無くてもいいくらいです。今回の計画ではこのあと耐水ペーパーで研いで平面出しをしてコンパウンドで磨く予定でした。
比重は不明ですがズッシリ感があって、クリスタルガラスの灰皿みたいです。
というわけで、レジン封入で外部温度がセンサーに伝わるのは困難なことがわかり、また、浮かぶためには空洞をもっと大きく取ってレジン層を薄くしてかなり大きな形(レンガくらい?)にしなければならなそうなことが明らかになったので、このネタは残念ながらこれにて終了としたいと思います。
inara1さん、回路設計と動作チェックにご指導といつものようにお世話になりました。ありがとうございます。
「レジンで封入」ネタ自体は手ごたえがあり、別な迫り方でまた挑戦したいと思います。
空気室の壁材について追記します。
2枚の基板に挟まれた空間を囲って空気室にするのに、薄い塩ビミラー板は融けたりしないことが確かめられたのでそれを使いました。以前万華鏡を作ったときの残りが役に立ちました。接合部はエポキシ接着剤で隙間なく貼りました。
chy_farm(2020/03/04 Wed 20:45) [ 編集 ] [ 返信 ]
DARUMAさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
私が使っているレジンは、硬化時間が早くて、脱泡装置で泡を抜く時間もなくて、いつも硬化後に泡だらけになっています。
それに、私がレジンを使いたいパーツは、主にガソリンに触れるところなので、全然うまくいっていません。
シリコンで作る型枠の方法は、私も大好きな方法の1つです。
このために脱泡装置に使う少し大きめの真空ポンプを揃えました。10年前のことです。
シリコン型枠を収める型枠は、私にとっても、今もテーマの1つです。
シリコン型枠の大きさによっては、その外側は、様々なサイズが必要ですから、なかなか面倒です。
これまで何度か簡易的なプラスチック製の型枠で「ごまかして」きましたけれど、そろそろ作りやすい、セッティングしやすい型枠を作りたいと考えています。
DARUMAさんがお作りになったレジンの製品にヒビが入ってしまったのは、拝見している私にも痛いです。
でもお使いになったレジンの透明度はかなり良いものがありますね。
どうぞこの少しの失敗に負けないで、頑張ってください。
daruma(2020/03/09 Mon 11:49) [ 編集 ] [ 返信 ]
chy_farmさん、コメントありがとうございます。
瞬時に硬化する樹脂は私も30年くらい前に使ったことがあります。面白かったですが扱いがたいへんですね。今回はそのとき以来です。あわてなくてよく気泡も抜けるのが何よりです。
さて、「失敗終了」と思ったものの悔しくて、リベンジ計画にとりかかりました。
課題は、
・浮くようにしなければならないこと
・センサーが感知できるほどに遮蔽を薄くしなければならないこと
の二点です。
写真は、塩ビミラーのシートが侵されないか事前実験したものです。これを実測して樹脂自体の比重を調べてみました。
体積は5×5×1.8(cm)で45cm3、重さは54gあったので、比重は1.2です。当初とりあえず1としたより少し大ですが、全体が重くなってしまった主原因は樹脂の使用量が多かったせいだと思います。
センサー部は樹脂硬化後ぎりぎりまで研ぎ出して1mm厚くらいにするつもりでしたが、もっと薄く露出に近い状態にしたいところです。
そこで、
充電池が重くて自重を軽くはできないので、空気室を大きく取るために、基板を大きくして全体を透明プラスチックの箱に入れようと思います。さらに密封するために樹脂でコロッケの衣のように包もうかどうしようか。樹脂封入らしい見た目にできないのは少々残念です。
ブラ箱に窓を開けてそこに薄い塩ビシートを貼り内側からセンサーを密着させようと思います。密着は必須ですが、接着剤を使うと熱が逃げるかなあと思案しています。窓まわりの樹脂は注型時ブラ粘土ででも埋めておいて硬化後取り除けばいいでしょう。
前作から中身を再利用することはできないので、一から作り直しです。基板が大きくなったぶん配線は楽になって、作図はすでにできました。
chy_farm(2020/03/12 Thu 12:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
DARUMAさん、おはようございます。
> 瞬時に硬化する樹脂は私も30年くらい前に使ったことがあります。
>面白かったですが扱いがたいへんですね。今回はそのとき以来です。
>あわてなくてよく気泡も抜けるのが何よりです。
瞬時に硬化する樹脂と、ゆっくり硬化する樹脂があるのですね。
ゆっくり硬化する樹脂と云うものを次は使ってみたいです。
> 基板を大きくして全体を透明プラスチックの箱に入れーーーさらに密封するために樹脂でコロッケの衣のように包もうか
このように伺うと、次は成功しそうですね。
daruma(2020/03/29 Sun 22:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
大きい基板で再製作し、空気室確保のブラケースに収めました。
ケースは当初、タカチのスチロールケース
https://www.takachi-el.co.jp/products/PB
のPB-2を選んだのですが、残念ながら高さが基板を2階建てにするには8mmほど足りず、中身同等の重りを入れてこのくらいの体積で浮くことだけ確かめました。
このケースで行ければ、スチロールが注型樹脂で溶けないか実験する予定だったのですが。
プラスチックは種類によってどの溶剤に溶けるのか溶けないのかいろいろなので悩みます。注型樹脂で溶けたり分離したりしないことを実験済みの塩ビ板(2mm厚)を使って箱を作ることにしました。
塩ビどうしは専用接着剤として売られている溶剤(テトラヒドロフランと書いてあります)で瞬時にかつ強固に溶着できます。センサー位置に穴を開け、0.2mm厚の塩ビシートを内側から貼り付けて窓にしました。面積のある平面の溶着なので水漏れの心配はありません。箱に組むのも溶着で頑丈にできましたが、切り口のみの接合なので隅に小さな隙間でもあると水が漏るのが心配で、水に浮かべる実験はしないまま樹脂封入に進みます。スチロールケースよりやや肉厚で重いので不安です。
センサー部は、0.2mm厚の塩ビシートの下にセンサーモジュールが来るようにして、梱包用の「プチプチ」のプチ1個を枕のようにして置きました。背後はICや充電池表面に接しますが、プチプチの空気層が断熱してくれるし、弾力で塩ビフィルムに押し付けてくれます。
次はこの箱を樹脂でくるむわけですが、もちろん窓の部分には樹脂をかけません。
この状態で箱の各辺は溶着していますが、いざというときには殻割りして回路基板を救出することは可能です。
動作させてみました。窓の外からドライヤー(ヒートガンではなく家庭用のヘアドライヤー)で温風をあてると2秒ほどでLEDがスタートします。満足できる感度だと思います。テスト用のリードスイッチも働きます。
ポリプロピレン板で型枠を作って、明日は注型封入の予定です。
chy_farm(2020/03/30 Mon 09:51) [ 編集 ] [ 返信 ]
Darumaさん、こんにちは。
タカチのプラスチックケースのリンク、ありがとうございます。
私のインバータプロジェクトでなく、別のプロジェクトに使いたいと思案中だったので、ご案内をありがたく拝見しました。
アップされた写真のケースはDarumaさんが自作されたものですね。
>プラスチックは種類によってどの溶剤に溶けるのか溶けないのかいろいろなので悩みます。
↑これは私も同感です。
動作が上手くいってよかったです。
明日の樹脂作業が、こちらで拝読していてもドキドキするような、、、、
うまくいきますように!
daruma(2020/04/01 Wed 09:38) [ 編集 ] [ 返信 ]
硬化が完了したので、型をはずしました。
気泡が残ってしまいました。前回の反省で型枠に四角いタガをはめなかったので、太鼓型に膨らんでいます。ま、これはサンディンクで削ればいいわけで。むしろ真っ平らにするよりもふくらみを残すほうがいいかもしれません。
が、ヒビは無く固まってくれたので、さっそく水に入れてみました。
浮きます。南極のテーブル型氷山のように九割方は水面下です。ほっとひと安心です。
黄色いのは、センサー部に樹脂を入れないための栓です。これには面白いものを使いました。100均(セリア)の「型取り用シリコーンゴム」
https://blog.janjan.net/2018/12/05/seria-silicon-rabber-copy-plamodel/
です。学校給食のジャムみたいに包装されたものがふたつ、いっしょにして手で揉んでよく混ぜると、4分くらいで硬化が始まり、1時間後には一般的なシリコーン製品と同じようになります。手軽で便利です。少量安価ですから、同量取り出すこともせず全量使って残りは捨てても惜しくありません。
今後もなにかのときに使えそうです。
このあと、耐水ペーパーで研ぎ出しにかかります。
chy_farm(2020/04/01 Wed 21:02) [ 編集 ] [ 返信 ]
darumaさん、こんばんは。
綺麗にできましたね〜、透明感もばっちりだし。
私には、少し膨らんでいるくらいが、お色気があって良いような感じします。
ちょうど先ほどネットで真四角の氷が発見されたニュースを見ました。
浮いている姿は、こんな感じですか?
https://www.cnn.co.jp/fringe/35127509.html
100均のかたどりシリコーン、面白いです。
30分で硬化開始、1時間で使用可能、と云うところが便利ですね。
次にかたどりするときには使ってみたいです。
daruma(2020/04/09 Thu 17:02) [ 編集 ] [ 返信 ]
形を整えるため耐水ペーパーをかけ、仕上げで#2000まで細かくしても曇りが取れず#6000と表記の超精密研磨フィルムを使っても『フロスト仕上げ』風で、タミヤのプラモデル用コンパウンド
https://www.tamiya.com/japan/products/87070/index.html
でなんとか透明になりました。が、ポリプロピレン平滑面の型から外した状態のキラキラした透明感は戻りませんでした。ペーパーかけは各辺や角のみの面取り程度にとどめたほうがよかったかもしれません。
センサー部の栓を外してみると、樹脂の太鼓型に膨らんだ部分6mmほどと塩ビ板2mmとで結構な深さになって寸胴形では空気がたまって水(湯)が奥まで入らなそうだったので、朝顔形に周りを落としました。いくらかはましだと思います。
首にかけるのにチェーンは不似合なので太い(3mmφくらい)透明丸紐を探したのですが見つからず、0.8mmを三つ編みにしました。
2作目用にワイヤレス充電ユニットをまた買うにあたり、今度は給電側5V入力のものにしたところ、安定化電源から300mA以上流れて30分ほどで冷却ファンが回り出します。かと言って、5V受電のものに12V給電では5Vは取り出せませんでした。1作目の12V入力のものを5V入力で使ったほうがよかったかもしれません。
1作目は注型樹脂にヒビが入って中断したので、センサー部にあたる樹脂面を薄く削るところまでは行かず動作テストはしなかったのですが、それをしたとしてもダメだったのではと思います。センサーモジュールが樹脂に埋まっていたのでは、比熱というか熱容量が大きくなってセンサー自体が温まりきらなかったと思うのです。
今回は箱の中で「プチプチ」を枕にしているので湯の温度をセンサー自体が受け止められたのが成因だったと思います。
あとは給電ユニットをケースに納めて完成です。ゴールが見えてきました。
chy_farm(2020/04/09 Thu 20:26) [ 編集 ] [ 返信 ]
daruma さん、こんばんは。
> キラキラした透明感は戻りませんでした。ペーパーかけは各辺や角のみの面取り程度にとどめたほうがよかったかもしれません。
でも、結構美しいです、宝石箱のようです。
> 朝顔形に周りを落としました。いくらかはましだと思います。
こんなにきれいに、曲面がよく出ましたね。
最初はナイフで削ったのですか?
> ゴールが見えてきました。
このように拝見していても、完成が近づくと云うニュースは嬉しいです。
daruma(2020/04/13 Mon 19:08) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 最初はナイフで削ったのですか?
