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chy_farm(2018/07/20 Fri 11:05) [ 編集 ] [ 返信 ]

Re^2: インピーダンス測定、その他

inara1さん、お世話になります。

用途は実験用試料の簡易醗酵度判定器です(そんな装置ができるかどうか不明ですがまずやってみようと、、、)。やっていることは、先日来お願いしてる「微小電流計の変わった使い方」のつづきです。

試料は多数個の試験管の中にいろいろな種類のでんぷんを配合して入れたものです。
これらを同じ条件で醗酵させます。醗酵過程で醗酵状態に応じてキャパシタンスが変わるので、それを目安にしたい、というわけです。

試しに産業技術研究所で持っている数千万円するという東陽テクニカの英国製LCRメーターで測ってもらったら、そりゃあマア良い値が出ましたが、1試料あたりでずいぶん時間がかかってしまい、おまけに計測料金が万円代ですから、常用には無理です。

廉価版のLCRメーターで測ったらどうなのか?廉価版のを持っていないのでわかりません。水分が含まれる試料をはかるのだから擬似的にRC回路だから測れそうですが、まだ試していません。

そんなときにinara1さんの微小電流計を使ったら、発振周波数はちょっと不安定でしたけど、一応目安になる値がとれたのです。
なので、この発振周波数をもうちょっと安定化できれば、もっと実用になりそうなのです。

32kHzという値は、あちらの発振周波数が、帰還抵抗値を10Kにしたときそれくらいなので、しばらく使っていて、すでにいくつか蓄積データがあるのです。
過去2ヶ月間のデータの処理では、発振周波数のばらつきが原因(たぶん)で、outputデータがばらつきましたけれど、ばらつきの具合がランダム分布(自然分布)に近かったので、統計解析を加えるとまずまずな線形回帰ができて、一応目安にはなります。

という訳で、作りたいものは、

「導通もキャパシタンスもある試料(擬似的なRC回路)に、安定した周波数(32KHzくらい)を印加して、試料側のキャパシタンスに従って印加している周波数が変化する」
ような回路です(あまり馬鹿らしかったらお笑いください)。
波形は正弦波で出力はp-pで1V〜2Vくらい、周波数範囲は基本的にはキャリブレーション用に±5kHsも有ればよいのですが、欲張ってよいのなら±25kHz有ったりしたらもっと良いです。
ハートレー回路はコンデンサで可変できて、コルピッツのように高周波用でないところが良いので、ハートレーで試したらどうかなぁ、、、と考えるようになりました。

出力端子から正弦波をボルテージフォロアーで試料に印加したって、このままでは周波数は変化しませんよねぇ、、、
なにか上手い方法は無いでしょうか?