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daruma(2020/03/03 Tue 12:59) [ 編集 ] [ 返信 ]

Re^57: 電池交換無しにLED

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結果から書きます。失敗終了となりました。

致命的なのは、ヒビが入ってしまったことです。これでは水漏れするのでお湯に入れられません。
第二に、樹脂が見こみの倍量入ってしまいました。削って仕上げるので肉厚にしたからでもありますが、部品面の凸凹部分を小さく見積もりすぎたようです。ずっしり重くて、これでは水に浮きません。
ヒビの無い側を50℃のお湯につけてみましたが、何分待ってもスタートしません。真横から見るとセンサーは表面から2mmくらい奥です。

このあとまわりを耐水ペーパーとコンパウンドで仕上げる予定でしたが、ここで撃沈です。

樹脂を初めて使ったので、そのことについて以下覚え書きとします。

樹脂の選定
趣味工芸で使われるレジンは「エポキシレジン」と「UV硬化レジン」ですが、エポキシは先述の40℃超えると柔らかくなってしまう点で却下。UV硬化レジンはUVのLEDの光が届かないと硬化しないので厚い造形には使えないことがわかりました。
そこで、一般的な意味での他のレジンを検討し、「不飽和ポリエステル樹脂」
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N7BG4T5/ref=psdc_2189380051_t1_B01M7ZTONB
にしました。使い勝手良く硬化後の質感もよかったのですが、硬化時に収縮するので、型をがっちり作ったせいでヒビが入ったと思われます。硬化完了後はお湯につけても融けたり軟化したりはありませんでした。

型材の選定
シリコーンで型を起こすのが一般的なようですが、ただの箱形を作るのに型用の型(雄型雌型)を作って流し込むのは手間もコストもかかりすぎなのでプラスチック板で箱を作ることにしました。材質によって融けたり変質したりしないものをと検討して、結局ポリプロピレンにしました。100均の0.75mm厚のシートを使い、ビーカーやかき混ぜ棒もすべてポリプロピレンにしました。
シートを各面ごとに切りテープで貼り合せて箱形にしました。直角が崩れないようにL形の枠で囲んだのが敗因でした。むしろ縮んだ分へこんでくれればヒビは入らなかったと思います。

仕上がり
注型はあわてずゆっくりでだいじょうぶ。1時間ほどである程度硬化、一晩たつとカチカチになっていました。型材が平滑だったので表面もツルツルに仕上がり、形の修正が不要なら磨き工程は無くてもいいくらいです。今回の計画ではこのあと耐水ペーパーで研いで平面出しをしてコンパウンドで磨く予定でした。
比重は不明ですがズッシリ感があって、クリスタルガラスの灰皿みたいです。

というわけで、レジン封入で外部温度がセンサーに伝わるのは困難なことがわかり、また、浮かぶためには空洞をもっと大きく取ってレジン層を薄くしてかなり大きな形(レンガくらい?)にしなければならなそうなことが明らかになったので、このネタは残念ながらこれにて終了としたいと思います。

inara1さん、回路設計と動作チェックにご指導といつものようにお世話になりました。ありがとうございます。

「レジンで封入」ネタ自体は手ごたえがあり、別な迫り方でまた挑戦したいと思います。

空気室の壁材について追記します。
2枚の基板に挟まれた空間を囲って空気室にするのに、薄い塩ビミラー板は融けたりしないことが確かめられたのでそれを使いました。以前万華鏡を作ったときの残りが役に立ちました。接合部はエポキシ接着剤で隙間なく貼りました。