砲弾型の軸付き砥石
https://www.biccamera.com/bc/item/6479374/
で削ったあとペーパーとコンパウンドで仕上げました。砥石が粗かったので削りキズが若干残りました。
さて、充電器をケースに収めました。
なにかのときに買ったまま置いていたタカチのブラケース
https://www.monotaro.com/p/1796/9017/
が、天面裏に基板取付用のボスが付いていて、コイルを付けるのに好都合でした。
ワイヤレス充電器の給電ユニットは受電ユニットが乗っていなくても電流が流れるので、スイッチを付けました。受電ユニットを乗せると出べそが押されてマイクロスイッチがONになります。LEDも付けました。給電Readyのランプと本体側の受電中のランプとでにぎやかです。
これにて『電池交換無しにLED』ネタは完成です。
inara1さん、回路設計ありがとうございました。このネタの意図「密封した中で動く」を実現できたうえに、「どちらが高くても低くても温度差が有れば」というナイスな仕様、すばらしいです。
石鹸よりかなり大きくなって、温泉に持ち込むと白い目でみられそうですが、「密封した中で動く」が実作できました。
今作を離れ充電不要な何かとなると、エネルギーハーベスト分野でしょうか。以前、無線マイコンTWELITEで何作か作ったときに、
https://mono-wireless.com/jp/products/TWE-EH/index.html
に興味をもちましたが、微小な消費電力でできることは、センサーくらいでしょうか。音や光を出力することは無理でしょうね。なにか作ってみたいのですが、inara1さん、いかがでしょう。
音や匂いのセンサーだと密封するわけにはいかない(密封でなくてもコネクタ不要なら射程内ですが)し、光、振動、地磁気、加速度などどうでしょう。投げると速度を表示するボールなんてありましたね。机に飾る首を振り続ける小さな人形、あれは太陽電池とコイルのブランコかなにかでしょうか。やじろべいや水飲み鳥のようなものは・・・。
なにか考えついたら書きます。
chy_farm(2019/02/25 Mon 17:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
LM7171が手元にあるので、これを使ってパルスオンタイム最小のパルス発生器を作りたいので、アドバイスをお願いします。
用途はTDR検査用の簡易パルス発生器です。
周期は1MHz程度で、立ち上がりの早いパルスが欲しいです。
LM7171が4,100V/usのslew rateですから、5Vで使えば立ち上がりは5nsくらいです。
内蔵発振器が16MHzのArduinoで1MHzを作っても、ONにワンサイクル、OFFにワンサイクル取られてしまうから、パルスのオンタイムは(1/16M)秒になってしまいます。
ですから、Arduinoで基準とする周期のパルスを出して、これと直結するだけではダメですね。
何か別の方法を用いて、パルスオンタイムが立ち上がりと同じ5nsくらいのパルスを作ることが出来ないでしょうか。
LM7171を、たとえば基準とする周期のパルスの立ち上がりだけ、もしくは立下りだけで、それも瞬間的に短時間だONできればいいのですが、そういう方法があればご教示お願いします。
一応、参考にこちらのサイトも見ました。
http://kingyonull.blogspot.com/2013/04/2tdr.html
chy_farm(2019/02/25 Mon 17:31) [ 編集 ] [ 返信 ]
マニュアルを良く見たら、電源電圧は5.5Vから36Vになっていました。
Arduinoの5Vにあわせたかったのですが、少し足らないでしょうか?
それとも何とか動くのかなぁ。。。?
inara1(2019/02/25 Mon 22:49) [ 編集 ] [ 返信 ]
添付写真のような単一パルスを出したいのですか。これはパルス幅が7.7nsですが、これよりパルス幅を狭めると振幅が小さくなるので、この幅に広げています。
LM7171は使っていません。標準CMOSロジックICの74HC02で作れます。
chy_farm(2019/02/26 Tue 08:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、
おはようございます。またお世話になります。
まさに、こういうのを作りたいのです。LM7171を使わなくても、立ち上がり早くできるんですね。
よろしくお願いします。
inara1(2019/02/26 Tue 09:04) [ 編集 ] [ 返信 ]
上の波形は添付図のような回路にロジックレベル(0V/5V)の矩形波を入力すると作れます。この回路は入力信号の立上りエッジを検出するものです。
ロジックICはNORゲート
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11489/
と呼ばれるもので、2つの入力が両方Lレベル(0V)のときに出力がHレベル(5V)になるものです。
波形を観測したオシロスコープの帯域は100MHzなので、理想的な矩形波(立上り/立下り時間=0)を観測しても立上り/立下り時間は3.5nsくらいになります。したがって実際の波形の立上り/立下り時間はもっと小さいかもしれません。
inara1(2019/02/26 Tue 09:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
このような超短パルスを発生させるには、部品や配線のレイアウトに注意しないと波形が乱れます。添付画像のようなパターンで作ったほうがいいです(上の写真はブレッドボードに組んだ回路で、この配線パターンは使っていません)。
inara1(2019/02/26 Tue 09:18) [ 編集 ] [ 返信 ]
このような超短パルスを観測するには、オシロスコープのGNDリード(みのむしクリップが付いた黒色のリード線)と先端のキャップを使わずに、添付画像のように、プローブ先端を直接観測点に接続して、GNDはプローブ先端近くから取って最短経路で回路GNDと接続します。そうしなと観測波形がリンギングだらけになってしまいます。
chy_farm(2019/02/27 Wed 21:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、
おせわになります。
まず、ご教示いただいたこれで試作してみます。
細かいご注意点、ありがとうございます。
chy_farm(2019/02/26 Tue 09:07) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、
すみません、狙いどころを誤って計算してました。
伝送経路のチェックに使うので、伝送経路の全体長さに合わせないと意味がなかったでした。
伝送経路の全体長さは平均でおよぞ片道2mです。
光速で1m進むのに3.3nsですから、例えば断線箇所を20cmごとにチェックできるとすると、0.66ns以内に1パルスが立ち上がってー>たち下がって、欲しいところです。
伝送線が有する固有の誘電率で伝送速度が多少遅くなるはずですから、目標値として0.66nsであれば、なんとか簡易TDRに使用できそうです。
例えば上に上げてくださったサンプルケースですと、振幅を1/10に落とせばパルス長が0.7nsに収まるのですか?
inara1(2019/02/26 Tue 16:53) [ 編集 ] [ 返信 ]
>目標値として0.66nsであれば、なんとか簡易TDRに使用できそうです
上の回路では0.66nsは無理です。
>振幅を1/10に落とせばパルス長が0.7nsに収まるのですか?
ロジックICは電源電圧を下げれば振幅も下がりますが、0.5Vの電源電圧では動作しません(最低動作電圧は2Vくらい)。電源電圧を低くすると応答速度が下がってしまいます。
chy_farm(2019/02/26 Tue 22:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、こんばんは。
> 上の回路では0.66nsは無理です。
20cm単位で伝送経路を診断するというのは、出発点からして簡単ではないのですね。
chy_farm(2019/02/27 Wed 22:07) [ 編集 ] [ 返信 ]
inaraさん
> >振幅を1/10に落とせばパルス長が0.7nsに収まるのですか?
> ロジックICは電源電圧を下げれば振幅も下がりますが、0.5Vの電源電圧では動作しません(最低動作電圧は2Vくらい)。電源電圧を低くすると応答速度が下がってしまいます。
↑すごくアホな質問しちゃいました。失礼しました。
chy_farm(2019/02/28 Thu 00:01) [ 編集 ] [ 返信 ]
inaraさん
74HC02を2つ注文しました。
一つに4けのロジックが入っています。
この回路には3つ使用するだけなのに2つ使うのは、何か安定性のためにそうするのですか?
inara1(2019/03/01 Fri 13:30) [ 編集 ] [ 返信 ]
>この回路には3つ使用するだけなのに2つ使うのは
ICの上側を使うと、配線が一直線にならず、また配線がGNDパターンの上を通るからです。立上り・立下り時間を重要視する回路では、配線のインダクタンスを減らすために極力短かくして、屈曲させないほうがいいと考えてそうしました。
オシロスコープのGNDリード(みのむしクリップがついているほう)は10cmくらいありますが、GNDリードを使うと波形が乱れます。1cmでも短くしたほうがいいと考えました。
chy_farm(2019/03/01 Fri 18:51) [ 編集 ] [ 返信 ]
なるほど、わかりました。
いつもながら、ご配慮の高さに感謝です。
ロジックで組み上げるところは、ご説明がとても分かりやすくてありがたいです。
言われたらそうなるなぁ、と分かりますが、これを発明したのはすごいですね。
74HC02は4組注文しました。
あさってにはとどくと思いますから、たのしみです。
オシロのGNDの件もありがとうございます。
5年前に買ったテクトロの1GHz差動プローブ、P6247を使ってみます。
なかなか使う機会が無いので、箱の中で腐ってしまわないか、心配でした。
chy_farm(2019/03/05 Tue 12:37) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
74HC02が届いたので作ってみました。
330Ωのところをいろいろ変えて時定数を調整したら、100Ωでこれくらいの短いパルスになりました。
村田の1pFがあったので、試しに差しこんで観察しまたが、差し込まないほうが若干短いので、外しました。
chy_farm(2019/03/05 Tue 12:38) [ 編集 ] [ 返信 ]
プローブは差動を使用するほどでもなさそうなので、HPのいつもの1Gで済ませました。
chy_farm(2019/03/05 Tue 12:44) [ 編集 ] [ 返信 ]
T-fallのあとに落ち込むringingがありますけど、長さ207cmのBCNコネクタで試しにTDRしてみたら、反射波がはっきり見えてうれしいです。
chy_farm(2019/03/05 Tue 12:46) [ 編集 ] [ 返信 ]
Cを0.1uFに変更して長いパルスでも試しました。
chy_farm(2019/03/05 Tue 12:48) [ 編集 ] [ 返信 ]
長いパルスでもはっきり反射が見えますが、私の好みは短いパルスで見る方です。
chy_farm(2019/03/05 Tue 22:32) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん。お世話になります。
この74HC02より高速に立ち上がるロジックパッケージがあればためしてみたいのですが、ご存知ありませんか?
inara1(2019/03/06 Wed 02:27) [ 編集 ] [ 返信 ]
ロジックICにはいくつか種類があります。ここ
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/logic/cmos-logic.html
のラインナップのところに、種類ごとの電源電圧範囲とtpd(伝搬遅延時間)が出ています。
立上がり/立下り時間はtpdに比例すると考えていいので、この中からtpdの小さい種類を選べばいいです。74HCタイプをそのまま置き換えられるのが74ACです。ACはHCの高速版(Advanced CMOS)という意味です。
5Vの電源電圧では使えませんが、電源電圧を3.3Vのとするのなら、74LCXシリーズがさらに高速です。パッケージも表面実装用になるので、そのままブレッドボードに挿せません。
その表には出ていませんが、74LCXより高速のロジックICにECL(Emitter Coulped Logic)というのがあります。ECLには10Kシリーズ(型番が10XXX)と100Kシリーズ(型番が100XXX)があり、100Kシリーズのtpdは1nsくらいです。100KシリーズはロジックICの中で最高速です。ただし、ECLは電源が2つ必要なことと、消費電流が非常に大きい(発熱が大きい)ため、現在ではほとんど使われていません。
chy_farm(2019/03/06 Wed 08:41) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おはようございます。
>100KシリーズはロジックICの中で最高速です。
>ECLは電源が2つ必要なことと、消費電流が非常に大きい(発熱が大きい)ため、現在ではほとんど使われていません。
ありがとうございます。Fairchildの製品案内を見つけました。日立も作っていたんですね。
一つ見つけました。ためしに一つもらってみます。
100kの表面実装用で、18pinです。
(これに合う変換ボードがあったかなぁ?)
発熱対策にはパソコンのCPU冷却用シリコングリスとアルミ放熱Finで対応すれば良いですか?
実際に注文できて手元に来たら、2電源のことなど、またご案内よろしくお願いします。
(それにしても、お高いですね〜!)
chy_farm(2019/03/07 Thu 10:44) [ 編集 ] [ 返信 ]
基盤に組んでから、再びパルスオンタイムをみたら、ブレッドボードのものより早くなっていました。
ブレッドボードでは7nsくらいでしたが、基盤では5.9nsくらいになっています。
ブレッドボードの中のピンを挟む部分が無い分、寄生容量が減ったせいでしょうか。
このBNCコネクタ(2.07m)で、反射波が21.7nsで返ってきていますから、このコネクタの伝達遅延率は0.636くらいでした。
chy_farm(2019/03/08 Fri 13:55) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、
お世話になります。ECLが届きました。Signetics社の100141というShift Registerです。
Datasheetが公開されているか調べましたが、ありません。
このチップにDatasheetが付いてきたので、代わりにアップします。
著作権があるので、ダウンロードされたら、お手数で恐縮ですがお知らせくださいませんか。画像は削除いたしますので。
全部で9ページあります。
始めのページを読み込んで頂いて、お知らせを頂いたら、次に1ページずつ、8ページ連続でアップします。
その後、1日経過後に全て削除いたします。
inara1(2019/03/09 Sat 01:44) [ 編集 ] [ 返信 ]
なぜシフトレジスタなのですか?それをどのように使って単パルスを発生させるのでしょうか。
データシートは検索で見つかったので画像を添付しなくていいです。
chy_farm(2019/03/09 Sat 08:41) [ 編集 ] [ 返信 ]
inaraさん、おはようございます。
> なぜシフトレジスタなのですか?それをどのように使って単パルスを発生させるのでしょうか。
↑
ECLの型番が100XXXでも、全て同じではない、のですね。それを知りませんでした。
と言うことはこれは使えませんか。同じことをしたいのですが。
(追伸)
たぶん、100xxx番のモデルの中から、NOR Gate というものを探す必要があったのですね。
これはビットでシフト演算をするためのチップなのですね。
> データシートは検索で見つかったので画像を添付しなくていいです。
↑
了解です。画像は添付しません。
inara1(2019/03/09 Sat 09:47) [ 編集 ] [ 返信 ]
データシートはここ
http://bitsavers.trailing-edge.com/components/fairchild/_dataBooks/1982_Fairchild_100K_ECL_Data_Book.pdf
で見られます。
74HC02と同じ2入力のNORは100102ですが入手できるかどうかは知りません。
chy_farm(2019/03/09 Sat 16:52) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
> データシートはここ
> http://bitsavers.trailing-edge.com/components/fairchild/_dataBooks/1982_Fairchild_100K_ECL_Data_Book.pdf
> で見られます。
> 74HC02と同じ2入力のNORは100102ですが入手できるかどうかは知りません。
データシートありがとうございます。
ちょうどよい具合に、ブルガリアに4個持っている人が居ました。そのうち2個を注文しました(画像のもの)。
末尾にDCと有るのは、データシート304ページにあるこちらの表示ですね。
////////////////////
(page 304)
Chapter 5
Ordering Information / Package Outlines
////
Specific ordering codes are listed on each data sheet in Chapters 3 and 4.
