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daruma(2018/09/16 Sun 12:04) [ 編集 ] [ 返信 ]

Re^40: 秋月のオシロスコープキットDSO138の改造

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基板に罪はありませんでした。
再製作したものも同じ症状、しかも、C7の容量を変えても変化が無いどころかC7を付けていなくても同じなことに気がつきました。
基板ではないとなると、スイッチの延長くらいしか思い当たるところはありません。SEN1スイッチが波形の乱れに大きく影響するようですから、そこの基板側ソケットとパネルスイッチハンダ付けを調べてみました。
基板のSEN1に立てたヘッダピンの8番がソケットと導通していませんでした。ハンダ付けに問題は無かったのですが、ピンとソケット内接点がきちんと接触していませんでした。2mmのヘッダとソケットは2.54mmのものに比べて細くて小さいので、こんなことが起こりやすいのかもしれません。

ソケットを付け直すと、C7の変更にもC4,C6の調整にも反応するようになりました。
C7をいろいろ変更してみて、330+33や220+220pFでは角が取りきれない、470pFではナマる、330+100pF+60pFトリマでも似たようなもので、470pFに落ち着きました。
オシロ内蔵のテスト信号で、写真の程度まで追い込むことができました。発振器の信号を入れてみると、もう少し角が出ますが、本物のオシロではいずれの場合もきれいな矩形波です。
細かな乱れは、信号経路の配線を整えるといくらか改善するものでしょうか。
C7の丸ピンソケットは、何度も抜き差ししているうちに緩くなってしまいました。470pFに決定で直付けしようかソケットにしておこうかためらっています。
今は基板が宙に浮いていますが、そのあたりを整理してシャーシに固定するといくらかよくなるかなとも思います。