The Product Index and Selection Guide given in Chapter 1 list only the "basic device numbers."
This basic number is used to form part of a simplified purchasing code where the package type is defined as follows:
100xxx D C
D = Package Code
C = Temperature
Range Code
Package Code
Temperature Range => One basic temperature grade is specified in this databook:
C = Commercial / O°C to +85°C
Package Code => One letter represents the basic package type.
Different package outlines exist within each package type to accommodate varying die sizes and number of pins, as indicated below:
D = Ceramic / Hermetic Dual In-line / 4J, 60, 6Y, 8F
////////////////////
ありがとうございます。
chy_farm(2019/03/09 Sat 17:33) [ 編集 ] [ 返信 ]
緑丸印のPinは「Complementary Output」となっています。
これはNORの意味ですか?
赤下線の「E」は「Enable Input」で「OR」と「NOR」を切り替えするのですか?
ご教示、よろしくお願いします。
inara1(2019/03/10 Sun 01:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
緑丸印のPinはNOR出力です。今回の回路ではNOR出力だけを使います。
赤下線のEはORとNORの切り替えではなく、回路を動作状態にするか、非動作状態にするかを切り替える端子です。EをLレベル(-1.8V以下)にするとOR/NOR素子として動作します。EをHレベル(-0.8V以上)にすると入力に関係なくOR出力がHレベル、NOR出力がLレベルに固定されます。
出力端子から外部に信号を取り出すには、出力端子と-2V電源(VTT)との間に50Ωの抵抗をつなぎます。
VCCとVCCAは正電圧側の電源端子(0V)、VEEは負電圧側の電源端子(-4.5V)です。ECLに2つの電源が必要というのは、-4.5Vと-2Vのことです。ECLの基準電圧はVCCなので、測定の基準電圧はVCC端子の電圧になります。
添付回路で、まずNORゲートの動作確認をしてみたらどうでしょうか。
chy_farm(2019/03/10 Sun 09:21) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おはようございます。お世話になります。
新しい回路図と、いつもながらご丁寧な解説をありがとうございます。
そうすると、必要な両電源は、以前教えていただいたLTC1144を使えば2Vから変換できますね。
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=article&id=4491&page=1
-2Vと-4.5V必要ですから、LTC1144でそれぞれの変換をして、それぞれを接続したらよいですね。
あの時はLTC1144を購入しなかったので、これから注文します。先に電源を作って十日も待っていれば、ブルガリアから100102DCが到着するでしょう。
まずご案内くださったように、いただいた回路で実験してみます。
どれくらい速いのか、楽しみです。
inara1(2019/03/10 Sun 15:14) [ 編集 ] [ 返信 ]
負電源が必要だからといってもLTC1144を使って電圧を反転する必要はないです。添付図のように、DC電源の+と−を逆にして出力すれば負電源となります。
-2Vは負電圧用の三端子レギュレータ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07218/
を使ってください。LTC1144は出力電流は数十mAしか取り出せないし、出力電流によって電圧が変わってしまいます。
お持ちのDC電源の出力端子にGNDがなければ「+とGND間をショートバーで短絡する」は実行しなくていいですが、その場合、DC電源の−出力端子と、オシロスコープのGND端子(BNCコネクタの外周側)が電気的につながっていないか確認してください。
chy_farm(2019/03/10 Sun 19:10) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
LTC 1144はそういう特徴だと、以前も教えていただきました。100102が電流を食うのでこれではダメなんですね。
それに3-Terminal reguratorで構成する方が簡単で安価です。
回路図、ありがとうございます。
>「+とGND間をショートバーで短絡する」
>「DC電源の+と−を逆にして出力すれば負電源」
という方法は知りませんでした。
手持ちの電源にGNDがあります。
いま黒の端子二つをつないでいるバーを外して、これをプラス端子とGND端子間に移せばいいのですね。
GND=マイナス
と信じていました。
GNDがある電源というのは、GNDを「0V」にしたらプラス、マイナスと両方に使えるのですか?
inara1(2019/03/11 Mon 02:09) [ 編集 ] [ 返信 ]
>GND=マイナスと信じていました
DC電源の出力は一般にAC100V(AC240V)とは絶縁されているので、どちらを回路GNDとしても使えます。
こちらで使っているDC電源はこれ
https://www.aandd.co.jp/adhome/products/sp/ad8724d.html
ですが、2台あるので、添付画像のように直列接続して両電源(+−電源)として使うことがあります。この電源は安モノなので筐体(シャーシ)GND端子はありません。
高級なDC電源の中には、出力が複数系統あって負電圧も発生できるものがあるので、そういう電源なら1台で両電源が作れますが、出力が1系統で正電圧しか出ない電源でも2台あれば両電源が作れます。
E3634Aは出力が1系統で正電圧しか出ない電源ですが、オペアンプの実験などで両電源が必要なときはどうしているのですか。
inara1(2019/03/11 Mon 02:23) [ 編集 ] [ 返信 ]
E3634Aは筐体GNDとリモート端子が付いた正電圧電源なので、添付画像のように接続してください。
電流リミットの設定の方法は分かりますか?
取扱説明書
https://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/E3634-90413.pdf?id=754769
の17ページのある「電流出力のチェックアウト」がその手順です。電流リミットを設定しておかないと、回路側で電源を短絡してしまったときなどに過大電流が流れて回路を壊してしまうことがあります。こちらでは必ず適切な値に設定しています。今回の回路では電流リミット値は0.1Aくらいでいいと思います。
chy_farm(2019/03/11 Mon 09:35) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おはようございます。
>E3634Aは出力が1系統で正電圧しか出ない電源ですが、オペアンプの実験などで両電源が必要なときはどうしているのですか。
以前「心電計」や「微小電流測定器」の実験のときに、inara1さんに回路図を書いてもらった両電源
http://bbs3.fc2.com/thumb/454703_1380942739.jpg
で実験してました。
新しく接続図描いていただいて、ありがとうございます。
昨日inara1さんのアドバイスの後で、写真のようなジョイントを作りました。
> 電流リミットの設定の方法は分かりますか?
> 取扱説明書
> https://literature.cdn.keysight.com/litweb/pdf/E3634-90413.pdf?id=754769
> の17ページのある「電流出力のチェックアウト」がその手順
>今回の回路では電流リミット値は0.1Aくらいでいいと思います。
日本語取説、ありがとうございます。
手元のが英文だけだったので、読みやすくてうれしいです。
リミット値は「0.1A」ですね、分かりました。
ありがとうございます。
chy_farm(2019/03/11 Mon 10:04) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、電源のことでもう少しご教示おねがいします。
>こちらで使っているDC電源はこれ
>https://www.aandd.co.jp/adhome/products/sp/ad8724d.html
>ですが、2台あるので、添付画像のように直列接続して両電源(+−電源)として使うことがあります。
>この電源は安モノなので筐体(シャーシ)GND端子はありません。
inara1さんの例では、二つが同じ機種です。
私の手元に、Agilent_E3634A と Kikusui_35-2A とが有ります。
これを画像の「#1」ように、(このプレートで)直列に接続することは可能ですか?
可能な場合、「#2」のKikusui側のGNDはどう処理すれば良いのですか?
たぶん、Kikusui 側のGND端子はKikusui側の「正(プラス)」端子に接続して、Agilent側のGNDと一致させるのでは、と考えましたが正しいですか?
よろしくお願いします。
inara1(2019/03/11 Mon 11:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
筐体GND端子付きのDC電源を2台使うときは、それぞれの筐体GNDを互いに電気的につないでください。筐体GNDというのは装置の筐体なので、2台の筐体に電位差があると、万が一筐体が接触したときに過電流が流れます。
ECL回路の場合はVCCが回路GNDとなるので、添付画像のように、2つの電源の筐体GNDと+出力端子を接続し、さらにそれらを互いに接続します。
筐体GNDは必ずどこかに接続しなければならないというわけではないです(筐体GNDのないDC電源ではどこにも接続していません)。
inara1(2019/03/11 Mon 11:31) [ 編集 ] [ 返信 ]
この回路は大電流が流れるわけではないので大きなショートバーは不要です。
ちなみに、筐体GND付きのDC電源の多くは、添付画像のようにショートバーが+出力にも−出力にも接続できるようになっています。+側にも接続できるので、常に−がGNDではないということです。
E3634Aの端子配列はそのようになっていないようですが、専用のショートバーがあるのでしょうか。
chy_farm(2019/03/11 Mon 12:19) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん
>「2台のDC電源でECL用電源を作る」
↑ご丁寧に画像をありがとうございます。
ECL用の電源接続が分かりました。
>筐体GND付きのDC電源の多くは、添付画像のようにショートバーが+出力にも−出力にも接続できるようになっています。+側にも接続できるので、常に−がGNDではないということです。
↑なるほど、Kikusuiのは新しいほうも、古いほう(写真左)もそのようになっています。そういう風にして利用できるということを、いまやっと知りました。
三十年くらい前に初めて買ったアマチュアハム用のAlinco製電源(写真右)にはGNDがありません。
このE3632Aを中古で入手したので、E3632A用に専用のショートバーがあるのかどうか、分かりません。
E3632AとPMC35-2Aとを接続して、
(ECL用ではなく)オペアンプ用の両電源で使用するときはこちら↓のように使えるのですね。
>筐体GND端子付きのDC電源を2台使うときは、それぞれの筐体GNDを互いに電気的につないでください。筐体GNDというのは装置の筐体なので、2台の筐体に電位差があると、万が一筐体が接触したときに過電流が流れます。
↑両方のGNDを電気的に接続して筐体の電位差を無くし、その上で直列に接続する。
ということで良いですか?
chy_farm(2019/03/11 Mon 18:55) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん
お蔭様でうまくいきました!!
inara1(2019/03/12 Tue 05:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
配線が違っています。E3634Aのほうの電圧設定は4.5Vのはずです。
chy_farm(2019/03/12 Tue 09:26) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おはようございます。
> 配線が違っています。E3634Aのほうの電圧設定は4.5Vのはずです。
↑私がアップしたその画像は、一つ前の質問の「自己回答」です。
(ECL用ではなく)オペアンプ用の両電源で使用するときは、両方のGNDを電気的に接続して筐体の電位差を無くし、その上で直列に接続する、ということで良いですか?と質問いたしました。その質問への自己回答です。
今アップした画像のように、接続プレートは2種類作りました。
画像上が両電源、
画像下がECL用です。
chy_farm(2019/03/12 Tue 22:14) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
LM317と、LM337が届いたので、両方使って実験用の「両電源アジャスタ」にしました。
chy_farm(2019/03/12 Tue 22:23) [ 編集 ] [ 返信 ]
取説図(画像)にある120Ωは、inara1さんの回路図のように100Ωを使いました。
R2は100Ωのが手元に無かったので、
5k、
2k、
1k、
500
など、いろいろ試して2kΩにしました。
例えば5kを試したら、マイナス3V付近は細かく調整できるのに、2V近くは大雑把に動いてしまい、満足できませんでした。
chy_farm(2019/03/18 Mon 19:56) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
今日、ブルガリアから100102が届きました。
早速、先日描いていただいた回路図で実験しました。
入力信号源に、先日教えていただいた74HC02を二つ組み合わせた短パルス発生器を使ってみました。
画像は、この短パルス発生器と、100102を組み合わせて、100102の出力Outputから得られた信号を見ています。
上段の重なっている二つのグラフのうち、
黄色案内線のカーブは、短パルス発生器のOutputにプローブを接続して見た出力パルス、
ピンク色案内線のカーブは、短パルス発生器からパルスを出力した状態で100102側の入力ピンのところにプローブを接続して見た入力されているパルス、です。
下段のカーブは、上記それぞれのときの100102の出力NOR出力にプローブを接続して見た信号です。
お気づきの点、ご教示お願いします。
chy_farm(2019/03/18 Mon 21:47) [ 編集 ] [ 返信 ]
こちらの画像は、パルス信号器の信号をオフセットして、約-0.2V〜-1.7Vの範囲で入力して、それを100102の出力端子で観た波形です。
NOR出力になっていますが、立ち上がりを観ると仕様書に言われているほど速い立ち上がりでは無いように見えます。
inara1(2019/03/19 Tue 03:50) [ 編集 ] [ 返信 ]
最初の波形
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4752.gif
の入力信号は74HC02で作った短パルスですか。ECLの信号レベルは-0.8V〜-1.8Vなので0V〜5Vの信号を入れても正常動作しません。
次の波形
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4753.gif
の電圧レベルは合っています。この波形はこの回路
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4731.jpg
の入出力波形(上段が入力で下段が出力)ですか?OR出力とNOR出力の波形は互いに反転していますか?
プローブとオシロスコープの周波数帯域は1GHz以上ありますか?波形の立上がり時間が5nsくらいなので周波数帯域は100MHz未満だと思います。
最初の波形の実験で誤った入力信号(正電圧)を加えたためにECLが劣化した可能性もあります。ECLを交換して再実験してみてください。
chy_farm(2019/03/19 Tue 08:25) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、おはようございます。
> 最初の波形
> http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4752.gif
> の入力信号は74HC02で作った短パルスですか。ECLの信号レベルは-0.8V〜-1.8Vなので0V〜5Vの信号を入れても正常動作しません。
↑はい、74HC02の波形です。
はじめ試しに入れてみましたが、inara1さんが示してくれていたサンプル波形と電圧範囲違うので、やり直し↓ました。
> 次の波形
> http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4753.gif
> の電圧レベルは合っています。この波形はこの回路
> http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4731.jpg
> の入出力波形(上段が入力で下段が出力)ですか?
↑はい、こちらで示していただいた回路の波形です。一箇所変更は、入力側のピン番号(Od)にあわせて、出力側のピン番号を移動(D1c,D2c -> D1d,D2d)しました。
>OR出力とNOR出力の波形は互いに反転していますか?
↑はい、互いに反転していますのでNOR出力になっています。
>プローブとオシロスコープの周波数帯域は1GHz以上ありますか?
>波形の立上がり時間が5nsくらいなので周波数帯域は100MHz未満だと思います。
↑これはうっかりしていました。普段使いの300MHzのプローブをそのまま使用していました。変更して再チェックします。
>最初の波形の実験で誤った入力信号(正電圧)を加えたためにECLが劣化したのかもしれません。ECLを交換して再実験してみてください。
↑正電圧を入力すると劣化するのですか!!
うっかり出来ませんね。二つ目で試してみます。
ありがとうございます。
追伸:
「信号源:Zo=50Ω」のところはインピーダンス・マッチングさせているという理解で正しいですか?
そう考えて、手持ちのパルス発信機が内部抵抗600Ωなので、21番ピンからC0Mに落とす50Ω抵抗を600Ωに変更しています。これは正しいですか?
inara1(2019/03/19 Tue 10:29) [ 編集 ] [ 返信 ]
>「信号源:Zo=50Ω」のところはインピーダンス・マッチングさせているという理解で正しいですか?
はい。信号源の出力インピーダンスが50Ωで、同軸ケーブルの特性インピーダンスも50Ωという想定です。
>手持ちのパルス発信機が内部抵抗600Ω
600Ωとは珍しいです。その発振器は600Ωで終端したときに設定した振幅が出るような構成なのなら、600Ωで終端しないと正しい振幅になりません。
ケーブル長さが数mと長くないのなら、特性インピーダンスが600Ωのケーブルは特に必要ありません。ECLの入力側(終端抵抗)の波形に大きなリンギングが出ていないのなら問題ないです。
上の波形を見ると発振器の出力波形はかなり応答が遅いようですが、ECLはデジタルICなので入力波形が多少なまっていても構いませんが、あまり遅い立上り・立下り波形だと、伝搬遅延時間を正確に測定できないので、10ns以下の立上り・立下り時間の信号としたいところです。
chy_farm(2019/03/19 Tue 14:26) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、
> 信号源の出力インピーダンスが50Ωで、同軸ケーブルの特性インピーダンスも50Ωという想定です。
↑ご教示ありがとうございます。
> >手持ちのパルス発信機が内部抵抗600Ω
> 600Ωとは珍しいです。その発振器は600Ωで終端したときに設定した振幅が出るような構成なのなら、600Ωで終端しないと正しい振幅になりません。
↑50年くらい前の松下通信製です。アナログダイアルで周波数を合わせる式で、100KHzレンジで500KHz以上に持ってくると、パルスの立ち上がりは溶けたアイスクリームのような形状です。
> 上の波形を見ると発振器の出力波形はかなり応答が遅いようですが、ECLはデジタルICなので入力波形が多少なまっていても構いませんが、あまり遅い立上り・立下り波形だと、伝搬遅延時間を正確に測定できないので、10ns以下の立上り・立下り時間の信号としたいところです。
↑アドバイスいただいて、Tektroの差動1Gプローブで観たら、画像のような程度になりました。
では、この100102を74HC02のように使って、先日の回路↓のように
http://mpga.jp/akizuki-fan/data/img/4693.jpg
組めば、もう少し短いパルスが生成できますね。
早速、試してみたいです。
inara1(2019/03/19 Tue 16:34) [ 編集 ] [ 返信 ]
>Tektroの差動1Gプローブで観たら、画像のような程度になりました
出力波形の fall time が5ns以上あるので、ECLを使ったNOR回路で短パルス発生回路を組んでもダメだと思います。
なぜ出力波形の応答が遅いのでしょうか。74HC02を使った短パルス発生回路でこちらが観測した波形
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4691.jpg
は、帯域幅が100MHzのオシロスコープと300MHzのプローブで観測したものですが、rise time も fall time も 5ns 未満です。
プローブの周波数補償の調整はちゃんとされていますか?補償不足になっていませんか?
chy_farm(2019/03/19 Tue 18:57) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
> プローブの周波数補償の調整はちゃんとされていますか?補償不足になっていませんか?
これ、確認してみます。ありがとうございます。
chy_farm(2019/03/25 Mon 18:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
ご無沙汰してしまいました。仕事のほうで多忙なことが続いてしまい、こちらの実験に時間が取れませんでした。
> > プローブの周波数補償の調整はちゃんとされていますか?補償不足になっていませんか?
使用しているプローブはこのP6247型
https://jp.tek.com/datasheet/differential-probes-2
です。
アクティブプローブなので周波数補償が必要ないとありますが、何かそれに代わるようなこと、又は高い周波数で使用するときに必要な補償方法があるのでしょうか?
ご存知でしたらご教示お願いします。
inara1(2019/03/26 Tue 08:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
>使用しているプローブはこのP6247型
そんな高価なプローブは使ったことありません。周波数補償の調整ができないとなると、なぜ応答が悪いのか分かりません。
chy_farm(2019/03/26 Tue 22:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、こんばんは。
> >使用しているプローブはこのP6247型
> そんな高価なプローブは使ったことありません。周波数補償の調整ができないとなると、なぜ応答が悪いのか分かりません。
では、再度慎重に測定してみます。
chy_farm(2019/04/06 Sat 23:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、こんばんは。
しばらく仕事で実験できませんでしたが、今晩やっと時間が取れました。
IwatsuとHPのオシロで観てみました。
左のアナログ波形は入力波形です。
右が出力波形です。Offsetしてあります。
電源を-4.5vと、-2.0vのときは立ち上がりが2.2nsくらい、
-4.5vと、-1.8vのときに、これくらいの立ち上がりでした。
inara1(2019/04/07 Sun 13:17) [ 編集 ] [ 返信 ]
>立ち上がりが2.2nsくらい
実際の立ち上がりがもっと速いとすれば、オシロ+プローブの帯域幅は
100MHz*(3.5ns/2.2ns)=159MHz
になりますがそんなもんなのでしょうか。
chy_farm(2019/04/07 Sun 22:28) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
HPのオシロ、54100Aのマニュアルからプローブの部分を引用しました。
字が細かいので大きいサイズで投稿します。
手元に
54001A,10KΩのアクティブプローブ
54002A,50Ωのプローブ
54003A、10MΩのプローブ
の3種類あります。
そのうちの54001Aアクティブプローブ(赤印)を使用しました。
上の欄には「DC to1GHz」とありますが、下欄では「700MHz」になっています。
これら三種類全てに、容量を補正するネジがありません。
上記のうち、54003Aも10:1で使用してみましたが、グランドをスプリングピンに換えても少しはリンギングが出るので、この立ち上がり測定には使用をやめています。
その点、54001Aのアクティブプローブを使用すると、リンギングが小さくなって目立たないので、こっちを使っています。
でも、どこか使用方法が間違っているのでしょうか?
chy_farm(2019/04/12 Fri 09:10) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
いまさらなのですが、オシロスコープの使い方についてご教示お願いします。下記に2つinara1さんからのアドバイスを引用しました。
この2つについて、とくに2つ目についてはしばらく考えていました。
1つ目は(2019/02/26 Tue 09:04)にいただいき、2つ目は(2019/04/07 Sun 13:17)に頂きました。それぞれの内容を次のように理解しました。
誤りがあればご教示よろしくお願いします。
>(2019/02/26 Tue 09:04)
>波形を観測したオシロスコープの帯域は100MHzなので、理想的な矩形波(立上り/立下り時間=0)を観測しても立上り/立下り時間は3.5nsくらいになります。>したがって実際の波形の立上り/立下り時間はもっと小さいかもしれません。
↓
↓(私の理解)
inara1さんのオシロスコープは帯域が100MHzで、サンプリング周波数がおよそ300MHzだから、およそ3.3ns毎に一回のサンプリングをする。だから、3.3nsの時間間隔の間にもっと速い実際の変化があったとしても、3.3nsより狭い時間間隔では表示できない。よって、理想的な矩形波(立上り/立下り時間=0)を観測しても立上り/立下り時間は3.5nsくらいになる。
(ここまで私の理解)
>(2019/04/07 Sun 13:17)
>>立ち上がりが2.2nsくらい
>実際の立ち上がりがもっと速いとすれば、オシロ+プローブの帯域幅は
100MHz*(3.5ns/2.2ns)=159MHz
になりますがそんなもんなのでしょうか。
↓
↓(私の理解)
100102の実際の波形の立上り/立下り時間が、スペック通りにもっと小さいとすれば、
私がHPのオシロスコープとアクティブプローブで観察した100102の立ち上がり速度が2.2nsだったということは、
100MHzのオシロスコープが3.5nsの限界値であるのと対比して比較すると、
このHPのオシロスコープとアクティブプローブの帯域は159MHz程度になる。
(計算)100MHz*(3.5ns/2.2ns)=159MHz
一方、このHPのオシロスコープとアクティブプローブが、スペック通りに700MHzの帯域であるならば、観察した2.2nsの立上り/立下り時間はスペックと異なっていて、遅すぎる。この100102の立上り/立下り時間は本当にこんなに遅いのだろうか?(どこかに誤りがあるのではないだろうか?)
(ここまで私の理解)
よろしくお願いします。
inara1(2019/04/12 Fri 13:34) [ 編集 ] [ 返信 ]
chy_farmさん
こちらで観測した短パルスの波形
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4691.jpg
はTektronixのTDS2012Cで観測したものです。TDS2012Cの帯域は100MHzですが、その波形のように、水平レンジを5ns/divとしたときのサンプルレートは 2GS/sec(サンプル間隔0.5ns)です。
サンプルレートは水平レンジによって変わり、TDS2012Cでは500ns/divのとき500MS/sec(サンプル間隔2ns)になります。しかし、幅10nsのパルスを500ns/divで観測すると幅がほとんど見えないので、普通はこのようなレンジでは観測しません。立上り/立下り時間が見えるくらいに水平軸を拡大するのが普通なので、サンプリング間隔が問題になることはありません。
100MHzの帯域で立上り/立下り時間が3.5nsというのは、サンプリング間隔でなく、帯域幅から出てくる数値です(計算方法を添付しました)。
chy_farmさんがお使いのオシロスコープのサンプルレートを調べてみてください。TDS2012Cのような低級機のサンプルレートは決まっていますが、高級機の中には、描画を速くするために、間引きサンプリングする「高速サンプルモード」という機能があります。そのモードになっているとサンプルレートが小さくなります。その他に高級機の場合は、設定によってサンプルレートを変えられる機能があるので、それが低く設定されていないか確認して下さい。
実際のサンプルレートを調べる手っ取り早い方法は、取り込んだ波形をcsv形式などで保存して、Excelでデータを開いて、どういう時間間隔になっているか見るという方法です。
chy_farm(2019/04/12 Fri 17:55) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、ご丁寧にありがとうございます。
> 100MHzの帯域で立上り/立下り時間が3.5nsというのは、サンプリング間隔でなく、帯域幅から出てくる数値です(計算方法を添付しました)。
↑
計算式のほうが少しむずかしいので、自習をもう少し進めてから、また質問させてください。
> サンプルレートは水平レンジによって変わり、TDS2012Cでは500ns/divのとき500MS/sec(サンプル間隔2ns)になります。
↑
こういう操作をはじめてしました。
なるほど!!
私のはTDS684Bで、画面の中にレンジを変更するごとにsampling rateが出ていました。
画像左、上から2つ目のように、100ns/divで500MS/sでした。
(追伸)と言うことは、100ns/divの中に50個のドットがある、ということですね。実際に数えたら50個ありました。
>---高級機の中には、描画を速くするために、間引きサンプリングする「高速サンプルモード」という機能があります。そのモードになっているとサンプルレートが小さくなります。その他に高級機の場合は、設定によってサンプルレートを変えられる機能があるので、それが低く設定されていないか確認して下さい。
↑
どうやら高級機ではなかったようです。
画像左、一番下、200ps/divで5GS/sでした。←(単位のミスタイプ訂正しました。)
(追伸)5GS/sということは、200psに一つドットがある、と言うことになります。でもこの画像(左、一番下)は200ps/divで5GS/sのはずなのに、一つのdivの中に2.5段の段差が見えます。
これはどういうことなんでしょうか?
画像の右、中段は、HPの54001A機です。
50ns/divのレンジで、ドットの時間間隔を読みました。
100nsにドットが4つで、ドットの時間間隔が25nsですから、sampling rateは40MHzでした。
この機種はこんなに遅いsampling rateなのに、海外サイトでビンテージオシロスコープをみると、これを「サンプリングオシロスコープ」と言っている人が居ました。
昔はこんなもので仕事が出来たのでしょうか?
追伸:いま古いHPのカタログを海外サイトに見つけました。このカタログには、この機種のsampling rateが表示されていません。
「Random Repetitive Samplingという技術で1GHzの帯域を実現できた」と書いてあります。
ドットの間隔が広いけれど、繰り返してランダムにドットを作ることで線を描こう、という訳なんでしょうね。
(追伸)日本語サイトに出ていました。
https://www.techeyesonline.com/measuring-device/detail/HINCD-00261-54100D/
↓
HP 54100A / Dは、完全にプログラム可能な1GHzのデジタル化オシロスコープで、9mchのディスプレイを備えています。自動測定、デジタルストレージ、プリトリガ表示、設定可能な入力、複雑なデジタル波形のトリガが可能です。
【周波数】1GHz(54001A,54002A),300MHz(54003A)
【ch数】4
【最高サンプリング】40MSa/s
【54001A】1GHzアクティブプローブポッド
【54002A】1GHz入力ポッド
【54003A】300MHzプローブポッド
【I/F】HP-IB
chy_farm(2019/04/18 Thu 12:31) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
> > 100MHzの帯域で立上り/立下り時間が3.5nsというのは、サンプリング間隔でなく、帯域幅から出てくる数値です(計算方法を添付しました)。
↑
この計算式にあるexp(x)のことを自習していました。
Napier's Constantで「(1-1/n)^n」でnを無限大にすると「2.718,,,」ですね。ずーっと前に学びました。
1-exp(-t/CR)は、RとCで組み合わされるフィルターのC両端電圧変化を表す、と出ていました。
試しに、exp(-t/CR)でtの値を小さいものから大きいのまで、5種類置き換えて、1-exp(-t/CR)を計算してみました。
tが0のとき、1-exp(-t/CR)=1-1=0
tがCRの1/1000のとき、1-exp(-t/CR)≒1-0.9990≒0.001
tがCRの1/100のとき、1-exp(-t/CR)≒1-0.990≒0.01
tがCRと同じとき、1-exp(-t/CR)≒0.63
tがCRの100倍のとき、1-exp(-t/CR)≒1
tのスタートでは抵抗だけで電圧がきまり、時間が経過してCが充電されると電圧が1になるのがわかりました。
この式から導かれて
t2-t1 = 0.3497 / Fc
になり、
それで帯域が100MHzのオシロの場合は通過出来る最小の変化時間が3.5nsになる、という訳なのですね。
便利な式だと思いました。
ご教示ありがとうございました。
chy_farm(2019/04/18 Thu 20:21) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん、お世話になります。
お蔭様で、inara1さんが作ってくれて2月25日に投稿してくださったパルス、
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4691.jpg
のようなのが出来るようになりました(画像上段)。
74HC02のスペックデータでVcc7Vまでいけそうなので、6V入力まで試しました(画像下段)。
画像中段は入力信号の電圧幅です。
プローブはHP54002Aで、本体に差し込むポッドで50Ω、このポッドに接続するプローブが450Ωのセットです。Attenuationは10;1の設定です。
chy_farm(2019/04/18 Thu 20:35) [ 編集 ] [ 返信 ]
このパルスを使って再度TDRを試しています。
手元にある一般電気器具用のパラレル2線コードをいくつかTDR測定したら、伝送速度の遅延率が大体0.67から0.68でした。
同じコードで長さ296cmのものをこの74HC02ユニットのパルス出力端子に接続して測ったら、画像のようにPeak-Peak時間が29.6nsでした。
往復時間なので、これを1/2にして、1nsあたりの光速30cmを乗じたら、
444cmなので、これに遅延率0.67を乗じると、
297cmでした。
1センチ違いなので、まずまずかなぁ、と一応満足しています。
測定対象の材質によって遅延率が異なるので、ちょっとめんどうですが。
chy_farm(2020/03/20 Fri 08:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
ほぼ10カ月にわたるこの投稿、「単相インバーターの仕組み、その他」が積もり積もって100回に近くなってきました。
それに伴い、索引の表示が見にくくなってきたので、今日から同じタイトルで(2)として続けます。
chy_farm(2020/03/20 Fri 09:29) [ 編集 ] [ 返信 ]
そこで、キャリア波を変更して出力電流波形を比較してみることにしました。
比較したキャリア波は、5キロヘルツ、10キロヘルツ、の2種類です。
高めのキャリア波を使って単相コンデンサ運転モーターを接続した場合、
キャリアに対してサイン波の振幅を上げて(出力を上げると云う意味)いくと、出力電流波形のサイン波の先端が尖ります。
これとは対照的に、モーターではなく、はんだごてを負荷にした場合には、 同じようにしてもサイン波の先端が尖る程度が穏やかです。
これをLTDpiceでもシミュレーションしてみました。
画像は、 5キロヘルツのキャリア波を使って出力して、半田ごてを負荷にした場合のシミュレーションです。
chy_farm(2020/03/20 Fri 12:35) [ 編集 ] [ 返信 ]
こちらは同じ5キロヘルツのキャリア波を使って、単相コンデンサー運転モーターを接続したときの出力電流波形です。
同じキャリア波なのに出力電流波形が乱れています。
chy_farm(2020/03/22 Sun 10:37) [ 編集 ] [ 返信 ]
こちらの図は、
LTPsice で、5キロヘルツのキャリア波を使って出力して、半田ごてを負荷にした場合のシミュレーション
と、
実機で5キロヘルツのキャリア波を使って出力して、半田ごてを負荷にした場合の実際の出力電流波形と、
との比較です。
chy_farm(2020/03/23 Mon 20:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
この図は、昨日アップしたものと同じ条件で、
コンデンサー運転モーターをシミュレーションした出力電流波形
と、
実機で同じように実際のコンデンサ運転モーターを稼働した時の出力電流波形、との比較です。
chy_farm(2020/03/30 Mon 10:42) [ 編集 ] [ 返信 ]
先日のモーター回転試験は、100ワットのコンデンサー運転モーターでした。
今アップするオシロスコープ画像は44ワットの家庭用扇風機を回転させた時のものです。
家庭用扇風機のようにワット数が少ないモーターの場合は、出力電流波形がサイン波に近く保持されています。
単相誘導モーターは、低回転の時にインバーターからの出力電流をあげる(変調比で100%に近づける)と、モーターから異音が発生します。
この異音と云うのを例えると、小さなゴムハンマーでモーターのボディーを細く連打するような音です。
例えば今日あげた例では、出力電流の周波数を22ヘルツ程度にしていますので、この周波数では変調比で70%程度が異音が出ない上限です。
daruma(2020/03/30 Mon 11:21) [ 編集 ] [ 返信 ]
chy_farmさん、私のスレへの投稿ありがとうございます。見守っていただいて励みになります。
ところで、このスレの前スレ「単相インバーターの仕組み、その他」が一覧から無くなっていませんか。確か先日まではトピック一覧の上の方にあったのですが。もしや、(2)を立てたのと入れ替えに削除なさったのでしょうか。
chy_farm(2020/03/30 Mon 11:56) [ 編集 ] [ 返信 ]
DARUMAさん、
> ところで、このスレの前スレ「単相インバーターの仕組み、その他」が一覧から無くなっていませんか。確か先日まではトピック一覧の上の方にあったのですが。もしや、(2)を立てたのと入れ替えに削除なさったのでしょうか。
あれは私のミスでうっかり削除してしまいました。貴重なアドバイスがいっぱいあったのに、、、と悔やまれましたが、一瞬遅かったです。
daruma(2020/03/30 Mon 12:08) [ 編集 ] [ 返信 ]
そうでしたか。残念ですね。
chy_farm(2020/03/30 Mon 16:53) [ 編集 ] [ 返信 ]
> そうでしたか。残念ですね。
darumaさん、
はい、消えてしまったときは唖然としました。氣を取り直してやっています。
/////////
さて、40Wの扇風機を回転させたときの様子がこちらです。
出力電流の周波数は約35Hz、変調率約70%です。
この周波数のとき、私にとっては使いやすい回転をしてくれます。
私達の事務所で使用している、市販品の単相換気扇用インバータの設定もこの周波数が使いやすいので、そうしています。
このときの回路内の温度を5箇所で計測するように、DS18B20という温度センサーを使っています。
DS18B2は、例えばこのパーツです。
https://www.denshi.club/pc/.assets/thumbnail/1w-09-400wri.png
計測はこのセンサーで行い、データをArduinoへ送って表示させます。
5つのセンサーを卓上の同じ位置にセットして温度を測ると、±0.3度程度の誤差があります。
これら5つの測定場所は、
1/5 取り込んだAC電源を整流するダイオードブリッジのところ、
2/5 整流した直流が突入電流にならないように調整するスタート時の電流抑制抵抗のところ、
3/5 出力素子としてのパワートランジスタ(IGBT)のところ、
4/5 このパワートランジスタに還流しようとする逆流電流を逃がすためのFast Recovery Diodeのところ、
5/5 パワートランジスタの出力端子の後で、出力電流のPWM波形をサイン波に戻すための出力フィルタのところ、
の5箇所です。
これまで観察してきて、2/5の、突入電流調整用電流抑制抵抗のところは稼働中にほとんど温度上昇がありません。なので、だいたい環境温度と同じなここの温度を、簡易的に基準温度として全体の温度観察をしています。
温度観察を実施する前段階では、温度上昇は3/5のパワートランジスタのところで最も早いのでは、と推測していました。
実際は、4/5の逆流電流を逃がすためのFast Recovery Diodeのところでした。
3番目に温度上昇が高いのは、5/5の出力フィルタのところでした。
もこ(2020/01/09 Thu 22:42) [ 編集 ] [ 返信 ]
秋月電子で短形波1800WのDC−ACインバーターを購入しましたが、+と-を逆接続してしまい、6つあるヒューズのうちの特定の2つだけバッテリー接続と同時に切れるようになってしまいました。
1800Wの高出力だけあって、12Vの入力を6並列し、300Wずつ出力しているようで、同じ回路が6セットあります。
そのうちの2つだけ、切れてしまいます。
単純に配線のショートなら良かったのですが、配線は大丈夫のようなのですが、昇圧側にあるダイオードの殆どが、基盤に乗っている状態ですとテスターで両側から導通してしまいます。
これはグラウンドのどこかがショートしているという事でしょうか?
特定2箇所の回路のダイオードかFETが破損しているという見当で合っていますか?
どなたか知恵をお貸しください。
chy_farm(2020/01/11 Sat 12:48) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 秋月電子で短形波1800WのDC−ACインバーターを購入
というとこれでしょうかね?
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05166/
回路図がなければわからないと思います。
まず、回路図を推定して描く作業をしなければならないでしょう。
が、手元にある一般的なこのタイプの回路図によれば、出力素子は2個ずつ1組で、2組、都合4個使っています。
私が制作中の単相モーター用のインバーターは、つい昨日もアーム間短絡を引き起こしてしまい、出力素子の一方の組が破壊されてしまいましたが、私の場合と貴君の場合とは異なるので、出力素子がやられているかどうかは、こちらからは想像がつきません。
入力電源からパワーを逆に接続したと言うことであれば、電源の回路が破壊されている可能性があるのではないでしょうか。電源の回路から一つづつ部品を外して、テスターやオシロスコープを使ってチェックしていく方法しかないのではないですか。
それが終わったら、次はロジック回路がダメになっていないかチェックして、
さらに
オシロスコープを使ってPWMが正しく出ているかを見て、
正しく出ていたら、次は出力素子をチェックすると言う手順ではないでしょうか。
膨大な手間がかかりますね、頑張ってください。
もこ(2020/01/11 Sat 20:31) [ 編集 ] [ 返信 ]
ありがとうございます。
やはり一つずつ外さなければわからないのですね。
電源ONスイッチが起動しないので、PWMのチップも壊れているのかもしれません。
6個の入力系統のどれかが生きていれば、マイコンは動くという訳でもないのでしょうね。
オシロスコープは無く買う予定もないですし、月末頃使いたいので難しそうですね・・・
chy_farm(2020/01/12 Sun 09:01) [ 編集 ] [ 返信 ]
私には専門分野の先生が何人かいて、それぞれの先生は他人の作ったものも、壊れた物をさっさとお直しになります。
私はと言うと、自分が作ったものでさえ、どこが悪いのか悩みながら直しますから、技術の違いは雲泥の差です。
お手元のDC-ACコンバーターがどのような回路構成になっているのか私には分かりませんが、多分ICがたくさん用いられたPCB基板が使ってあるのだろうと拝察します。
そういうものは私には苦手で、回路を正確に読むことができません。
ただ、今後のことも考えていくと、オシロスコープというもの、1台位はあった方が貴君のお役にたつだろうと思います。 添付した画像の左側でインバーターの出力電圧を見て、右側で出力電流を見ています。
左側はフルークの携帯用ですが、右側は通販で購入した 3500円の廉価機です。この右側のものでしたらお手軽に使えるのではないかと拝察します。
もこ(2020/02/20 Thu 20:59) [ 編集 ] [ 返信 ]
とりあえず毎回ヒューズが切れる2箇所の回路のMOSS FET4つを外してみましたが、それでもヒューズが切れます。
ゲートのダイオードか、トランスか?制御のマイコンか・・・
chy_farm(2020/02/21 Fri 17:03) [ 編集 ] [ 返信 ]
もこさん、ひさしぶりですね。
ご紹介した簡易オシロスコープ、入手できました?
少し以前にネットでこの種類のインバーターを自作している人のサイトを見つけました。
うろおぼえですが、「幼女でもわかる〇〇」と云う可笑しみのあるタイトルをつけて、自作シリーズをアップしている人です。
そこに回路図がアップされていました。
何か貴君の修理に役立つかもしれませんよ。
ジョー(2019/10/04 Fri 03:00) [ 編集 ] [ 返信 ]
図の示すように、この回路で
本来は電池[1]から電池[2]に3.7Vの電位差があり電流が流れています
そして電源(充電器)[3]を接続し、交差する点に電圧が4.2Vの電流を流します
そこで[1]から[2]の電流が止まり、[3]から[1]に電圧4.2Vの電流が流れます(充電する)
という仕組みを実現したいです
自分は初心者で、3ピンスイッチで実現できることがしか判らないです
何かの装置、ICとかを使えば、この仕組みを実現することは可能ですか?
電池を作りたいから、出来るだけ自己消費電流(quiescent current)の少ないほうが望ましいです
予めお礼を言います
------
(inara1さんのアドバイスを受け、全体図をあげた上で、些細な説明をさせて頂きました。なお、以下の説明はリプライのRe^3と同じ内容です)
------
全体図は少しややこしい回路なので一部抜粋のつもりでした。分かりつらいようで全体図も加えてあげました。
この回路は4つの18650を用いて、CCCVコンバータで20Vと3Aの定電圧定電流出力の電池です。前述したスイッチ或いは切替え装置は要するに電池の直列接続(14.8Vで給電用)とその回路を別々分断し充電モードにするとの切替え用です。
充電電圧が4.2Vのはmultimeterの測定値で、具体的な充電の仕組みは判らなくてすみません。なお充電電流は1Aでと実測し、直列接続時の放電電流は4.05A以上と計算しました。(CCCVコンバータで60W定格出力なので損失を無視した場合。仮に効率が80%の場合なら放電電流は5.07Aになります。)
図における記号:
「四角C」は"Charger"(充電モジュール)
「Ch」は充電端の回路
「Po」は給電端の回路
なお、全体図に書かれた数字表記は抜粋の図と位置は違う
inara1(2019/10/04 Fri 07:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
Liイオン電池を充電すること以外、何をしたいのかさっぱり分かりません。3つの電池(電源)の−側がどういう電圧になっているのかを記入した絵に書き直してください。
自分の投稿文のタイトルの右側の[編集]をクリックすると、本文を書き直したり、画像を入れ替えることができます。[編集]をクリックした後に「編集キー」を入力する必要がありますが、これは最初に投稿したときの「編集キー」です。
inara1(2019/10/04 Fri 07:18) [ 編集 ] [ 返信 ]
Liイオン充電池にいきなり4.2Vの電圧をかけると大電流が流れて危険です。普通は定電流モードで充電し、電圧が4.2Vまで上昇したら定電圧モードに切り替え、その後、充電電流がある電流以下になったら充電完了とする方法のはずです。
ジョー(2019/10/04 Fri 14:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
全体図は少しややこしい回路なので一部抜粋のつもりでした。分かりつらいようで全体図も加えてあげました。
この回路は4つの18650を用いて、CCCVコンバータで20Vと3Aの定電圧定電流出力の電池です。前述したスイッチ或いは切替え装置は要するに電池の直列接続(14.8Vで給電用)とその回路を別々分断し充電モードにするとの切替え用です。
充電電圧が4.2Vのはmultimeterの測定値で、具体的な充電の仕組みは判らなくてすみません。なお充電電流は1Aでと実測し、直列接続時の放電電流は4.05A以上と計算しました。(CCCVコンバータで60W定格出力なので損失を無視した場合。仮に効率が80%の場合なら放電電流は5.07Aになります。)
図における記号:
「四角C」は"Charger"(充電モジュール)
「Ch」は充電端の回路
「Po」は給電端の回路
なお、全体図に書かれた数字表記は抜粋の図と位置は違う
ジョー(2019/10/07 Mon 20:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さんにもう一度見てもらいたいですけれど…
inara1(2019/10/09 Wed 08:59) [ 編集 ] [ 返信 ]
>inara1さんにもう一度見てもらいたいですけれど…
「C」の充電モジュールの動作が分からない、左上に書かれたものの説明もない、CCCVコンバータがどういう動作なのかも分からないのでは、全体がどういう動作なのか分かりません。
USBコネクタはUSB機器につなぐのでなく、単にコネクタとして使っていることだけは分かりました。
ジョー(2019/10/11 Fri 16:04) [ 編集 ] [ 返信 ]
> 「C」の充電モジュールの動作が分からない、左上に書かれたものの説明もない、CCCVコンバータがどういう動作なのかも分からないのでは、全体がどういう動作なのか分かりません。
[C]はただのUSB 5V入力の充電モジュールで、4.2V最大1Aの出力です。CCCV昇圧コンバータは電池で14.8Vの入力、20V 3Aの定格出力です(右上に書いてあります)。左上はUSB 5V最大3A出力の降圧コンバータにする予定です、今回の求める装置とは関係なく無視してもいいと思いますので描くのを省略しました。
18650の下限電圧が2.8*4=11.2Vで、最大放電電流が10Aで110Wにも達するので、全体消費電力が最大でも75Wで問題ないと思いますが、どうでしょうか。
分かりにくくてごめんなさい…
inara1(2019/10/13 Sun 18:09) [ 編集 ] [ 返信 ]
>CCCV昇圧コンバータは電池で14.8Vの入力、20V 3Aの定格出力
CCCVの意味は分かりますか?
CC=Constant Current
CV=Constant Voltage
ですが、どういうときにCCで、どういうときにCVになるのですか。
ジョー(2019/10/15 Tue 03:35) [ 編集 ] [ 返信 ]
> CCCVの意味は分かりますか?
> CC=Constant Current
> CV=Constant Voltage
> ですが、どういうときにCCで、どういうときにCVになるのですか。
勿論名前はもその意味も"literal"的に分かります。
具体的に仕組み上のもので何かを勘違いしたらごめんなさい。
CCCVだから 20V 3A (20V定格、最大3A)定格出力と設定しようと思って、こういう考えは間違っていますか?
余談ですが、2年前(2017年)に比べるとinara1さんは話し方が少しきつめになりましたね…
daruma(2019/02/16 Sat 18:44) [ 編集 ] [ 返信 ]
このスレッドは『プレゼン電卓2』の続きです。
inara1さん、なんじゃらほいさん、よろしくお願いいたします。
操作部基板にPIC16F87を置いてみました。クロック生成スイッチの部分はまだはっきりしないので記載していません。
16F87を表示部筐体のほうに置くことにすれば、この基板は電源と信号線プルアップ/プルダウンの役目で左半分の小サイズ基板にします。
前スレ最後の方に書きましたが、LED電源は2SJ334で電圧調整したものを供給するようになっているので、三端子レギュレータを各表示部に置くのではなく当初計画の一括でと思います。
低損失で1.5A出せる
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09262/
にして6V 2.8AのACアダプター入力でどうでしょう。
この三端子レギュレータは4本足ですが、4番のピンはオープンにしておけば出力ONというスイッチなんですね。
三端子レギュレータの商品カテゴリに有りますが、「シリーズレギュレータ」とも書いてありました。
※あ、ピンアサイン違いますね。これから直して差し替えます。
NJM2396F05は一般的な三端子レギュレータとピンアサインが違うので描き変えました。小手先直しでカッコ悪いですが。図は差し替え済みです。
daruma(2019/02/17 Sun 15:40) [ 編集 ] [ 返信 ]
先日の成功報告は初代のスイッチが一つになっている回路でのことしたが、
> 仕様はラッチと表示が別になった以下の回路図に基づくものです。
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4653.jpg
とのことですので、スイッチを二つに分けた回路に取り替えました。
なんじゃらほいさんリンクの図は、配線図の変更箇所を点線で記したのが読み取っていただけなかった際のものですので、あらためてここに貼ります。これですよね。
で、この基板は中点OFFトグルスイッチ版へ変更を加えてあったので、元に戻してから実験をと作業したら配線不良が出て、とんだ時間がかかりました。情けない。
さて、
> NC側につながるのは表示板側のラッチ・解放の配線、NO側につながるのはクロック生成用の配線
とのことですので、そのようにしました。(先日の実験は、16pinとGNDの間にタクトスイッチを入れていました。)
NC/NOのあるモーメンタリということで、マイクロスイッチがあったのでそれを使っています。COM接点がGND、NO接点が16pin、NC接点は表示回路の74HC573のipin(OE)に付けていたスィッチとおきかえればいいのでしょうか。そう解釈して1pinに繋ぎました。
この状態で電源ON(電卓は通電するが起動していずVer.表示の状態)すると、"888888"表示になります。次いで電卓の{ON/C]ボタンを押して電卓が"0"になると、"000000"表示になります。マイクロスイッチを押すと、"000000"表示が消え離すと"000000"が表示されます
電卓がオートオフで切れると、無表示になります。
ここで表示基板の74HC573の1ipin(LE)側にトグルスイッチをとりつけOFF(オープン)状態で再起動しました。
"888888"から電卓{ON/C}で"000000"表示になり、数値をいれるとそれが全桁に並びます。例えば"1"を入れると"111111"です。トグルスイッチをON(GND)すると無表示になります。
という動作状況です。
マイクロスイッチのC接点とトグルスイッチとを入れ替えてみても、若干振る舞いは違いますが似たようなぞろ目表示が現れます。
プログラムは「重要な更新(押しボタンスイッチ用)」を使っています。
なんか私ピント外れなことをやっていますか。
daruma(2019/02/17 Sun 17:45) [ 編集 ] [ 返信 ]
NC/NOモーメンタリを付けるのはこっちなんですね。
これ一発で転送される仕様ですか。それとも、トグルスイッチも付けるのでしょうか。
OEの側トグルスイッチをONのままにしておいて、ボタンのワンアクションで転送更新されますが、実際の数字列のどれかがぞろ目で表示されます。例えば、電卓で"123123"→"111111"や"222222"、2と3の重なったような表示、など。
inara1(2019/02/19 Tue 09:27) [ 編集 ] [ 返信 ]
中点OFF付きのスイッチを使うときの回路図はそれではありません。こっちです。
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4663.jpg
もしかして、中点OFF付きのスイッチで動作確認していないのでしょうか。この方式なら、途中でOFF状態が入るので、同時ONの問題が起こらないと思ってましたが。
darumaさんの報告は結果だけで、何をやってそうなったのかさっぱり分かりません。
daruma(2019/02/19 Tue 10:41) [ 編集 ] [ 返信 ]
なんじゃらほいさんは
> 仕様はラッチと表示が別になった以下の回路図に基づくものです。
とのことで、「中点OFF付きのスイッチを使う」バージョンではないと思います。
> もしかして、中点OFF付きのスイッチで動作確認していないのでしょうか。この方式なら、途中でOFF状態が入るので、同時ONの問題が起こらないと思ってましたが。
いえいえとんでもない。やってみましたよ。既報のとおり思わしい結果にはなりませんでした。やってないのにやりましたなんて書くことはしません。100kΩの位置が変わったので2スイッチ版に変更を加えて行いました。
今回のなんじゃらほいさん仕様の実験は当初私の方では原形の1スイッチ版で行ったのですが、その後2スイッチ版に基づいているとのことでしたので、中点OFF版を元の2スイッチ版に戻して再実験しました。その際空中配線の一部が不良になって時間がかかった顛末は上に書いたとおりです。どうも空中配線はこういうことに陥りがちで私は苦手です。
> darumaさんの報告は結果だけで、何をやってそうなったのかさっぱり分かりません。
すみません。結果を添えて報告をと思うものですから。
「こうやったらこうなった」と書いているつもりですが。
inara1(2019/02/19 Tue 11:02) [ 編集 ] [ 返信 ]
この画像
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=image&file=4675.jpg
は、なんじゃらほいさんに向けた質問でしたか。失礼しました。急に古い回路図が出てきたので、こちらに対する質問かと誤解しました。なんじゃらほいさんの返答待ちですね。
こちらでは、なんじゃらほいさんが何をやろうとしているかフォローしていないので、マイクロスイッチ云々の話は分かりません。
質問をするときは、今後名前を入れてください。こういう誤解もあるので。
daruma(2019/02/19 Tue 11:07) [ 編集 ] [ 返信 ]
ご心配ありがとうございます。
なんじゃらほいさんからはdaruma工房宛メールでプログラムの新バージョンやそれに伴うアドバイスをいただきました。
それにそって少しずつ進んではいるのですが、こちらでのやりとりになかなかならなくて申し訳ありません。
↑の質問はなんじゃらほいさんからのメールに対してのものだったのですが、誤解を生んでしまって申し訳ありません。
新展開があったので、今晩でも投稿しようと思っていたところです。
ノーマリクローズ付きの押しボタンスイッチを使ってトグルスイッチは使わない方向で形になりつつあります。
inara1(2019/02/19 Tue 13:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
話の展開が全く理解できなかったのはメールでやりとりしていたためですか。分かりました。
daruma(2019/02/19 Tue 17:43) [ 編集 ] [ 返信 ]
マイコン版をこちらで提案くださった後、なんじゃらほいさんからはdaruma工房宛メールでプログラムの新バージョンやそれに伴うアドバイスをいただきました。
inara1さんの「OEとLEのスイッチを別にしたバージョンの表示部」で、OEの側はGNDに落として、LEの側とマイコンの出力ポートをノーマルオープン/ノーマルクローズの押しボタンスイッチで操作することができることになりました。
動作原理について、なんじゃらほいさんからメールで解説いただいたのですが、私には理解しきれていない部分もあります。
なんじゃらほいさん、こちらで解説いただけるとありがたいのですが。
で、各表示部につけたスイッチからNO端子の線をマイコンにもってくるため、操作部には電源と信号のプルアップ/プルダウン部分を残し電源部とし、マイコンは表示部筐体におくことにしました。
電源部はいつもの小サイズ基板に収まる配線図が描けました。まだ作っていません。
daruma(2019/02/19 Tue 17:49) [ 編集 ] [ 返信 ]
マイコン部は信号を各表示部基板に分配する役割も持たせてみました。こんなかっこうです。ヘッダピンが大きな面積を占め倍サイズ基板になりました。
LED電源Vdd2は2系統ともヘッダピンで運んで、表示部の側でどちらを使うか接続し分けるようにしようと思います。
こんな構想なんですが、なんじゃらほいさんいかがでしょう。
※図に一か所ミスが有って修正しました。
daruma(2019/02/20 Wed 18:55) [ 編集 ] [ 返信 ]
マイコン版では1.5秒のインターバルで転送のクロックが生成され、転送中はLEDが点灯する機能を追加いただきました。それを見て転送ボタンを離すタイミングを検証しました。
左が「点灯しているときに離す」、右が「消灯してから離す」で、それぞれ50試行の星取表です。
点灯しているときに離すと、転送が完了していない状態で中断することがあって、これが「失敗桁」です。成功率 31/50 = 62% でした。消灯してから切ると、50/50 = 100% 成功です。
このLEDは操作部筐体に有ればいいのですが、操作部と表示部は16芯+シールドの丸ケーブルをちょっと大げさですがD-Sub25ピンのコネクタで繋ぐことを考えているので、芯数がいっぱいです。二十数芯となると太いし、フラットケーブルだとパネル面に出せるコネクタが無くて収まりが悪いです。
次善の策で、表示部筐体(パネル)の裏か側面に付けようかと思っています。
inara1さん、なにかいい手はありませんか。
daruma(2019/02/28 Thu 16:20) [ 編集 ] [ 返信 ]
なんじゃらほいさん、inara1さん、ご無沙汰しました。
なんじゃらほいさんからはいくつかのバージョンとアドバイスをいただき、転送スピードがより速くなって、また失敗桁が転送完了しないうちに終了するからでなく完了後繰り返し転送に入って中断された場合に起こることが理解できました。
なんじゃらほいさんからはdaruma工房宛メールでいただいたので、こちらでは経過報告のような形になってしまいますが、ここまで来ました。
回路が固まったので、複数表示部を接続しての実験をしました。
2枚の表示部基板それぞれに付けた押しボタンを押すと、そこに転送表示されます。(電卓はダイナミック点灯のためとびとび表示に写っています。)
これから、LEDサイズの違うものを含め3枚目4枚目・・の表示部製作に入ります。
daruma(2019/05/20 Mon 16:09) [ 編集 ] [ 返信 ]
たいへん永らくご無沙汰しました。
混迷していたわけではないのですが、表示回路基板の量産、ケース加工、ケーブル(というよりワイヤーハーネス)作りと道のりが長くて、それを思うと歩みがすっかりスローダウンしてしまいました。
ようやく全貌があらわれました。表示部の大きさはA3よりひとまわり大きい340mm×465mm、やや傾斜をつけて立つように背面下にアルミケースを付けてL字形とし、そこに主回路とケーブル分岐の基板が入っています。操作部は天面が傾斜したアルミケースに電卓と電源・操作部基板、スイッチ類が入っています。操作部-表示部間のケーブルを減らそうと当初は転送ボタンを表示部筐体に付けるつもりだったのですが、それではやはり操作性がよくないので、D-SUB37ピンのコネクタ(D-SUBは25ピンまでと思っていました)とフラットケーブルを使ってボタンも操作部に持ってきました。
ひとつ問題があります。電源投入時にまれにエラー(点かないはずのセグメントが1〜数個点灯)が出ることがあるのです。
オールクリア用に電源スイッチと直列にNormalyCloseの押しボタンを付けリセットスイッチとしているのですが、それのチョイ押しで電源再投入(最悪2回)すると解消されます。電源入れ直しで解消するなら投入時も正常でよさそうなものですが、シーソースイッチのチャタリングでしょうか。スイッチにコンデンサを抱かせればよいでしょうか。回路中にパワーオンリセットを設けるべきでしょうか。
なにか解決方法を示唆いただければありがたいです。
このあとは、表示部パネルと操作部ケースの文字入れにかかります。
daruma(2019/06/03 Mon 16:16) [ 編集 ] [ 返信 ]
電源ON/OFFの波形を見てみました。
Ch1(赤)が安定化電源からの入力、Ch2(黄)が三端子レギュレータからの出力です。
ON→チョイOFFリセット→チョイOFFリセット→OFFです。
いったん通電するとOFFしても0Vにならず0.7Vほど残ります。OFFしておいて+側をGNDに接触させると0Vになります。これは電解コンデンサに貯まっているのですね。
横軸400mSで見ているからでしょうか、チャタリングは見えません。
daruma(2019/06/03 Mon 16:28) [ 編集 ] [ 返信 ]
横軸を4mSにして観察しました。
立ち上がりが少し乱れています。このときエラー点灯は起きていませんが、エラーが出る場合も見る限り同様な程度の乱れです。
エラーを待っているとさっぱりエラーが出てくれません。直ったのかなと思ったところへ出ました。
電源チャタリングのせいではないと考えられるでしょうか。
次は、信号入力を調べようと思います。
daruma(2019/06/04 Tue 11:57) [ 編集 ] [ 返信 ]
これかなあと思われる状況をとらえることができました。
Ch1(赤)は最下桁74HC573のLE(11pin)、Ch2(黄)はSegAを見ています。
電源が入っていないとき、Ch1(赤)はLレベル、Ch2(黄)はLレベルながらリップルがあります。
電源ONすると、Ch1(赤)は0.4V程度に上がりCh2(黄)はHレベルになります。これが平常時です。
エラー点灯したときが右半分です。Ch2(黄)はいったん0.5V程度に上がった後Lレベルになりリップル無くそれを維持しています。
他の桁・セグメントも見てみましたが、同様です。
なにが起こっているのでしょう。
daruma(2019/06/04 Tue 12:22) [ 編集 ] [ 返信 ]
ちなみに、全桁に"8"を置いて転送ボタンを押したときのようすがこれです。
daruma(2019/06/04 Tue 17:47) [ 編集 ] [ 返信 ]
9枚の表示部基板は桁信号・セグメント信号・電源それぞれが9枚並列になっています。その中で一部にだけエラー点灯が起きるということは、各表示基板の個体差によるものかと思われます。9枚中比較的エラーの出やすい表示基板はあるようですが、特定の基板だけに起きるというわけでもありません。
なんじゃらほいさん、
プログラムでこれを回避することはできないでしょうか。初期化時にパワーオンリセットが確実になされるといいのでしょうか。(素人考えですみません)
inara1さん、
回路上で解決する手立てはないでしょうか。例えば、電源投入直後にのみ起きるのだから三端子レギュレータ出力から回路へいく電源に遅延回路を加えるというのはどうでしょう。
『教えてgoo』2009年の質問でinara1さんが答えられている回路
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/5039164.html
のようなものを追加することはいかがでしょう。安定してから供給されるのではなく単に不安定要素が遅延するだけでしょうか。
お助けいただけるとありがたいです。
daruma(2019/06/05 Wed 10:02) [ 編集 ] [ 返信 ]
前掲「これかなあと思われる状況」のCh2(黄)SegAは74HC573の出力を見ていましたが、今度は入力側つまりマイコン出力が74HC573の入力ピンに入るところを調べてみました。
立ち上がり直後のパルスが長いのは正常/エラーにかかわらずいつもです。
立ち上がり角が虫歯のようにかけていますが、ここがきれいにきっぱりになる場合もあります。試行回数が足りないかも知れませんが、虫歯の場合エラー、きっぱりきれいな場合成功の傾向があります。必ずそうとは限らないようですが、二三十回中数回出たエラーの「ほとんど」でそうでした。
daruma(2019/06/30 Sun 09:36) [ 編集 ] [ 返信 ]
別に立てた『オンディレイ回路』で書いたとおり、inara1さんのオンディレイ回路で実験したところエラーは起きなくなりました。
具体的には、この回路をACアダプターから来て三端子レギュレータの入力、回路全体の電源を供給するところに入れました。
全回路が遅延しているのだから遅延していないことと同じです。思うに、遅延回路を通ることでON時の波形が整形されたからではないかと自分で納得しております。結果オーライの解決ですが。
これで完成として表示パネル文字盤を作り、その直後に発注元の友人へ納品したのですが、所用が続いてこちらへの報告が遅くなってしまいました。
全体はこんな姿です。
daruma(2019/06/30 Sun 09:43) [ 編集 ] [ 返信 ]
操作部です。鉄人28号の操縦器みたいな傾斜型ケースがけっこうぎっしりになりました。[RESET]の文字の位置を間違えてしまいました。
ふりかえれば、こちらで新ネタ相談のスレッドを立てたのが2018/10/13のことでしたから、8か月がかりのプロジェクトになりました。おかげさまで完成です。
inara1さん、なんじゃらほいさん、おつきあいいただきありがとうございました。
さぁて、次なるネタは・・・・。いまのところ思い浮かんでいません。
daruma(2019/08/30 Fri 10:50) [ 編集 ] [ 返信 ]
すっかりごぶさたしています。
新ネタの取り組みも無く過ごしていますが、この間に友人から使い勝手面で改作のリクエストがありました。転送スイッチが手元の操作部にあるのは「えっ・・と、何番目かな」と迷ってしまうことと、電卓部のタクトスイッチがぺこぺこして押しにくく2度押しになってしまうこともあるということでした。
表示部側面にアルミのコの字形材を付け、転送スイッチはそこに移しました。
操作部筐体を新しく作るのに併せ、テンキーは別なものを電卓基板から分離して付けることにしました。
「キーボードを作る」ジャンルがあるんですね。『遊舎工房』というところを見つけました。
https://yushakobo.jp/product-category/switches/
aitendoの小さな通りを挟んだ脇です。
業界標準のキースイッチはユニバーサルピッチじゃないのですが、蛇の道は蛇ですね。こういうのも見つけました。
https://swanmatch.booth.pm/items/1073225
これでキーを整然と並べることができました。
以前からinara1さんの『知恵袋回答』を追っかけ拝読しているんですが、無礼な質問者へのお腹立ちもごもっともです。また、学校の課題のヘルプらしき質問も多くて、学業がそれでいいのかなと他人事ながら心配になったりもします。
いずれにしても、専門的な理論や設計の話題が多くなっていますが、もっぱらその方面にシフトなさっているのでしょうか。
これまでのように、「こんなの作りたいんですが・・・」と甘えるのがはばかられる気持ちです。
daruma(2019/10/14 Mon 07:34) [ 編集 ] [ 返信 ]
スレ趣旨から離れますがここしか繋がりがなくてここに書きます。
相模原にも台風被害がでたんですね。inara1さんご無事ですか。
inara1(2019/10/14 Mon 10:43) [ 編集 ] [ 返信 ]
>相模原にも台風被害がでたんですね。inara1さんご無事ですか。
あれは山間部ですね。我が家は標高100mの広大な相模原台地の上なので、がけ崩れや洪水とは無縁です。
ちょうど台風の中心が近所を通過したようですが、周辺も被害はありませんでした。風雨は前回の台風と同程度でした。
daruma(2019/10/14 Mon 11:45) [ 編集 ] [ 返信 ]
被害なくてなによりです。
新ネタ構想が浮かばずご無沙汰しています。
motomura(2019/09/25 Wed 21:12) [ 編集 ] [ 返信 ]
inara1さん
ご無沙汰しております。
いつも私の説明が下手で、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
------------------------------------------------------------
今回のお願いは、、、、。
写真の流量計から出るパルスにてカウンタ(オムロンH7CZ)を使いたいと思います。
流量パルスがカウンタ設定数になればリレーを作動させたいと思います。
流量計の赤と黒にDC12Vを繋ぎ赤と黄色にオシロとテスターをつないでのオシロ写真です。
テスターは12Vの表示で水を流すと6Vになります。
水を流す量が早くなるとオシロのパルス間隔が狭くなります。
以上、お願い出来れば有難いです。
本村
inara1(2019/09/26 Thu 06:22) [ 編集 ] [ 返信 ]
motomuraさん
>テスターは12Vの表示で水を流すと6Vになります
この文章の意味が分かりません(写真の波形は6Vや12Vからかけ離れています)。
流量計の出力信号の正しい波形が分かれば、その波形をカウンタ用の信号に変換する回路を紹介します(波形のパルス幅は同じで、電圧レベルだけ変える動作だと思います)。波形変換回路の電源電圧も教えてください。
カウンタ(H7CZ)の入力部分の仕様はカタログ
https://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/h7cz_sgtb-016_7_7.pdf?id=2641
を見たので分かりました。
motomura(2019/09/26 Thu 08:17) [ 編集 ] [ 返信 ]
ありがとうございます。
もう少し写真を整理してお見せします。
動画は添付出来るのでしょうか?
inara1◆Ee7W8FgFU2(2019/09/26 Thu 10:40) [ 編集 ] [ 返信 ]
画像はJPEG PNG GIFの形式で5,000kb以下だそうです。
http://mpga.jp/akizuki-fan/index.php?mode=howto
motomura(2019/09/26 Thu 13:37) [ 編集 ] [ 返信 ]
動画をYoutubeにてご覧ください
https://youtu.be/qJie2AmaGqI
motomura(2019/09/26 Thu 13:48) [ 編集 ] [ 返信 ]
流量計の説明です。
商品は中国から送られてきました。アマゾンで購入です。
inara1◆Ee7W8FgFU2(2019/09/26 Thu 14:54) [ 編集 ] [ 返信 ]
動画を見ると、流量計の信号波形が0Vから-12Vの間にあるのは分かります。デジタルテスターの表示はあまり意味がありません(DC電圧モードなので平均値を表示しているだけです)。
動画の流量計の信号波形は+−が逆だと思います。オシロスコープで観測したときに、流量計のどの色の線をGNDにして、どの色の線を測定したのかが分かる資料を添付してください。
波形変換回路の電源電圧も補足してください。
motomura(2019/09/26 Thu 18:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
電圧DC12Vです。
DC12Vを流量計から出ている
赤=プラス
黒=マイナス
オシロスコーププローブ
赤=フックを引っかけています
黄=グラウンド
inara1(2019/09/26 Thu 23:37) [ 編集 ] [ 返信 ]
プローブの極性が逆のようです。添付図のようにプローブを接続して、流量0のときと流れがあるときの波形を添付してください。
motomura(2019/09/27 Fri 08:26) [ 編集 ] [ 返信 ]
Youtubeにアップロードしました。
https://youtu.be/LQBn9UlQudA
水の代わりに息を吹きかけてのテスト
12Vで赤は+ 黒はGND
ブローブは黄色、と赤
inara1(2019/09/27 Fri 10:07) [ 編集 ] [ 返信 ]
>ブローブは黄色と赤
正しくは黄色と黒ですが波形は分かりました。オシロスコープのプローブ設定が×10になっていないようです。正しく測定したときは、流量0のときの出力電圧は0V、流量があるときは0V〜12Vのパルス波形だと思います。
添付図のように、流量計とカウンタの間に電圧変換回路を入れればカウンタでパルス数を計数できると思います。カウント値を0にクリアするにはリセットスイッチを押します。
添付図の回路でカウントしないときは、2SC1815のコレクタ電圧の波形(Cをプローブ先端、EをプローブGNDに接続して波形観測)を添付してください(流量がある時の波形)。
motomura(2019/09/27 Fri 11:06) [ 編集 ] [ 返信 ]
>オシロスープのプローブ設定が×10になっていない
10倍にしてあります
全ての部品を整理してしまったので、また買い揃えてから報告します。
motomura(2019/09/27 Fri 14:37) [ 編集 ] [ 返信 ]
R1-10Kは黄色に接続でしょうか?
inara1(2019/09/27 Fri 14:47) [ 編集 ] [ 返信 ]
> R1-10Kは黄色に接続でしょうか?
そうです。
motomura(2019/10/01 Tue 19:11) [ 編集 ] [ 返信 ]
色々と雑用で遅くなりました。
>添付図の回路でカウントしないときは、2SC1815のコレクタ電圧の波形(Cをプローブ先端、EをプローブGNDに接続して波形観測)を添付してください(流量がある時の波形)
添付します。
-------------------------------------------------
カウンターを繋いだときに1カウントして、流量計のパルスが出てもカウントしません。
繋いだまま電源を切ったり入れたりしてもカウントしません。
一度離して再び接続すると1カウントします。
inara1(2019/10/02 Wed 03:09) [ 編集 ] [ 返信 ]
波形の上下がいつも反転しているのはなぜでしょうか。トリガもかかってないですし。
プローブGNDをトランジスタのEに接続し、プローブ先端をトランジスタのCに接続しているのならマイナスの電圧になることはありません。
プローブの先端とプローブGNDを短絡したときに0Vの表示になりますか?
電圧が分かっているもの(乾電池など)を測定したときに正しい電圧になるか確認してください。
配線がどうなっているのか写真もないので分かりませんが、まずは、オシロの波形が+電圧にならない原因を探してください。写真だけ添付して「どこが悪いのでしょうかと」いうのはやめてください。
motomura(2019/10/02 Wed 09:52) [ 編集 ] [ 返信 ]
流量計の羽が止まる位置によって、「−」になったり「+」になったりすることが判明しました。
(ホール効果センサーではこのようになるのでしょうか?)
9V電池の計測では正常でした。
inara1(2019/10/03 Thu 02:42) [ 編集 ] [ 返信 ]
回路図と実際の配線が違っているように見えます。以下の3箇所は全てつながっているはずです。
・流量計のGND(黒)
・カウンタのGND(黒)
・トランジスタのE
motomura(2019/10/03 Thu 06:27) [ 編集 ] [ 返信 ]
1KΩが違っていました。
motomura(2019/10/03 Thu 08:15) [ 編集 ] [ 返信 ]
ご心配をおかけしました。
正常に動きました。
https://youtu.be/D3CtBEnK6Kg
流量が早いとカウンターが追いつきませんので、間引きカウントが必要かと思います。
1/10くらいの間引きはできるでしょうか?
まだ、どれくらいの間引きが必要なのか測定していませんが、間引き量を変更できればありがたいです。
inara1(2019/10/04 Fri 02:14) [ 編集 ] [ 返信 ]
カウント数を間引く回路は添付図のようになります。ブレッドボードで動作確認してあります。新規部品は以下の2つです。
78L05 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-13462/
74HC393 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-08603/
motomura(2019/10/04 Fri 06:52) [ 編集 ] [ 返信 ]
ありがとうございます。
部品手配しましたので、お手数ですが基盤図をよろしくお願いいたします。
inara1(2019/10/04 Fri 07:04) [ 編集 ] [ 返信 ]
>基盤図をよろしくお願いいたします
8接点のロータリースイッチを手配しているのですか?
まず、ブレッドボードなどに組んでちゃんと動作するのか、どれくらいの間引き率がいいのかを見たうえで、8接点のロータリースイッチが必要かどうか(3段階くらいに減らしてもいいのか)判断したほうがいいと思います。
上の回路図は実体配線図のように描いてあります。複雑な回路でないので、72mm×47.5mmのユニバーサル基板
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00517/
に収まるはずです。motomuraさんのほうで配線図を書いてみてください。
motomura(2019/10/04 Fri 09:45) [ 編集 ] [ 返信 ]
ロータリースイッチは以前織機に使った物で8接点で止まるものが使えなかったのがあります。
この場合は度々回すのではないのでこれがあります。
実体配線図は作ってみます。
motomura(2019/10/06 Sun 16:52) [ 編集 ] [ 返信 ]
遅くなりましたがようやく完成して正常に作動しています。
初めての挑戦で時間がかかりましたが何とかできました。
小さくまとめる事は出来ませんでしたが丁度収まりました。
1/6で丁度いいようですが実際に水を通して見ないとわかりません。
一度決まってしまえば、動かすことはありませんので固定するようになります。
いろいろありがとうございました。
inara1(2019/10/10 Thu 08:25) [ 編集 ] [ 返信 ]
動作しましたか。こちらではブレッドボードで動作確認していますが、1秒間に10万カウント以内なら動作します。
>1/6で丁度いいようです
実物写真には6のラベルが貼ってありますが、1/6でなく1/16が正しいです。
切り替えは8回路のDIPスイッチ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00587/
を使えば、後で間引き率を変更するときに配線変更しないで済みます。ロータリースイッチよりもコンパクトです。DIPスイッチは以前の織り機でも使ったと思います。
>初めての挑戦で時間がかかりました
配線図を描くのは結構大変でしょう。
チャレンジャー(2019/10/02 Wed 20:28) [ 編集 ] [ 返信 ]
キャラクタLCDが余ってます。
キャラクタLCDを用いた回路教えてください。
PICマイコンを用いるようでしたら、.hexファイルも記載してくれればと思います。(プログラムを作成するスキルありませんが、PICに書き込む環境はあります)
時計や温度計は作成経験ありますので、それ以外のモノでお願いします。